レース日程
レース名 | 第16回アイビスサマーダッシュ(G3) |
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日程 |
2016年7月31日15:45発走 |
競馬場 | 新潟競馬場/芝/直線1000m |
条件 | サラ系3歳以上オープン |
出走馬紹介
ベルカント
CBC賞ではドバイ帰りの休み明けに加えて牝馬で55.5キロのハンデを背負いながら、淀みのない流れで逃げてG前一杯一杯に粘り通しての3着でした。
今回はハンデが0.5キロ減の55キロになることに加えて、毎年この時期からグンと調子を上げるタイプであることから、メンバー的にも今年は負けられない存在と言えそうです。
外枠を引けばさらに好走の可能性は増すでしょう。
ネロ
非常にテンの脚が速い馬で、ビッグアーサーなどと好勝負していることからも能力は十分に重賞クラスと言えそうです。
新潟直線1000mは連対を外しておらず、今回56キロで出走できるため前走と比べてスタート後のダッシュ力はさらに増すでしょう。
他の有力馬との枠順次第にはなるでしょうが、単騎でハナを奪えたら非常に怖い存在と言えそうです。
プリンセスムーン
こちらも新潟直線1000mでは連対率100%で大得意としており、前走の韋駄天Sではネロを完封しての強い内容での勝利でした。
有力馬の中では一番軽い54キロで出走できるのも大きく、同コースを連勝して臨んでくる勢いもあり、初重賞挑戦ながら舞台としては申し分ないでしょう。
夏に強い牝馬で、枠順次第では上位2頭撃破もありそうです。
アースソニック
昨年は最速の上がりを使って3着まで突っ込んできましたが、今年のシルクロードS以降は掲示板にも載れないレースが続いています。
一昨年も3着しており適性的な面は十分ですが、好走と凡走の波が続くタイプなだけに、今回は苦戦する可能性が高いかもしれません。
人気がなければ3着候補として押さえておく、といったところでしょうか。
アットウィル
1600万条件で勝ち切れないレースが続いていましたが、休み明けの前走はOP特別でも大崩れせず0.2差にまとめました。
直線競馬は今回が初で、実績面だけを見れば劣るかもしれませんが、相手なりに好走する安定性でどこまでやれるかといったところでしょうか。
もし人気するようなら軽視したいところです。
注目レース紹介
★CBC賞(GⅢ)中京芝1200m
好スタートから楽にハナを奪い、淀みない流れで逃げたベルカントが直線坂を上りきるまで踏ん張っていましたが、最後は休み明けに加えてハンデ差の影響もあって、G前やや甘くなっての3着でした。
ドバイ帰りに加えて、牡馬に換算したら57.5キロでのこの内容は非常に濃く、すべての条件が好転する今回は2走ボケの影響がなければ好勝負必至でしょう。
★韋駄天S(OP)新潟直線1000m
ハンデ差の影響か終始追っ付け気味の追走になりながら、最後は地力で抜け出しかけたネロですが、終始ネロを見る位置で追走し、残り200mで前が壁になって外に切り替える不利がありながら、馬群を割ってG前鋭く伸びたプリンセスムーンが差し切っての快勝でした。
ハンデ差が4.5キロから2キロに詰まることを考えれば、今回はネロの方が巻き返す可能性が高そうです。
★函館スプリントS(GⅢ)函館芝1200m
終始中団馬群の外目を追走して、4コーナーから外を回って仕掛けたアースソニックですが、それほど目立つ伸びを見せることがないままの9着でした。
直線内から一瞬だけ伸びかけたヤマニンプチガトーと共に、今回はよほど展開がハマらない限り好走は難しい印象です。