レース日程
レース名 | 関屋記念(G3) |
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日程 |
2016年8月14日(日) |
競馬場 | 新潟競馬場/芝1600m左・外 |
条件 | サラ系3歳以上オープン |
☆過去5年歴代優勝馬
2015年 → レッドアリオン(2人気)
2014年 → クラレント(4人気)
2013年 → レッドスパーダ(4人気)
2012年 → ドナウブルー(1人気)
2011年 → レインボーペガサス(4人気)
☆優勝馬プロフィール
2015年 レッドアリオン 牡5歳 鹿毛
生年月日 |
2010年2月28日 |
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調教師 |
橋口弘次郎(栗東) |
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馬主 |
東京ホースレーシング |
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生産者 |
エクセルマネジメント |
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血統 |
父 |
アグネスタキオン |
父 |
サンデーサイレンス |
母 |
アグネスフローラ |
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母 |
エリモピクシー |
父 |
ダンシングブレーヴ |
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母 |
エリモシューテング |
2014年 クラレント 牡5歳 栗毛
生年月日 |
2009年3月2日 |
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調教師 |
橋口弘次郎(栗東) |
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馬主 |
前田晋二 |
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生産者 |
ノースヒルズマネジメント |
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血統 |
父 |
ダンスインザダーク |
父 |
サンデーサイレンス |
母 |
ダンシングキイ |
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母 |
エリモピクシー |
父 |
ダンシングブレーヴ |
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母 |
エリモシューテング |
2013年 レッドスパーダ 牡7歳 鹿毛
生年月日 |
2006年5月21日 |
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調教師 |
藤沢和雄(美浦) |
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馬主 |
東京ホースレーシング |
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生産者 |
下河辺牧場 |
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血統 |
父 |
タイキシャトル |
父 |
Devil's Bag |
母 |
ウェルシュマフィン |
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母 |
バービキャット |
父 |
Storm Cat |
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母 |
Barbarika |
2012年 ドナウブルー 牝4歳 鹿毛
生年月日 |
2008年2月9日 |
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調教師 |
石坂正(栗東) |
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馬主 |
サンデーレーシング |
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生産者 |
ノーザンファーム |
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血統 |
父 |
ディープインパクト |
父 |
サンデーサイレンス |
母 |
ウインドインハーヘア |
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母 |
ドナブリーニ |
父 |
Bertolini |
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母 |
Cal Norma's Lady |
2011年 レインボーペガサス 牡6歳 鹿毛
生年月日 |
2005年3月30日 |
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調教師 |
鮫島一歩(栗東) |
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馬主 |
吉村敏治 |
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生産者 |
村下明博 |
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血統 |
父 |
アグネスタキオン |
父 |
サンデーサイレンス |
母 |
アグネスフローラ |
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母 |
ギャンブルローズ |
父 |
デインヒル |
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母 |
ユキノローズ |
☆レース回顧
2015年 レッドアリオン 川須栄彦
<レースでの動き>
馬場状態 | 良 |
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決着時計 | 1.32.6 |
ラップタイム | 13.2-11.5-11.7-11.5-11.4-11.2-10.7-11.4 (前半1000m通過→59.3 上がり3ハロン→33.3) |
中京記念8着からの参戦。
スタートでやや出遅れたものの、ダッシュ力の違いでハナに立ち、超スローペースに持ち込みます。
残り400mの地点でスマートオリオンに並ばれますが、並ばれてから二の脚を使って後続を突き放しました。
<評価>
前走・中京記念ではタフな芝コースに苦しみ8着に終わりましたが、軽い芝コースの新潟競馬場に替わった事で本領を発揮!
