競馬好きならば、一回は夢見る馬主。
しかし、個人馬主は大金持ちしかできないイメージがあります。
個人馬主の人は一体、いくら年間に払っているのでしょうか?
本日は馬主の費用が年間どれくらいかかるのかを説明します。
馬主になる条件
まず、JRAの個人馬主になるためにはいくつかの条件があります。
その条件を貼りますと、
個人馬主は今後も継続して得られる見込みのある所得金額(収入金額ではない)が過去2ヵ年ともに1700万円以上、所有資産が7500万円以上あること。
要するに、年収が1700万以上あって、資産が7500万以上あることが条件になります。
庶民にとってはかなり厳しい条件となっています。
一方、一口馬主は所得の条件はありません。
やはり普通の人ならば、一口馬主はかなりオススメと言えるでしょう。
馬主にかかる年間費用(維持費)
そして、年間かかる費用ですが、
馬を持つためには
馬代+維持費
が必要となります。
馬代は勿論、ピンキリですが、高い馬だと何億もする馬もいます。
参考までに今年に開催されたセレクトセールを見てみましょう。
平均価格(税別):37,468,203円(牡43,546,429円、牝26,416,883円)
中間価格(税別):25,000,000円
最高価格(税別)260,000,000円(No.107-オーサムフェザーの2015、byディープインパクト)
やはり、セレクトセールは血統のいい馬たちが集まるので、値段が高くなりがちです。
大体これを見る限り、2000~3000万円が相場だと言えそうです。
では、HBAサマーセールという少し格の落ちるセールではどうでしょうか?
平均価格(税別):4,617,391円(牡5,489,693円、牝3,477,650円)
中間価格(税別):3,750,000円
最高価格(税別):27,000,000円-No.325-アグネスワルツ27(byルーラーシップ)&No.1106-プリティジョディーの2015(byルーラーシップ)。
このセールでは大体400~500万が相場だと言えそうです。
良血が欲しいのかそうではないのかで、値段はかなり変わってきそうですが、平均すると1000万ぐらいが目安ではないでしょうか。
そして、もう一つ必要な経費は維持費です。
例えば1歳馬を購入すると、2歳のデビューまで毎月維持費がかかります。
勿論、デビューしてからも預託料としてお金がかかってきます。
その維持費は大体月60万円と言われています。
個人馬主ならば、毎月払わなければいけません。
しかも1頭だけ持っている人は少ないです。
大体10頭ほど持っている人が多いので、月600万円ほどかかっている計算になっています。
とても庶民にはできないです。
その分、一口馬主ならば、最低でも40口で分けるので月15000円以上かかることはありません。
まとめ
個人馬主のハードルは一般人には少しハードルが高いかもしれませんが、今すぐにでも馬主を体験してみたい!という方には一口馬主をおすすめします。
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