レース日程
レース名 | エルムステークス(G3) |
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日程 |
2016年8月14日(日) |
競馬場 | 札幌競馬場/ダート右/1700m |
条件 | サラ系3歳オープン |
今回のメンバーを見ると、4歳以下の馬が一頭もいません。
みな経験豊富なベテランだけの構成となりました。
それは目線を変えると、予想するうえで豊富な情報があり、各馬の評価を比べやすいという見方もできます。
5歳以上ともなれば、出走履歴の数も多く、コースの相性などもはっきりしてくる年齢です。
実力が未知数の馬がいないのは予想する側にとっては有難いことです。
ですから慎重に検討を重ねれば、予想するにはもってこいのレースだと思います。
有力出走馬
クリノスターオー
ここ3年ほどは重賞しか走っていないほどの常連馬です。
さらに近走は好走続きで、そろそろ一発あってもおかしくありません。
昨年のエルムステークスでは4着、一昨年は2着と札幌ダートの相性はそこそこです。
距離は全く問題ありません。
調子も上がってきていますし、頭まで考えられる一頭です。
ジェベルムーサ
昨年のエルムステークスの覇者です。
しかしながら、エルムステークスの後、今年の5月まで約9ヶ月の休養があり、復帰戦では8着と本調子には見られませんでした。
復帰後2戦目の今回どこまで調子を戻せるのか。
ショウナンアポロン
前走オープンクラスを勝利し、調子は良さそうです。
重賞は一勝はしているものの、その後は大敗が続いており、重賞の壁を感じざるを得ません。
しかし、今回の距離はショウナンアポロンの得意とするところなうえ、前走優勝の勢いを追い風に逆転の可能性はありそうです。
モンドクラッセ
札幌ダートでの成績は3戦3勝と札幌巧者。
さらに、前走はオープンクラスを優勝。
3走前の東海ステークス(G2)では2着と実力は相当なもの。
距離も問題なく、今回のメンバーで総合力は1、2位を争う実力があると評価しています。
リッカルド
長い長い下積みを経て、ついに重賞初挑戦です。
出走履歴を見てわかるように、負けたレースでも必ず好走しています。
安定感で言えばメンバー1です。
それはここ2年間3番人気以下になったことがないという事実にも表れています。
今回はクラスが上がり、重賞となりましたが、クラス関係なしに好走する姿は容易に想像できます。
ロワジャルダン
前走は大敗してしまいましたが、それまではG1、G3などクラスを問わず掲示板を外したことはありません。
それまでのメンバーを見ても、今回のメンバーとの実力は雲泥の差。
札幌ダートは初挑戦ですが、このメンバーで、さらにG3ともなれば、ここで負けるような馬ではないと思います。