夏の小倉開催のオーラスを飾る重賞で、基本的に毎年現地で観戦している思い入れの深いレースです(今年は行けそうにありませんが……)。
基本的に固い決着が多いですが、一昨年は15番人気のオーミアリスが勝ったように、ビックリするような大穴馬が勝ち切ることがあるのも小倉1200mの特徴です。
今年もそのような馬をしっかり探し出して、的中に繋げたいところですね。
それでは予想に入りたいと思います。
レース予想
◎ ④レーヌミノル
○ ⑧オールポッシブル
▲ ②ダイイチターミナル
△ ⑬キョウヘイ
△ ⑥シゲルベンガルトラ
◎ ④レーヌミノル
デビュー戦では抜群の二の脚でハナに立つも他馬が行くと落ち着いて3番手に控え、抜群の手応えで4コーナーを回るとほぼ持ったまま2着馬に並びかけ、ムチ一発でアッサリ交わすとG前は流す余裕を見せての楽勝でした。
とにかくレースセンスが抜群で、騎手の指示にも従順に反応する完成度の高さもまるで古馬のようで、デビュー戦ながら全く非の打ち所のないレースでした。
タイムも最後抑えていた分まだ十分詰まりそうで、パワー型のダイワメジャー産駒だけに荒れ馬場もおそらく問題ないでしょう。
このレースを得意としている浜中騎手と共に強いレースを期待します。
○ ⑧オールポッシブル
デビュー戦は五分のスタートから道中馬群の中を落ち着いて追走し、直線やや荒れ気味の内を突いて2着馬との叩き合いに持ち込むと、これをキッチリ制しての完勝でした。
非常に落ち着いたレース振りで、気性面の不安がないのは2歳戦において大きな武器でしょう。
またパワーのいる中京の馬場で勝ったことから、馬場の痛みが目立つ小倉コースでも全く問題なく、このレースと相性の良いダイワメジャー産駒であるのも好材料です。
印上は対抗にしましたが、限りなく本命に近い評価をしたいと思います。
▲ ②ダイイチターミナル
馬番が2番だけど第一ターミナル。
すみません、言いたかっただけです(笑)。
冗談はさておき、前走は二の脚速く2番手に付け、4コーナーで早くも先頭に立つと坂を上がってから一気に後続を突き放す圧勝でした。
デビュー戦は1400mで好走しているのでスタミナ面でも不安はなく、しっかり中5週開けてこのレースに臨んできたのも好印象です。
血統や騎手からそこまで人気はありませんが、荒れ始めてきた馬場さえ克服できれば十分勝ち負けのチャンスはあるでしょう。
△ ⑬キョウヘイ
今まさに旬とも言えるリーチザクラウン産駒で、前走は道中馬群の中を苦にせず追走し、4コーナーで口向きの悪さを見せながらも、直線仕掛けられると一気に加速して余裕十分に2着馬を捉えての完勝でした。
騎手の指示に対する反応が素晴らしく、馬群を苦にしないのも混戦になりやすいこのレースでは大きいと思います。
外伸びの馬場になってきているので外枠を引けたのも好材料で、気性の悪さを出さなければ好勝負必至でしょう。
△ ⑥シゲルベンガルトラ
デビューから2戦G前甘くなるレースが続きましたが、前走はやや追っ付けたスタートから終始好位のインを追走し、手応え十分に直線最内を突くと一追いごとに鋭く伸びての完勝でした。
開幕週で絶好の馬場状態だったのは確かですが、勝ちタイムも今回のメンバーでは1番で、同じだけ走れれば上位人気陣相手にも好勝負は可能でしょう。
重馬場実績があるのも今の荒れ馬場においては非常に有利で、キャリアの豊富さを活かして大駆けを期待します。
重賞好走馬やOP特別勝ち馬もいますが、今回の本命、対抗にはそれ以上のインパクトを感じたため、上のような予想となりました。
奇しくも2頭ともダイワメジャー産駒の牝馬となりましたが、過去の好走馬同様に好レースを期待したいところですね。
買い目
3連複 ◎4、○8 → ▲2、△13、△16 各300円
3連単 ◎4、○8 → ◎4、○8 → ▲2、△13、△16 各200円
計2,100円