5月4日園田競馬場にて第17回兵庫チャンピオンシップ(JPN2)が開催されます。
右回りダート、距離1870m、3歳限定の中央勢と地方勢の交流重賞です。
園田競馬場の特徴としては一周1051m、直線213mです。
このレースの1870mのコースはスタートからコーナーまで距離がありますので、枠の有利、不利はさほどありません。
ただ過去の結果からみる傾向として最内枠と大外枠の成績は非常に悪いです。
今回のレースでの最内枠は有力馬のレガーロです。
さらに騎手にはM.デムーロですから判断が難しいですね。
他に傾向として、脚質を調べてみると、過去の結果から全体の約半分は先行馬が優勝しています。
さらに驚きなのは、逃げよりも差しの方が成績が良いということです。
逃げ馬は1レースに一頭しか存在しないのは当然ですので、数の差はあるにしろ、直線が213mしか無いコースで差しが決まるのは驚きです。予想の参考にしてみましょう。
レース展開
まずは展開のカギを握る逃げ馬。
スタート次第ではタケマルビクター。
それ以外ではケイティブレイブ、サプールコンゴあたりでしょうか。
どの馬にしろ、それほどハナの取り合いが激しくなることはなさそうです。
そうなると、やはり前は止まりにくい傾向となり、差しで決めるには仕掛けるタイミングが重要になりそうですね。
しかし上記にも書いた通り、差しの成績は軽視できません。
今回のメンバーには捲りを得意としている馬が多数います。
道中どれだけ体力を温存し最後のコーナーを迎えるか。
はたまた、逃げ、先行馬がスローペースに持ち込んで最後まで粘り切るのか。
騎手の判断、作戦もとても重要になりそうです。
各馬の分析と予想
園田競馬で活躍している馬達に目がいきがちですが、各馬の過去の成績をみると、『短距離の経験しかない馬』『中央から移籍後の成績は良いが、中央時代の成績は未勝利すら勝てていない馬』が見えてきます。
となると、地方勢で残るのは限られます。
さらに中央勢でも全馬強いかと言われれば少し疑問です。
今回は消去法で予想していきました。
その結果…
◎ゴールドドリーム
◯ケイティブレイブ
▲エイシンニシパ
△タケマルビクター
△イーストオブザサン
◎ゴールドドリーム
中央3連勝のオープン馬です。
他馬とは頭一つ抜けた存在です。
毎レース完璧な捲りからの切れる末脚。
直線の短い園田競馬場でも実力を十分発揮できるでしょう。不安材料はありません。
◯ケイティブレイブ
中央でも毎レース、スタートは決めていますし、距離も1800mでの実績があります。
逃げも先行もできるのも強み。
▲エイシンニシパ
園田のコースに慣れていますし、前目の位置取りからの捲りは毎度のこと。いつも通りの競馬ができれば。
△タケマルビクター
エイシンニシパとは僅差。
スタート次第ではありますが、園田巧者の意地を見せほしいです。
△イーストオブザサン
前走は勝ちはしたものの、500万下クラス。
予想した上位の馬には及ばないものの、掲示板確保はできそうです。
まとめ
今回のレースは3歳限定ということで、まだまだ底を見せていない馬が多数いると感じます。
予想するための過去の成績も少なく、大荒れの可能性もありそうです。
しかし、◎のゴールドドリームの頭はかたい!と確信しています。
◎と○はかたいと予想しておりますので、二頭の馬連、馬単と三連単、軸二頭流しで▲△△以外にも怪しい馬は流しておこうと思います。