競馬新聞やスポーツ新聞・競馬面の馬柱に「◎」「○」「▲」などの記号、マークのようなものが掲載されていますよね。
これらの印にはどんな意味があるのでしょう？
ここでは、◎、○、▲など馬柱に掲載されている印の意味のほか、印からどのようにして馬券を組み立てれば良いのか、を分かりやすく解説していきます！
競馬予想の印の意味
◎（本命）
1着になる確率が最も高い、あるいは、間違いなく馬券圏内の3着以内に入る、と考えている馬に打つ印です。
基本的には、◎を打った馬を馬券の軸にします。
よって、◎の馬が最悪でも3着以内に入ってくれなければ、馬券を的中させる事ができません。
○（対抗）
◎に次いで、2番目に好走する確率が高い、と考えている馬に打つ印です。
◎の馬に勝つ可能性もある、と考えて印を打つケースもあれば、3連複や3連単などの馬券を買う場合に◎の馬と一緒に2頭軸を組む、というケースもあります。
▲（単穴）
3番目に好走する確率が高い、と考えている馬に打つ印です。
本命党の競馬記者は、▲に人気薄の馬を指名する事が多いですから、穴馬を探したい！という方は▲の印に注目してください。
△（連下）
1着は無いかもしれないけれど、3着以内に入る可能性がある、と考えている馬に打つ印です。
◎・○・▲の印は、1レースにつき1頭の馬にしか打てませんが、△は1レースで何頭も打つ事ができます。
いわゆる「押さえ」という扱いになっていて、好走する確率は低いものの、念のために買っておいた方が良い、と考えている馬に打つ事がほとんどです。
競馬新聞の中には、「×」の印を△と同じ扱いにしているケースや、△よりも1段階下の評価にしているケースがありますので、十分注意してください。
新聞ごとにオリジナルの印も！
上に挙げた印以外にも、「☆」や「★」「注」など、新聞ごとにオリジナルの印を採用している場合があります。
いずれの印も◎や○以上の評価になる事はありませんが、予想をつけた競馬記者がおすすめしたい！という馬に打たれる印ですので、注目しておいて損はありません。
オリジナルの印に関しては、各新聞に必ず印の説明が記載されていますので、オリジナルの印がどの順位になっているのかを事前にチェックしておいてください。
印からの馬券の組み立て方を解説！
馬券の中で一番売り上げが多い3連単にしぼって、印から馬券の組み立て方を解説していきます！
◎が絶対に勝つ！と考えた場合
フォーメーションで◎の馬を1着に固定し、2着と3着に他の印の馬を配置しましょう。
◎と○がワンツーフィニッシュになる！と考えた場合
フォーメーションで◎と○を1着と2着にそれぞれ固定して、3着に▲と△を配置しましょう。
印の馬が3着以内を独占すると考えた場合
◎は4着以下に負けてしまうかもしれないけれど、他の印の馬たちだけで3着以内を独占するのでは？と考えた時は、ボックス馬券で勝負しましょう。
例えば、◎・○・▲がそれぞれ1頭ずつで、△の馬が2頭だった、とすると、計5頭のボックスになりますので、買い目の点数は60点になります。
買う頭数が増えれば増えるほど、点数が多くなってしまいますので、ボックス馬券で勝負する時は、印の上限を6頭（計120点）にするようにしましょう。
まとめ
ここまで、競馬新聞の印の見方とそれに応じたおすすめの買い方を紹介してきました。
印の見方が分かれば、競馬新聞を一目みてどの馬が人気か、そうでないのかが分かるようになります。
もちろん人気だからという理由だけで選ぶのではなく、自分が予想の根拠を持って選べるようになるといいですね。
競馬新聞はもちろん予想印だけでなく、他にもたくさんの情報が載っています。
競馬新聞の見方を知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
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