出典:wikipedia
浜中俊騎手(栗東・フリー)は、福岡県出身で現在27歳のジョッキーです。
浜中騎手というと、イケメンジョッキーとしての人気も高く、実績も着実に積んでいることから、まさに名実ともに充実のジョッキーといえるでしょう。
浜中騎手の同期には藤岡康太騎手や丸田恭介騎手がいますので、なかなか華がある世代という気がします。
浜中騎手は現在リーディングの16位(40勝)ということで、過去にリーディングジョッキーに輝いていることを考えると少々物足りない成績とは言えると思います。
しかし、今年は落馬による負傷休養の時間が長かったので、まずまず及第点かな、という成績ではあるでしょう。
浜中騎手の得意な条件、コース、展開、騎乗スタイルなど
浜中騎手は、若手の中ではずば抜けた成績であることから、乗る馬質にも恵まれているところは正直あります。
それだけに、やはり豪快な差し・追い込みを武器とする強靭な脚力を持った馬に乗らせると、非常にうまいという印象があります。
これは中堅~ベテランのトップジョッキーの多くに共通する特徴といえます。
また、地元福岡ということで、小倉競馬場では非常にうまく乗る印象もありますので、開催期間はそこまで長くはありませんが、浜中騎手が小倉に参戦したときには要注意ということになります。
また、浜中騎手はトップジョッキーの仲間入りをすでに果たしているとはいえ、穴馬もしっかり持ってくることができるという点で、素晴らしい技術があるといえます。
今年の函館記念のケイティープライド(13人気2着)などは、小倉で見せるうまさを感じさせる騎乗でした。
現在までのレース成績
浜中騎手は、ジョッキーとしてすでに輝かしい成績を残しているといえます。
やはり2012年に24歳にして獲得したリーディングジョッキーのタイトルは、本人にとっても大きな自信になったことでしょう。
ある意味、このタイトルで将来は約束されたようなものですから、ジョッキーとしては非常に大きなタイトルでした。
GⅠでの活躍も目覚ましいものがあります。
2009年の菊花賞(スリーロールス)、2013年フェブラリーS(グレープブランデー)、そして2014年の年NHKマイルC(ミッキーアイル)、ショウナンパンドラ(秋華賞)、2015年はオークス、秋華賞(ミッキークイーン)、天皇賞秋(ラブリーデイ)と、まさにトップジョッキーとして恥ずかしくない成績を残しています。
この他にもGⅡ、GⅢを多数勝利しています。
次走予定
トップジョッキーだけに、GⅠではいろいろと騎乗依頼が入るものと思われ、この秋も浜中騎手には大きな期待がかかることになりますが、今年はケガの影響もあって、イマイチ重賞の勝ち鞍も多くありません。
ただ、先週の小倉2歳Sでぶっちぎりの優勝を果たしたレーヌミノルとのコンビは非常に楽しみです。
浜中騎手自身もこのレーヌミノルのことは大絶賛していたということですから、人馬ともに無事にレースを走ってもらいたいという気持ちは大きいです。