東京都港区に本社を構えるスポーツ報知。
新聞社の中で最多の売り上げを誇る読売新聞グループから全国各地に発売されるスポーツ新聞です。
値段は1部140円。
中部エリアで発売される新聞に限り、1部130円となっています。
月極の値段は全国均一で3,355円です。
他のスポーツ新聞よりも、プロ野球チーム・読売ジャイアンツの話題が豊富で、監督・コーチ・選手などのコメントも多数掲載されている事から、読売ジャイアンツファン必見のスポーツ新聞として、広く認識されていますよね。
スポーツ報知の紙面はプロ野球以外のジャンルへの評価も高く、競馬を含む公営競技への取材にも力を注いでいます。
スポーツ報知の記事の大半は、東京本社がまとめているのですが、関東の競馬については東京版で、関西の競馬については大阪版で、というように、競馬欄だけはそれぞれのエリアの担当記者たちが独自の紙面を作り上げています。
初心者必見!スポーツ報知の特徴や見方は?
スポーツ報知の競馬欄の特徴は、馬柱が着順別に色分けされているところです。
馬券の予想をする時に、これまでの着順をチェックする方がほとんどだと思いますので、着順ごとに違う色で示してくれるのは本当にありがたいですよね。
また、調教師や調教助手など関係者のコメントや、各出走馬の最終追い切りの時計も見やすく構成されていますし、スポーツ報知オリジナルの指数で予想するコーナーもあります。
競馬ファン目線で紙面の構成をしているところがスポーツ報知競馬欄の最大の魅力ですので、これから競馬を始めてみよう!という競馬初心者の方はスポーツ報知を競馬のお供にするのがベストだと思います。
週末の競馬開催時はもちろん、JRAの競馬が開催されない平日にもタメになる情報がたくさん掲載されるのもスポーツ報知競馬欄の特徴です。
平日のうちにレースの情報をしっかり集めておく事も馬券を的中させるためには欠かせない事だと思いますので、週末だけではなく、平日のスポーツ報知競馬欄にもどうぞご期待ください。
「競馬実況の神様」杉本清の穴予想が当たる!?
スポーツ報知競馬欄で根強い人気を集めているのが、「競馬実況の神様」こと杉本清さんの予想コラムです。
杉本清さんは穴予想で知られていますが、2016年・宝塚記念の予想は会心でした。
本命のマリアライトが8番人気という低評価ながら、見事1着!
ドゥラメンテやキタサンブラック、といった牡馬のスターホースが集結した中で、地力不足が懸念されていた牝馬・マリアライトに敢然と◎を打つのはさすがですよね。
長年競馬界と関わってきた杉本清さんの予想にも注目してください!
スポーツ報知おすすめの競馬記者を紹介
スポーツ報知で活躍している競馬記者の中から、特に予想力が高いおすすめの記者を4名ご紹介します。
和田伊久磨
京都競馬や阪神競馬など、関西圏のレースの本紙予想を担当している和田伊久磨記者。
2008年4月から2011年3月まで毎週日曜日の朝に放送されていたMBSラジオの競馬番組『競馬モーニング!』にも出演していました。
2016年の秋華賞(G1)では大本命と目されていたシンハライトが左前浅屈腱炎のため戦線離脱し、大混戦となったのですが、3番人気のヴィブロスを本命に抜擢!
大本命の馬が急にいなくなった時の予想は本当に難しいものです。
しかし、和田伊久磨記者はヴィブロスが持つ潜在能力をしっかりと見抜き三連単95,520円の馬券を見事的中させました。
本紙予想を担当していますが、予想スタンスは中穴狙い。
堅実な予想をしない本紙予想担当者はそこまで多くありませんから、穴党の皆さんにとって和田伊久磨記者はとても貴重な存在となっています。
小宮栄一
ラジオ日本・競馬実況中継の土曜日第1部後半で解説を担当しているベテラントラックマンの小宮栄一記者。
関西本紙予想担当の和田伊久磨記者と同じく、予想スタンスは中穴狙い。
的中率よりも回収率を向上させることを第一に考えた予想を展開しています。
小宮栄一記者は馬のデキの良し悪しを予想の材料としていて、調教で急に動きが良くなった馬や、馬体重が増えて成長してきた馬を予想の軸に据えることが多くなっています。
山本武志
スポーツ報知・関西担当記者の看板トラックマンとして大活躍している山本武志記者。
「ヤマタケ」という愛称で競馬ファンから親しまれています。
山本武志記者は競馬界きってのPOG通として知られていて、ネット上で展開しているブログ「現場発!POGブログ」の関西版の編集を担当しています。
「現場発!POGブログ」は無料で閲覧可能ですし、POGの有力馬に関する情報を逐一報告してくれますので、POGファンの皆さんは必ずチェックするようにしましょう。
大上賢一郎
BS11・競馬中継のスタジオ解説を担当している大上賢一郎記者。
メディアに露出する機会が多い方ですから、スポーツ報知の中で最も知名度の高いトラックマンだといえるかもしれません。
2016年10月からは「大上賢一郎の穴があったら・・・狙いたい」という馬券予想ブログを展開中。
個性派が多いスポーツ報知のトラックマンの中では比較的標準な予想をしていて、堅い決着となった2016年の有馬記念(G1)を◎△▲できっちり的中させています。
まとめ
馬柱が着順別に色分けされるなど、競馬初心者の方でも見やすい紙面構成をしているスポーツ報知。
競馬界の大御所である杉本清さんの予想はもちろん、関西本紙担当の和田伊久磨記者など、確かな予想力を持つトラックマンが勢ぞろいしているスポーツ報知の紙面にどうぞご期待ください。