8月27日(土) 札幌芝1200m
ハットラブ
(牝、父ワークフォース、母ミルルーテウス、美浦・菊沢隆徳厩舎)
アウトブリードの交配馬で、祖母がミルレーサーですので、種牡馬フジキセキをはじめ、重賞ウイナーのシャイニンレーサー・シャイ人ルビー・ノボリディアーナなどが近親にいます。
調教では目立った時計は出してないようですが、鞍上に戸崎圭太騎手を確保している事から、初戦でも狙い目は立ちそうです。
8月27日(土) 新潟芝1600m
リスグラシュー
(牝、父ハーツクライ、母リリサイド、栗東・矢作芳人厩舎)
母は仏1000ギニーで1着入線(降着)した馬で、ノーザンF期待の繁殖牝馬だそうで、POGの人気も高い馬です。
兄弟全てが牝馬で、近親もほとんど牝馬という珍しい血統ですが、コンスタントに勝ち上がっている馬が多いので、この馬も初戦から期待です。
ジョッキーは中谷雄太騎手です。
ゼニステレスコープ
(牡、父Galileo、母フリーティングスピリット、栗東・池添学厩舎)
母はアイルランド産で海外16戦5勝。
GⅠでは1勝2着4回の堅実な成績を残しています。
父もアイルランド産で英・愛ダービー、キングジョージのGⅠ3勝と種牡馬としても英愛でリーディングサイヤーになったほどの馬ですので、欧州の良血が詰まった血統と言えそうです。
調教もCWで82.2-12.2の好時計を出しており、初戦から期待が高まります。
ジョッキーは福永祐一騎手です。
レインボーアモーレ
(牝、父ヒルノダムール、母ピンクバタフライ、美浦・武市康男忠舎)
母は未勝利も、祖母ロイヤヴァレーの兄カーネギー・母Detroitともに凱旋門賞馬という隠れた良血。
調教も美浦Wで楽に5F52秒台をだしており仕上がりは良さそうで、力を出してくれそうです。
ジョッキーは武士沢友治騎手です。
ブリラーレ
(牡、父ディープブリランテ、母メジロルバート、栗東・斎藤崇史厩舎)
ディープブリランテの初年度産駒ですが、同産駒ディーパワンサが新馬・中京2歳Sと連勝してますので、この馬も続きたいところです。
祖母メジロラモーヌは牝馬クラシック3冠馬で、叔父叔母にはメジロ軍団がズラリ。
先週の芝1400mを除外になっての出走だけに、一週多く乗り込めたことはプラスになるのではないでしょうか。
ジョッキーは北村宏司騎手です。
ライトオブピース
(牡、父ゼンノロブロイ、母グッバイマイラブ、栗東・佐々木晶三厩舎)
兄に障害を含む5勝のゴービハインド、祖母の兄に種牡馬のSaratoga Sixがいる血統、兄はダートで4勝とパワータイプでしたが、この馬は素軽い動きで芝向きとの印象だそうで、再三併せ馬で追われて常に手ごたえ優勢との事で、初戦からいいところを見せてくれそうです。
ジョッキーは石橋脩騎手です。
キングファースト
(牡、父ナカヤマフェスタ、母アンダルシア、美浦・相沢郁厩舎)
姉スマートプラネットは未勝利勝ちの後、阪神JfGⅠ6着・フィリーズレビュー4着と健闘した馬。
一族には6勝を挙げ種牡馬入りしたアッミラーレもいます。
姉はデビューから4戦4連対、アッミラーレも初戦から6戦で5連対と、いきなり能力を発揮したたいぷだけに、この馬の初戦にも期待がかかります。
ジョッキーは石川裕紀人騎手です。
アルジャントゥイユ
(牡、父ダイワメジャー、母アンプレショニスト、美浦・畠山吉宏厩舎)
母アンプレショニストはアネモネS2着馬。
福島の新馬を11着と大敗したあと、2戦目の新潟の未勝利を鮮やかに勝っています。
近親に目立った活躍馬を見ることは出来ず、調教時計も特筆すべきものはありませんが、しっかり乗り込んでひと追い毎に良くなっている様子です。
ジョッキーは母に手綱も取っていた柴山雄一騎手です。
8月27日(土) 小倉芝1200m
ビミコウフク
(牝、父メイショウボーラー、母ナゾ、栗東・佐々木晶三厩舎)
母ナゾは7勝で、兄に現オープンのニザエモン、先週の北九州記念GⅢで3着したオウノミチがいます。
兄2頭とも新馬からそこそこ走り、短距離志向な事から、本馬も1200mで期待が持てます。
調教も順調にこなしているそうです。
ジョッキーは浜中俊騎手です。
ヨドノベスト
(牡、父スターリングローズ、母カイアナイト、栗東・松元茂樹厩舎
母カイアナイトの初仔。
祖母がタンザナイトですので、7月に新馬勝ちしたダンビュライトの甥にあたります。
そのタンザナイトの兄にジャパンカップダートGⅠ勝ちのアロンダイト、近親にはクリソライトやマリアライト・リアファルと旬な活躍馬がいますので、この馬にも期待です。
ジョッキーは川須栄彦騎手です。