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2016北九州記念を斤量差から徹底分析!ハンデ戦の予想法も紹介

ベルカントの写真

出典:http://photozou.jp/photo/photo_only/3114681/231022468?size=624

 

北九州記念の斤量差を徹底分析!

 

斤量差が1kgあるごとに1馬身(0.2秒)差がつく、といわれています。

競馬はコンマ何秒の差を争いますから、たった1kgの差が勝負の行方を大きく左右します。

 

ここでは、出走馬の中で斤量差があるレースの具体例を示して、その後、ためになる予想法をご紹介します!

 

取り上げる具体例は、2016年8月21日(日)に小倉競馬場で行われたハンデ重賞・北九州記念(G3)です。

 

まずは、北九州記念の出馬表をご覧いただきましょう。

馬番

馬名

斤量

1番

ラインスピリット

55kg

2番

ヤマニンプチガトー

51kg

3番

ローズミラクル

54kg

4番

ベルルミエール

53kg

5番

ベルカント

56kg

6番

メイショウライナー

54kg

7番

マイネルエテルネル

54kg

8番

オウノミチ

54kg

9番

バクシンテイオー

54kg

10番

フルールシチー

50kg

11番

プリンセスムーン

54kg

12番

ジャストドゥイング

54kg

13番

ラヴァーズポイント

51kg

※10番・フルールシチーは出走取消

 

最も重い斤量がベルカントの56kg。

 

逆に、最も軽い斤量がヤマニンプチガトーとラヴァーズポイントの51kgですので、5kgの斤量差がありました。

 

最大で5kgの斤量差があった北九州記念の結果を見ていきましょう。

 

着順

馬名

斤量

1着

バクシンテイオー

54kg

2着

ベルカント

56kg

3着

オウノミチ

54kg

4着

ジャストドゥイング

54kg

5着

ベルルミエール

53kg

6着

プリンセスムーン

54kg

7着

メイショウライナー

54kg

8着

ヤマニンプチガトー

51kg

9着

マイネルエテルネル

54kg

10着

ローズミラクル

54kg

11着

ラヴァーズポイント

51kg

12着

ラインスピリット

55kg

取消

フルールシチー

50kg

 

1着・バクシンテイオーと2着・ベルカントとの斤量差は2kg。

 

レースは1馬身差でバクシンテイオーが勝ったのですが、もしバクシンテイオーとベルカントの斤量が同じだったのであれば、ベルカントの方が勝っていた、といえるでしょうね。

 

 

斤量差があるレースでの予想法

ここからは、斤量差があるレースで使える予想法をご紹介します!

 

斤量が重い=実績上位

 

ここでは具体例としてハンデ戦を取り上げましたが、別定であっても実績が上位でなければ斤量が重くなる事はありません。

 

「斤量が重いから凡退するだろう…」と決めつけるのではなく、斤量が重い馬は実力があるのですから、安易に軽視してしまうのは危険です。

 

 

軽い斤量=実力がない

 

具体例として挙げた北九州記念では、トップハンデのベルカントが2着に入った一方、最も軽い斤量だったはずのヤマニンプチガトーとラヴァーズポイントは、3着以内に入る事ができませんでした。

 

「ハンデ戦は軽い斤量の馬から狙え!」とよくいわれますが、斤量の軽い馬は実績が乏しく実力もない事が大半です。

 

軽い斤量の馬は「1kg差=1馬身差」の斤量差の基本からいうと、レースでは優位な立場にいるはずなのですが、良い結果を出すのは難しい状況です。

 

もちろん、51kgや52kgという軽い斤量で優勝する馬もいますが、条件戦を連勝していたり、前走で大きな不利を受けて大敗していたり、と好走する要因を隠し持っている馬がほとんど。

 

軽い斤量の馬には馬券的妙味があって、誘惑されてしまいますが、軽い斤量の馬が下剋上を起こす可能性はきわめて低い、という事を頭の中に入れておいてください。

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