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【天皇賞春2016】過去10年の結果とレース傾向

 

◇伝統と歴史の綴れ織り。古馬GI最高峰・淀の陣──天皇賞(春)◇

 

3200mの長丁場、力とスタミナと経験値が物を言う天皇賞は見どころ満載な春に行われるレースの1つです。

過去10年間の成績データと共に名馬たちの戦いを振り返ってみましょう。

 

 

 

10年間のレースをパッと見て気が付くのは1番人気の連対がとても少ないという事です。

1番人気で優勝しているのは、なんと2006年の三冠馬ディープインパクトのみで、2008年のアサクサキングスが3着、キズナ・アイホッパーは4着、ゴールドシップは5着(2015年度は優勝/2番人気)にとどまるのみとなっているのも特徴的です。

 

人気と連対の比較

 

着・人気

1人気

2人気

3人気

4~10人気

11人気~

1着

2着

3着

 

 図のように1着の連対は極めて少なく、逆に3番人気以降の連対が目立っています。

中でも3着入線した馬には10番人気カレンミロティック・12番人気ホッコーブレーヴ・16番人気メイショウドンタクと人気薄でワイドや3連単・複圏内に関わっています。

 

侮れない?年長組出走馬

 

着/年齢

4歳

5歳

6歳

7歳

8歳

9歳

1着

2着

3着

4着

5着

 

この10年の出走馬、上位5着までの最年長は2011年のトウカイトリックが9歳で彼はそれを遡ること4年前の2007年、5歳の時も3着に入っています。

また2012年に4着だった8歳馬のジャガーメイルに至っては前々年の2010年には2番人気で優勝、更にその1年前には5着と3度も出走・入着しています。

その上4・5・6歳馬に負けじと7歳馬の活躍も顕著です。

 

 

伸び盛りの若さと溢れる4歳馬、成熟期の5・6歳馬に分があるように思われる3200mの過酷なレースにも、積み上げてきた経験と折り合いで時に上回る力を発揮することもないとは言えないでしょう。

今年も前年3着のカレンミロティック8歳・ダイヤモンドS・3着ファタモルガーナ8歳・長距離レースで衰えを見せないマイネルメダリスト8歳と春天・最年長トリオが新勢力の出走馬たちに何処まで食い下がるか楽しみですね。

 

 

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