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【札幌記念2016結果】レース回顧 勝利はルメール騎手騎乗のネオリアリズム

 

レース日程

 

レース名 第52回札幌記念(G2)
日程

2016年8月21日(日)15時45分

競馬場 札幌競馬場/芝右/2000m
条件 サラ系3歳以上オープン

 

 

レース結果

1着 7枠13番 ネオリアリズム  2.01.7  ルメール  5人気

2着 8枠15番 モーリス      2   モレイラ   1人気

3着 1枠2番  レインボーライン  クビ  福永   4人気

 

 

予想結果

◎ ⑮モーリス       2着

○ ⑩ダンツキャンサー   11着

▲ ⑭レッドリヴェール   16着

△ ⑧トーセンレーヴ    14着

△ ④メイショウスザンナ  8着

 

 

収支結果

馬単   ◎15 → ○10、▲14、△8、△4  各300円

3連複  ◎15 → ○10、▲14、△8、△4  各300円

 

 

台風の影響による予想以上の馬場の悪化に加えて、道中淀みないペースでレースが流れたことによって、実力の劣る馬から順に脱落していくサバイバルレースになったのは完全に予想外でした。

 

モーリスの2000mの距離については様々な見解があるでしょうが、自分個人としては良馬場の2000mなら変わらずトップクラスの評価をしていいのではないかと思います。

 

 

1着ネオリアリズム

今回大金星のネオリアリズムですが、激しい気性でなかなか成績が安定しなかった同馬と完璧に折り合わせ、馬場を見て積極的に逃げの手に出たルメール騎手の好騎乗でしたね。

 

道中も変にペースを落とさずに逃げたことで後続馬になし崩しに脚を使わせて、自らは最後まで脚色が衰えることなく逃げ切る非常に強い内容でした。

 

おそらく重馬場は鬼で、高速決着やスローの際の気性的な不安は残りますが、今回自分のレースで勝ち切った内容は決してフロック視しない方がいいでしょう。

 

 

2着モーリス

2着に敗れたモーリスですが、久々の2000mに加えて重馬場と外枠発走まで重なって決して楽な条件ではありませんでしたが、それでも2着を確保したのは高い能力の証明でしょう。

 

道中も前走見せた折り合い難は全く見せずに上手なレースを見せており、1600~2000mなら今後も安定してトップクラスの戦いができるでしょう。

 

ただ、秋の天皇賞に出走する場合、騎手が誰になるかが好走の非常に大きなカギとなりそうです。

 

 

3着レインボーライン

3着のレインボーラインはこのメンバー相手に互角以上の好走をしたことで、改めて3歳世代のレベルの高さを証明しましたね。

 

G前はモーリスを交わすかといった勢いで伸びており、距離的にも1600m前後よりこれくらいの方が向いていそうです。

 

好走と凡走が1戦置きなのは気になりますが、折り合いに不安がないので菊花賞でも変なレースはしないでしょう。

 

 

4着ヌーヴォレコルト

4着のヌーヴォレコルトは終始好位のインを追走し、4コーナーで早くもムチが入る厳しい競馬ながら、G前で一旦は完全に前に出られたヤマカツエースを差し返したのは個人的にビックリしました。

 

牡馬一線級相手だと厳しいでしょうが、牝馬同士のGⅠならまだ十分に好勝負できる能力はあると思います。

 

 

期待した牝馬勢はこの馬場と厳しい流れで全く太刀打ちできませんでしたね。

 

ただ、8着ながら4コーナーで内を捌いて一気に勝負圏内まで並びかけてきたメイショウスザンナは今後要注目です。

 

最後はスタミナ切れといった感じで失速しましたが、牝馬限定戦の1800~2000mで今後必ず穴をあけるでしょう。

 

 

結果として1~5番人気が掲示板を占めたように、総合的な能力が問われた非常に中身の濃いレースだったと思います。

 

今回2着に敗れましたが、モーリスにはぜひ天皇賞・秋に挑戦してもらって、そこでしっかりリベンジしてもらいたいと思います!

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