レース日程
レース名 | 関屋記念(G3) |
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日程 |
2016年8月14日(日) |
競馬場 | 新潟競馬場/芝1600m左・外 |
条件 | サラ系3歳以上オープン |
出走馬紹介
ロサギガンティア
安田記では出遅れた上に超スローペースの展開もあり、後方から差を詰めるだけの競馬になってしまいましたが、着差自体は0.6差とそれほど大きく負けたわけではありません。
新潟コースは過去3着が1回のみですが、左回りは非常に得意としており、別定戦のGⅢなら変な競馬はしないでしょう。
後は暑い時期がどうかといったところでしょうか。
ピークトラム
中京記念では後方待機組が上位を占めるなか、終始3番手から直線早めに抜け出して、最後までしっかり伸びる正攻法での2着で非常に強い内容でした。
直線が長いコースを前々から最後までしっかり伸びるレースが向いており、さらに開幕2週目の新潟コースならさらに前進が見込めそうです。
別定戦となり、他馬との斤量差が詰まるのもプラスでしょう。
ケントオー
中京記念ではスタート後行き脚が付かずに、最後方追走から直線大外を回す非常にロスの多い競馬となりましたが、勝ち馬と並ぶ最速の上がりで急追して混戦の3着争いを制しました。
どちらかといえば一瞬の脚より非常に長くいい脚を使うタイプで、新潟の長い直線に変わるのはさらに良さそうです。
2走前には中団から直線インを抜け出す競馬も見せており、スタート次第で先行できそうなのも大きな武器と言えそうです。
ヤングマンパワー
非常に頭の高い走りが特徴です。
並ばれてからもう一伸びする勝負根性が凄い馬で、前走も直線1番人気馬に早めに並びかけこれを競り落とすと、直後から伸びてきた2着馬に馬体を寄せて、並ばれてからG前グイっと伸びて押し切る強い内容でした。
新潟コースも得意としており、昨年の同レースでも先行から粘っての3着で、今年も展開次第では十分に勝ち負け可能な1頭でしょう。
レッドアリオン
昨年の同レース勝利以来大きな着順が続いていますが、道中揉まれると極端に走る気をなくすタイプで、スムーズなレースができた時はアッサリ巻き返す馬でもあります。
特に3走前の小倉大賞典では4角先頭の強気なレースで見せ場十分だったように、枠順次第で今回も十分巻き返しは考えられるでしょう。
その後の重賞路線で好走馬が続出している小倉大賞典組なのも大きな魅力と言えそうです。
注目レース紹介
★中京記念(GⅢ)中京芝1600m
1600mの重賞にしては緩い流れで、瞬発力勝負に持ち込ませたくないピークトラムが、直線早め先頭から伸びあぐねる後続馬を振り切って完全に抜け出しましたが、一瞬の脚で一気に差し切った勝ち馬に交わされての2着惜敗でした。
ケントオーも最後方からかなり長くいい脚を使っての3着でしたが、今回は直線が平坦になることから、さらに粘りが増しそうなピークトラムと、前々の競馬から粘っていた牝馬3頭(ダンスアミーガ、カレンケカリーナ、アルマディヴァン)の巻き返しにも期待したいと思います。
★安田記念(GⅠ)東京芝1600m
GⅠとは思えないスローペースで逃げ馬と2番手追走馬でのワン・ツー決着の中、出遅れたロサギガンティアとレッドアリオンには明らかに展開不向きなレースでした。
ただ、直線それほど目立つ脚を使えていたわけではないことから、ロサギガンティアが必要以上に人気するようなら、今回は軽視する手もありそうです。
★エプソムC(GⅢ)東京芝1800m
ルージュバックが能力の違いを見せつけるような快勝を見せる中、2着馬とはそれほど大きく負けていないサトノギャラントとラングレーには巻き返しの可能性はありそうです。
ただ、血統的に人気先行のラングレーはオッズとのバランスを考えると、個人的に重賞で狙うのはもう少し先のような印象もします。