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【NHKマイルカップ2016】過去10年の結果とレース傾向

 

過去10年のNHKマイルカップの勝ち馬

 

開催年

人気 優勝馬
2015年 3番人気 クラリティスカイ
2014年 1番人気 ミッキーアイル
2013年 10番人気 マイネルホウオウ
2012年 1番人気 カレンブテックヒル
2011年 1番人気 グランプリボス
2010年 1番人気 ダノンシャンティ
2009年 10番人気 ジョーカプチーノ
2008年 1番人気 ディープスカイ
2007年 17番人気 ピンクカメオ
2006年 3番人気 ロジック


1番人気が5勝と勝率5割の成績を残しています。

 

また、人気別の着順は、

 

人気 着順(1着-2着-3着-4着)
1番人気 (5-1-0-4)
2番人気 (0-1-1-8)
3番人気 (2-2-1-5)
4番人気 (0-1-1-8)
5番人気 (0-2-0-8)
6番人気 (0-1-1-8)
7番人気~9番人気 (0-1-1-28)
10番人気 (3-1-5-81)

 

となっており、1番人気と3番人気の馬が好走しているのに対して、2番人気、4番人気が共に2着2回、3着2回の成績と振るわない成績となっています。

 

一方、10番人気以下で好走した馬は、

 

開催年 着順 馬名 人気
2014年 2着 タガノブルグ 17番人気
2014年 3着 キングズオブザサン 12番人気
2013年 1着 マイネルホウオウ 10番人気
2012年 3着 クラレント 15番人気
2009年 1着 ジョーカプチーノ 10番人気
2009年 3着 グランプリエンゼル 13番人気
2008年 3着 ダノンゴーゴー 14番人気
2007年 1着 ピンクカメオ 17番人気
2007年 3着 ムラマサノヨートー 18番人気

 

と波乱含みのレースと言えるのではないでしょうか。

 

過去10年のレース傾向

 

続いて、過去10年のレース傾向を分析します。

 

2015年は、先行したクラリティスカイとアルビアーノが残る展開であり、差し・追い込み馬に苦しい展開でした。

上り最速のミュゼスルタンとアヴニールマルシェが3着、4着に好走していることを考えれば、スローペースでも直線の長い東京コースだけに全く追い込み馬が届かない展開にはなりにくいかもしれません。

ただ、長く持続的な脚が使える馬が有利なのは、間違いないでしょう。

 

2014年は、逃げたミッキーアイルが逃げ残り、7番手から差したタガノブルグが2着に食い込んでいます。

ミッキーアイルは、稀代の快速馬。

3歳限定のここでは、能力が桁違いであり、展開に左右されない強さがありました。

 

2013年は、14番手から追い込んだ人気薄のマイネルホウオウが1着、2着も10番手から追い込んだ人気薄のインパルスヒーローであり、ハイペースで逃げ・先行馬が崩れたレースでした。タイムも1分32秒7と好タイムを叩き出しており、逃げ・先行馬には苦しい展開でした。

 

一方、2012年は、カレンブラックヒルが1分34秒5で逃げ切っており、良馬場で1分34秒台の決着であれば、逃げ馬が断然有利になりそうです。

 

2011年は、先行したグランプリボスが1分32秒2で制しており、2010年は16番手から追い込んだダノンシャンティが1分31秒4の恐ろしい時計で勝利しています。

この2頭は、ミッキーアイルと同様、能力が抜けていました。

 

2009年は、先行したジョーカプチーノが1分32秒4の高時計で制しており、2着も同じく先行したレッドスパーダが残っています。

先行馬で能力がある馬は、大崩れしにくいことを証明しているレースと言えるのではないでしょうか。

 

2008年は、後の日本ダービー馬となるディープスカイが11番手から追い込んで制しています。

直線では、5番手から差し込んだブラックシェルが2着であることを考えると、地力のある馬が勝利したレースでした。

 

2007年は、14番手から追い込んだ人気薄のピンクカメオが制しています。

先行して2着に残ったローレルゲレイロ以外は、先行馬が総崩れであることを考えると、先行馬に苦しい展開だったのかもしれません。

 

2006年は、10番手から追い込んだロジックが制しています。

2着には先行したファイングレインが残っていますが、ハイペースの中、よく踏ん張ったと言えるレースでした。

 

過去10年のレース傾向を分析すると、地力のある先行馬は必ず押さえる必要があります。

 

また、前半のペースが速くなりそうなら、人気薄の追い込み馬を狙ってみるのも面白いかもしれません。

 

 

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