レース日程
レース名 | 第8回レパードステークス(G3) |
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日程 | 2016年8月7日(日)15:45発走 |
競馬場 | 新潟競馬場/ダート/1800m |
条件 | サラ系3歳オープン 馬齢重量(牡馬56kg、牝馬54kg) |
過去5年の歴代優勝馬からレース傾向と対策を探ります!
☆過去5年歴代優勝馬
2015年 → クロスクリーガー(1人気)
2014年 → アジアエクスプレス(1人気)
2013年 → インカンテーション(1人気)
2012年 → ホッコータルマエ(2人気)
2011年 → ボレアス(1人気)
☆優勝馬プロフィール
2015年 クロスクリーガー 牡3歳 鹿毛
生年月日 |
2012年4月11日 |
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調教師 |
庄野靖志(栗東) |
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馬主 |
辻高史 |
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生産者 |
北星村田牧場 |
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血統 |
父 |
アドマイヤオーラ |
父 |
アグネスタキオン |
母 |
ビワハイジ |
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母 |
ビッグクィーン |
父 |
ブライアンズタイム |
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母 |
マイアミガルチ |
2014年 アジアエクスプレス 牡3歳 栗毛
生年月日 |
2011年2月9日 |
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調教師 |
手塚貴久(美浦) |
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馬主 |
馬場幸夫 |
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生産者 |
Ocala Stud |
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血統 |
父 |
ヘニーヒューズ |
父 |
ヘネシー |
母 |
Meadow Flyer |
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母 |
ランニングボブキャッツ |
父 |
Running Stag |
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母 |
Backatem |
2013年 インカンテーション 牡3歳 鹿毛
生年月日 |
2010年3月24日 |
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調教師 |
羽月友彦(栗東) |
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馬主 |
ターフ・スポート |
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生産者 |
谷川牧場 |
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血統 |
父 |
シニスターミニスター |
父 |
Old Trieste |
母 |
Sweet Minister |
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母 |
オリジナルスピン |
父 |
Machiavellian |
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母 |
Not Before Time |
2012年 ホッコータルマエ 牡3歳
生年月日 |
2009年5月26日 |
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調教師 |
西浦勝一(栗東) |
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馬主 |
矢部幸一 |
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生産者 |
市川ファーム |
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血統 |
父 |
キングカメハメハ |
父 |
Kingmambo |
母 |
マンファス |
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母 |
マダムチェロキー |
父 |
Cherokee Run |
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母 |
アンフォイルド |
2011年 ボレアス 牡3歳
生年月日 |
2008年3月11日 |
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調教師 |
吉田直弘(栗東) |
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馬主 |
金子真人ホールディングス |
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生産者 |
ノーザンファーム |
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血統 |
父 |
ディープインパクト |
父 |
サンデーサイレンス |
母 |
ウインドインハーヘア |
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母 |
クロウキャニオン |
父 |
フレンチデピュティ |
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母 |
クロカミ |
☆レース回顧
2015年 クロスクリーガー 岩田康誠
<レースでの動き>
馬場状態 良
決着時計 1.51.9
ラップタイム 12.5-10.9-12.3-13.0-12.8-12.5-12.8-12.3-12.8
(前半1000m通過→61.5 上がり3ハロン→37.9)
スローペースの中、先頭集団を見ながら追走。
4コーナー入り口付近で逃げるゴールデンバローズを捕まえる、という強気の競馬で先頭に立ち、ダノンリバティの猛追を3/4馬身差退けて、兵庫チャンピオンシップに続く重賞2勝目を挙げました。
<評価>
レパードステークスの勝利でダート1800mでは負け知らずの4連勝!