楽にハナを奪い、マイペースの逃げに持ち込めた事も良かったですし、馬場状態や展開に恵まれた勝利だったともいえると思います。
2014年 クラレント 田辺裕信
<レースでの動き>
馬場状態 | やや重 |
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決着時計 | 1.32.5 |
ラップタイム |
12.6-10.9-11.4-11.6-11.6-11.5-10.8-12.1 (前半1000m通過→58.1 上がり3ハロン→34.4) |
中京記念8着からの参戦。
馬番が外の13番だった事もあって、道中は好位の外のポジションで折り合いをつけます。
直線で早め先頭に立った1番人気・ダノンシャークをめがけて追い込むクラレントは、残り100m付近でダノンシャークを交わし、優勝しました。
<評価>
2015年優勝馬のレッドアリオンと同じく、タフな芝コースの中京記念で惨敗を喫してからの巻き返しでした。
斤量も中京記念(57.5kg)から0.5kg減った状態(57kg)で出走できましたし、コース替わりと斤量が楽になった事が大きな勝因になりました。
2013年 レッドスパーダ 北村宏司
<レースでの動き>
馬場状態 | 良 |
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決着時計 | 1.32.5 |
ラップタイム |
12.3-10.7-11.5-11.7-11.7-11.8-10.8-12.0 (前半1000m通過→57.9 上がり3ハロン→34.6) |
パラダイスステークス(オープン特別)1着からの参戦。
最内枠から2番手の位置を確保したレッドスパーダはやや速めのペースの中、残り600m付近で先頭に立ちます。
早め先頭という形になっても末脚が衰える事はなく、ジャスタウェイらの猛烈な追い込みを完封して、2010年1月の東京新聞杯以来となる重賞勝利を決めました。
<評価>
2着・ジャスタウェイ、3着・レオアクティブは中団より後ろで脚を溜めていた差し馬でしたから、先行馬が残りにくい展開になったはずでした。
でも、パラダイスステークスを勝って上り調子だったレッドスパーダは、多少展開が厳しくても踏ん張れるだけの地力がありました。
2012年 ドナウブルー 内田博幸
<レースでの動き>
馬場状態 | 良 |
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決着時計 | 1.31.5 |
ラップタイム |
12.2-10.9-11.9-12.0-11.7-11.1-10.4-11.3 (前半1000m通過→58.7 上がり3ハロン→32.8) |
安田記念10着からの参戦。
まずまずのスタートから楽に2番手のポジションを確保します。
遅めのペースからの瞬発力勝負になり、最後の最後まで抵抗するエーシンリターンズとの壮絶な叩き合いをクビ差制し、京都牝馬ステークスに続くマイル重賞2勝目を決めました。
<評価>
過去5年の関屋記念の中で唯一1番人気が勝ったレースでした。
レース全体の上がり3ハロンが32.8秒という究極の瞬発力勝負になって、先行馬でありながら速い上がり3ハロンをマークするドナウブルーにとっては希望通りのレース展開になり、きっちりと勝ち切りました。
2011年 レインボーペガサス 安藤勝己
<レースでの動き>
馬場状態 | 良 |
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決着時計 | 1.32.6 |
ラップタイム |
12.5-10.5-11.5-11.7-11.6-11.8-10.9-12.1 (前半1000m通過→57.8 上がり3ハロン→34.8) |
飛鳥ステークス(1600万下)1着からの参戦。
逃げ馬を深追いする事はなく、道中は3番手の外で折り合いに専念します。
残り400mまで安藤勝己騎手の手綱は持ったまま。
追い出されてからしっかりと末脚を伸ばし、2番人気・エアラフォンらの追撃を振り切って、2008年2月のきさらぎ賞以来となる重賞Vを決めました。
<評価>
2008年の皐月賞4着、日本ダービー5着といった実績があるレインボーペガサス。
これまでの成績を考えるとG3のメンバーでは地力上位、という見方もできたのですが、6ヶ月の休み明け初戦だった事もあって、4番人気というやや低めな評価に甘んじていました。
☆優勝馬の総評
過去5年優勝馬の4コーナーでの位置を振り返ってみましょう。
2015年 レッドアリオン 1番手
2014年 クラレント 5番手
2013年 レッドスパーダ 2番手
2012年 ドナウブルー 2番手
2011年 レインボーペガサス 3番手
関屋記念が行われる新潟競馬場の芝1600mは速い上がり3ハロンを記録する差し馬が有利なコースなのですが、関屋記念の場合は先行馬が1着になるケースがとても多くなっています。
よほどのハイペースにならない限りは先行馬が勝ち切っていますので、前走の成績が振るわなくても先行馬には注意してください。
以上、関屋記念の過去5年歴代優勝馬から見る傾向と対策でした。