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【2016年9月17日中山・阪神新馬戦予想】血統と調教から見る注目馬紹介

 

9月17(土) 中山芝1800m

 

サンティール

(牝、父ハービンジャー、母サンヴィクトワール、美浦・鹿戸雄一厩舎) 

 

母サンヴィクトワールはエルフィンSの勝ち馬。

 

祖母ヴィクトリーバンクはマーメイドSGⅢ2着など5勝しており、叔父に京都新聞杯GⅡやステイヤーズSGⅡで2着したユニバーサルバンクがいる血統。

 

一週前追い切りではオープン馬スマートオリオンと併せて併入と、乗り込みも上々のようです。

 

ジョッキーは北村宏司騎手です。

 

 

サーブルノワール

(牡、父ブラックタイド、母マイネナデシコ、美浦・小島太厩舎)

 

母マイネナデシコは長距離で2勝。

 

叔母に地方27勝のコウセイユキムスメ、叔父に地方10勝のテイエムルパンがいますが、中央での活躍馬はなかなか出てこない血統です。

 

母も叔父・叔母も初勝利までにかなり時間を要してますので晩成タイプかもしれませんが、調教で変わり身が見えてきているとの事で、強力なメンバーのいないここは一発のチャンスがありそうです。

 

ジョッキーは蛯名騎手です。

 

 

ウィンガーランド

(牝、父ステイゴールド、母エアジャメヴー、美浦・菅原泰夫厩舎)

 

母はエアデジャヴーの仔になりますので、エアシェイディ(AJCC)、エアメサイア(秋華賞)、エアスピネル(デイリー杯2歳S)などエア軍団が近親にゾロリといますので、血統的に走る下地は充分にあります。

 

エアエアシャカール(皐月賞・菊花賞)、エアソミュール(毎日王冠)とも繋がりがありますので、ここは期待大です。

 

ジョッキーはLオールプレス騎手です。

 

 

9月17日(土) 中山芝1200m

  

ルールオブグレイス

(牝、父タートルボウル、母エレガントマナー、美浦・武井亮厩舎)

 

兄リーガルプレゼンスはダートで圧倒的に2連勝しましたが故障のため引退。

 

祖祖母がバレークイーンですので、フサイチコンコルド・ヴィクトリー・アンライバルドのGⅠ馬に、リンカーン・ボーンキング・アンブロワーズの重賞ウイナーが近親にいる良血です。

 

ジョッキーは武井騎手です。

 

 

ミッキークルソラ

(牝、父ダイワメジャー、母クルソラ、美浦・菊沢隆徳厩舎)

  

姉にエルフィンS勝ちで桜花賞2着・オークス3着のクルミナル、兄に準オープン・オープン連勝中のピオネロがいる血統。

 

母クルソラはアルゼンチンのGⅠを2勝している馬で、非常に活力のある血統です。

 

アルゼンチン産といえばサトノダイヤモンドの母。

 

マカヒキの祖母など、近年のトレンドでもあり、活躍が期待されます。

 

ジョッキーは横山典弘騎手です。

 

 

9月17(土) 阪神芝1400m

 

キャラバン

(牝、父ダイワメジャー、母バランセラ、栗東・石坂正忠舎)

 

5代までクロスのないアウトブリード血統で、一つ上の姉がオークス3着で先週の紫苑SGⅢを圧勝したビッシュという旬な血統。

 

馬場幸夫オーナー×石坂調教師の馬はベストウォーリア・モーニン・バンドワゴンなど重賞級がズラリといますので、この馬にかかる期待も大きいです。

 

ジョッキーは浜中騎手です。

  

 

スリーソードシチー

(牡、父デュランダル、母スリーキュート、栗東・北出成人厩舎)

  

アウトブリード血統で、デュランダルのラストクロップ。

 

母スリーキュートは芝短距離で3勝しています。

 

近親にはスプリングSG Ⅱ2着のフライトスズカがいるくらいですが、牝系は母・祖母とアウトブリードの配合ですので丈夫に走ってくれそうです。

 

ジョッキーは幸英明騎手です。

 

 

9月17日(土) 阪神ダ1800m

 

ダノンクライム

(牡、父ヴィクトワールピサ、母シェルズレイ、栗東・矢作芳人厩舎)

 

母シェルズレイはローズSGⅡ・チューリップ賞GⅢとトライアルを共に2着した馬で、その兄ダブルティンパニーもオープン馬。

 

本馬の兄にホープフルSGⅢ勝ちのシャイニングレイ、叔父にNHKマイルCGⅠ2着でダービー3着のブラックシェルがいますので、血統的には申し分ない馬です。

 

ジョッキーは松山騎手です。

  

 

フリーダムベル

(牡、父ヴィクトワールピサ、母カメリアローズ、栗東・池添学厩舎)

 

母カメリアローズは4勝。

 

2戦目の新馬を勝ち、暮れのフェアリーSGⅢでは1番人気(4着)になったほどで、2歳戦から走りました。

 

半兄にデイリー杯2歳SGⅡ2着で現役のダローネガがいます。

 

牝系を辿ると種牡馬トライバルチーフの名前も出てきますが、近親は地方で勝利している馬が多いので、ダート戦は良いのではないでしょうか。

 

 

ヴォカツィオーネ

(牝、父カジノドライブ、母アントワープ、栗東・田所秀孝厩舎)

 

父カジノドライブはダートの新馬戦を圧勝してアメリカで走った馬。

 

日本でもフェブラリーSGⅠ2着がありダートで底を見せずに引退した感があり、仔には期待したいです。

 

近親にはスプリンターズSGⅠなど重賞4勝のビリーヴや安田記念3着のファリダットがおり血統背景も十分です。

 

ジョッキーは三ツ谷隼人騎手です。

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