レース日程

レース名	エルムステークス(G3)
日程	2016年8月14日（日）
競馬場	札幌競馬場/ダート右/1700m
条件	サラ系３歳オープン

 

 

☆出走予定馬と予想オッズ

 

1人気　モンドクラッセ　　　2.1倍

2人気　クリノスターオー　　4.6倍

3人気　ロワジャルダン　　　4.9倍

4人気　ジェベルムーサ　　　7.9倍

5人気　リッカルド　　　　　9.5倍

6人気　ショウナンアポロン　14.2倍

7人気　ブライトライン　　　15.8倍

8人気　ナリタスーパーワン　39.2倍

9人気　ヒラボクプリンス　　52.3倍

 

その他登録馬

 

サイモントルナーレ

ナムラビクター

マルカフリート

 

 

☆見解

 

モンドクラッセ　得意の1700mで重賞初V決める！

 

2016年・東海ステークスでアスカノロマンの2着に入るなど、重賞馬たちと互角以上に渡り合っているモンドクラッセがやや抜けた1番人気になる事が予想されます。

 

ダート1700mは5戦5勝、と負けなし！

 

モンドクラッセ自身が最も得意とする1700mで重賞初Vを決められるでしょうか。

 

 

クリノスターオー　重賞3勝の意地見せる！

 

モンドクラッセの独走に待ったをかけるのが、2014年・平安ステークスなど重賞を3勝している実績馬・クリノスターオーです。

 

昨年が単勝オッズ2.2倍の1番人気に推されましたが、4着に敗れました。

 

1年前に受けた屈辱を晴らすため、今年もエルムステークスに参戦します。

 

ムラ駆けタイプではあるものの、ハマった時の強さは本物。

 

1年4ヶ月ぶりの重賞制覇を狙います。

 

 

ロワジャルダン　モレイラ鞍上で復活なるか！

 

2015年・みやこステークスを1.47.8というダート1800mの日本レコードタイで走破し優勝したロワジャルダン。

 

2015年・チャンピオンズカップで4着、2016年・フェブラリーステークスで5着に入るなど、G1でも僅差の競馬をしていましたが、前走・平安ステークスではまさかの10着に敗れています。

 

エルムステークスでは「香港のマジックマン」ことジョアン・モレイラ騎手との初コンビが実現！

 

世界的な名ジョッキーであるジョアン・モレイラ騎手が苦しむロワジャルダンを復活へと導きます。

 

 

ジェベルムーサ　史上2頭目の連覇は？

 

2004年・2005年で優勝したパーソナルラッシュ以来、史上2頭目となるエルムステークス連覇に挑戦するジェベルムーサ。

 

前走・ブリリアントステークスでは、2100mの距離が長かった事と約9ヶ月ぶりのレースだった事が響き8着に敗れています。

 

しかし、今回は過去5年のエルムステークスで3勝を挙げている岩田康誠騎手とのコンビが復活！

 

相性の良いコースと相性の良い騎手に戻る今回は巻き返し必至です。

 

 

ブライトライン　久々の1700mでどこまで

 

2014年・エルムステークスで2番人気（3.9倍）10着と大敗して以来、2年ぶりにダート1700mのレースへ参戦する事になったブライトライン。

 

2016年になってからオープン特別で上位入線を繰り返し、前走・プロキオンステークスでは強敵相手に4着と健闘しました。

 

7歳馬のブライトラインですが、近走の走りを見る限り、まだ衰えたとは思えません。

 

久々の1700m参戦でどこまで戦えるのでしょうか。

 

 

まとめ

 

今年のエルムステークスのポイントは、1番人気確実なモンドクラッセがスムーズに先行できるのかどうか、です。

 

モンドクラッセと同じ逃げ馬のショウナンアポロンが登録されています。

 

無理にショウナンアポロンと競ってしまうとモンドクラッセ自身もつぶれてしまいますから、コンビを組む三浦皇成騎手のレース運びがいつも以上に重要になってきます。

 

前崩れの展開になれば、差し馬のロワジャルダンやジェベルムーサが先行するモンドクラッセを差し切る場面も考えられます。

 

エルムステークスがどのような展開になるのかを十分に考察した上で、予想した展開にマッチする脚質の馬を中心視してみるのはいかがでしょうか。