小倉コースと違って、追い込み決着が続いたかと思えば行った行ったの決着もあるように、非常に展開と馬場状態が読み辛くどちらかと言えば苦手な重賞です(というか、新潟コース自体苦手です(笑))。
しかし今年はサマーチャンピオンを目指して福島、函館、小倉から3頭の勝ち馬が集まり、レベルの高いレースが見れそうで楽しみですね。
ローカル最後の重賞をしっかり当てて、夏競馬を締めくくりたいところですね。
それでは予想に入りたいと思います。
レース予想
◎ ⑦ファントムライト
前走の函館記念は思わぬ大敗となってしまいましたが、+14キロの馬体重が示すように仕上がりが今一つだった部分が大きかったのでしょう。
新潟コースは昨年の同レース3着も含めて複勝率100%と得意にしており、大敗からもアッサリ巻き返すタイプだけに、久々に内寄りの枠を引けた今回は巻き返しを期待しても良さそうな気がします。
昨年と比べて斤量の増加が1キロで済んだのも他の有力馬と比べて有利で、大掛けを期待したいと思います。
○ ⑱クランモンタナ
とにかくズブい馬で、前走の小倉記念では常に一番手応えが悪い状態ながら、最後まで失速せずに押し切ってしまったように、スタミナ面の不安は一切ないと言えそうです。
一昨年の同レースで2着しているように適正面での不安もなく、2キロ増の56キロも過去背負い慣れた斤量だけに大きな影響はなさそうです。
何よりも前走重賞を勝っていながら人気の盲点になっている今回は押さえておくべきで、後は和田騎手に再び2000m追い通しで頑張ってもらいましょう(笑)。
▲ ⑨メイショウナルト
大穴候補としてこの馬を挙げたいと思います。
成績からはとても狙い辛いところはありますが、近3走でハナを切れているように行きっぷりが戻っているのは復調の証で、今回マイネルミラノという人気の同型がいることで、逆にマークが薄くなるのは好材料と言えそうです。
先行型が多くハイペースが予想されるメンバー構成の時は、意外とすんなり隊列が決まってペースが落ち着くことも多く、人気ガタ落ちの今回は単勝を抑えてみて面白そうな1頭です。
△ ②エキストラエンド
前走の小倉記念はデビュー戦以来の2000mでしたが、追い出しを待たされる場面がありながら直線馬群を縫って差を詰めてきたように、年齢を重ねてズブい面が距離延長に対してプラスに働いたと思って良さそうです。
他馬が軒並み斤量増の中、前走から斤量が据え置きで出走できるのも有利で、ディープインパクト産駒でこの人気ならクランモンタナ同様抑えておいて損はないでしょう。
わざわざ新潟まで遠征してきた岩田騎手の意地も含めて期待したいと思います。
△ ⑩マイネルミラノ
前走の函館記念は楽にマイペースの逃げに持ち込めたのが最大の勝因ですが、それでも後続に2馬身差をつけたのは地力強化の証でしょう。
前走と比べて斤量が1.5キロ増に加えて、同型の存在が多い今回のメンバー構成は決して楽ではないでしょうが、昨年は2番手追走から最後まで粘り通したようにレベルアップした今なら十分対応可能ではないでしょうか。
札幌2歳Sを制したマイネル&柴田大騎手コンビの勢いで今回も好走を期待したいところですね。
過去成績を調べていて発見したのですが、過去5年連続で『小倉記念6着馬』が次走新潟記念で馬券圏内入りしていました。
今年6着だったテイエムイナズマは今回不出走ですが、先週の小倉日経OPで勝利しており、このジンクスはまだ続いていると言えそうです。
それだけ小倉記念と適性が異なるという事実を踏まえた上での予想なので、ご参考になればと思います。
買い目
単勝 ◎7、▲9 各500円
馬連 ◎7、○18、▲9、△2、△10 BOX 各100円 計2,000円