7月31日(日) 札幌芝1800m
ソウルスターリング
(牝、父Frankel、母スタセリタ、美浦・藤沢和雄厩舎)
父が14戦14勝でGⅠ10勝の怪物フランケル、母が仏オークスGⅠなどGⅠ6勝で、父母合わせてGⅠ16勝というとてつもない良血です。
目立った調教時計は出ていませんが、一週前にはオークス2着のチェッキーノと併せて併入と、動きは良いようです。
ジョッキーはCルメール騎手だそうです。
アディラート
(牡、父ルーラーシップ、母ナリタブルースター、栗東・須貝尚介厩舎)
叔父にデイリー杯2歳SGⅡ勝ちで、朝日杯FSGⅠ3着のオースミダイドウがいる血統。
7月7日に坂路で52.8-12.1の好時計を出しています。
母・祖母共に新馬勝ちしている事から、初戦にかかる期待は大きいですね。
7月31日(日) 札幌ダート1700m
バニーテール
(牝、父カネヒキリ、母ウインターコスモス、栗東・中内田充厩舎)
半兄に3月に準オープンを勝ったグリュイエール、叔父にスプリングSGⅡを勝って、皐月賞・ダービー共に健闘したマウントロブソンがいる血統。
さらに、祖母ミスパスカリはクロフネの妹でもあるので、血統的な背景は文句なしです。
父カネヒキリで、ダート向きの印象との事ですので、牡馬混合のここでも引けは取らないと思います。
ボクハチャーリー
(牡、父Myboycharlie、母ダルシャ、栗東・安田隆行厩舎)
セレクトセール1歳で4300万で落札された馬。
父はかなりマイナーな種牡馬ですが、仏GⅠモルニー賞を勝っています。
母の初仔で、血統的には謎の部分が多いですが、調教面ではグレープブランデーやカレンケカリーナなどオープン馬と併せ馬を行うなど、乗り込みはかなり入念ですので初戦からの期待もかかります。
ジョッキーはCルメール騎手だそうです。
7月31日(日) 新潟芝1600m
メロディーア
(牝、父ディープブリランテ、母メジロフォーナ、美浦・尾形和幸厩舎)
母系は往年のメジロ軍団の名前がずらり。
メジロライアンの名前も見えます。
ディクタスの4×5と、最近なかなかお目にかかれないインブリードもあって、オールドなファンには応援したくなる馬です。
坂路で52.8-12.8と好タイムをマークしており、態勢も整ってますのでいい走りが見れそうです。
ドラゴンランス
(牝、父ドリームジャーニー、母カレイジャスミン、美浦・田村康仁厩舎)
母カレイジャスミンはフローラSGⅡで2着。
近親にはマイルCSGⅠ勝ちのエアジハードがいます。
祖父がステイゴールドとタヤスツヨシなので、サンデーサイレンスの3×3と濃い目のインブリードを持ち、ノーザンテーストの5×4×5もありますのでやや偏った血統構成ですが、逆に言えば、日本の馬場でこそ能力全開の血統とも言えます。
ジョッキーはMデムーロ騎手だそうです。
ヴェルディアーナ
(牝、父Perfect Soul、母La Comete、栗東・中竹和也厩舎)
父は現役時キーンランドターフマイルGⅠ勝ちで、母もGⅠ馬の外国産馬です。
近親にはクリスタルCGⅢを勝ったタイキジリオン、海外ではBCフィリー&メアターフGⅠ勝ちのPerfect Shirlがいます。
1日にゲート試験に合格後、毎週のように時計を出しており、いかにも仕上がり早の印象で初戦から期待です。
マイネルバローネ
(牡、父シンボリクリスエス、母キョウエイタキオン、美浦・手塚貴久厩舎)
母キョウエイタキオン・姉タキオンレディー共に2勝馬ですが、祖母イエローウイングはテイエムオペラオーの妹になります。
調教の動きもなかなか良いようで、一族から久しぶりに大物が出現するか楽しみな一頭です。
7月31日(日) 小倉芝1200m
ダノンチャンス
(牡、父ダイワメジャー、母タピルージュ、栗東・中内田充厩舎)
叔父にセントウルSGⅡ勝ちで重賞3勝のダッシャーゴーゴー、OP特別2勝のダッシャーワンがいる血統。
調教ではCWで69.0-11.8と文句なしの時計を出しており、上記2頭も1200のスペシャリストだっただけに、ここでの期待も高まります。
トーヨーエース
(牡、父キンシャサノキセキ、母フラワーアーチ、栗東・佐々木晶三厩舎)
姉にフィリーズレビューGⅡ2着のベストオブミーがいる血統。
母は13戦して4勝で、掲示板を外したのが3回だけと、堅実に走った馬です。
血統的には目立った系統ではありませんが、一週前追い切りではCWで6ハロンからしっかり追って、ラストも12秒台と中身の濃い追い切りを消化しています。
ジョッキーは鮫島克駿騎手だそうです。