前走・ジャパンダートダービーではノンコノユメに打ち負かされたものの、相手が弱くなったレパードステークスでは力が違いました。
2014年 アジアエクスプレス 戸崎圭太
<レースでの動き>
馬場状態 やや重
決着時計 1.50.4
ラップタイム 12.6-10.6-12.8-13.2-12.7-12.7-12.3-11.5-12.0
(前半1000m通過→61.9 上がり3ハロン→35.8)
道中は砂を被らない3番手の外めを追走。
折り合いもバッチリ。
マイペースで逃げていたクライスマイルを残り200m手前で捕まえると、メンバー中最速タイの上がり3ハロン35.6の脚を使い、後続の追撃を完封しました。
<評価>
2013年・朝日杯フューチュリティステークス以来の勝利を収めたアジアエクスプレス。
前走・ユニコーンステークスでは単勝オッズ1.3倍という圧倒的1番人気を大きく裏切り、12着に終わりましたが、スムーズな競馬ができる外枠を引いて、再び強い姿を見せつけました。
2013年 インカンテーション 大野拓弥
<レースでの動き>
馬場状態 やや重
決着時計 1.50.3
ラップタイム 12.4-11.2-12.1-12.7-12.6-12.3-12.5-12.2-12.3
(前半1000m通過→61.0 上がり3ハロン→37.0)
道中は3番手の内で折り合いをつけ、末脚を溜めます。
遅めのペースで逃げるサトノプリンシパルをメンバー中最速の上がり3ハロン36.7の脚で差し切り、濃尾特別(1000万下)に続く連勝を決めました。
<評価>
前走・濃尾特別で古馬相手に2馬身差の圧勝を決めた事が評価されて、1番人気に推されたインカンテーション。
堂々たる横綱相撲で重賞初挑戦初勝利という快挙を達成しました。
2012年 ホッコータルマエ 幸英明
<レースでの動き>
馬場状態 良
決着時計 1.51.8
ラップタイム 12.6-10.9-12.1-13.2-12.6-12.6-13.0-12.1-12.7
(前半1000m通過→61.4 上がり3ハロン→37.8)
スタート後に出ムチを入れて、好位のポジションを確保。
残り300m地点で逃げていたダノンゴールドを捕まえて先頭。
3番人気・ナムラビクター、1番人気・イジゲンらの追撃を振り切って、重賞初勝利を決めました。
<評価>
前走・ジャパンダートダービーは1着・ハタノヴァンクールから1.0秒差の5着に敗れましたが、G3のレパードステークスでは力が全然違いました。
史上最多G1・10勝を誇るスターホース・ホッコータルマエの初重賞勝利が2012年のレパードステークスでした。
2011年 ボレアス 武豊
<レースでの動き>
馬場状態 やや重
決着時計 1.52.0
ラップタイム 12.2-10.8-12.3-13.7-13.2-12.4-12.8-11.9-12.7
(前半1000m通過→62.2 上がり3ハロン→37.4)
中団後方で末脚を溜めていた1番人気・ボレアスが圧巻の差し切り勝ち。
新潟競馬場のダートは距離問わず先行馬有利のコースなのですが、前走・ジャパンダートダービーでグレープブランデーとアタマ差の接戦を演じた実力馬・ボレアスには脚質の不利も全く関係ありませんでした。
<評価>
実力は1番でも差し切る事が難しい新潟競馬場で勝ち切れるのか?という声も少なくなかったのですが、圧倒的なパフォーマンスを見せ、不安な声を一蹴しました。
鞍上の武豊騎手が主戦を務めていたディープインパクト産駒初のダート重賞制覇でもありました。
☆優勝馬の総評
過去5年のうち、4年で1番人気馬が1着。
1番人気が絶対的な信頼感を誇るレースです。
2011年の優勝馬・ボレアス以外の優勝馬はいずれも先行脚質の馬ですから、先行脚質で1番人気になった馬は無条件で買っておくのが賢明でしょう。
また、ジャパンダートダービーで上位争いをした馬がG3で格の違いを見せるケースも目立っていますので、前走・ジャパンダートダービー組も要注意です。
以上、レパードステークスの過去5年歴代優勝馬から見る傾向と対策でした。