レース日程
レース名 | 第64回クイーンステークス(G3) |
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日程 |
2016年7月31日15:25発走 |
競馬場 | 札幌競馬場/芝/右1800m |
条件 | 3歳以上オープン 牝馬 別定 |
出走馬
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 厩舎 |
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ウインプリメーラ |
牝6 | 55.0 | 福永 | 大久保 |
カトルラポール |
牝3 | 51.0 | 松若 | 浅野 |
キャットコイン |
牝4 | 55.0 | 柴山 | 二ノ宮 |
シャルール |
牝4 | 55.0 | 横山典 | 松永幹 |
ダンツキャンサー |
牝5 | 55.0 | 勝浦 | 谷 |
チェッキーノ |
牝3 | 52.0 | 戸崎圭 | 藤沢和 |
テルメディカラカラ |
牝4 | 55.0 | 石橋 | |
ナムラアン |
牝4 | 55.0 | 三浦 | 福島 |
ノットフォーマル |
牝4 | 55.0 | 杉原 | 中野 |
ビービーバーレル |
牝3 | 51.0 | 丸田 | 中舘 |
ペルフィカ |
牝4 | 55.0 | 浜中 | 岡田 |
マイネグレヴィル |
牝5 | 55.0 | 丹内 | 和田道 |
マコトブリジャール |
牝6 | 55.0 | 四位 | 鮫島 |
メイショウスザンナ |
牝7 | 55.0 | 大野 | 高橋忠 |
リラヴァティ |
牝5 | 55.0 | 松若 | 石坂 |
レッドリヴェール |
牝5 | 55.0 | 須貝 | |
ロッテンマイヤー |
牝3 | 51.0 | 池添 | 池添学 |
有力出走馬紹介
チェッキーノ
優駿牝馬では終始後方で脚を溜め、直線大外を回りながら長くいい脚を使って伸びました。
しかしG前で内を割って伸びてきたシンハライトに一瞬の脚で交わされての惜しい2着でした。
今回古馬に対して52キロで出走できるのは明らかに有利で、後方からのレースが多いですが、アネモネSでは早めに動く競馬でも勝っているため問題ないでしょう。
内枠を引けばさらに盤石と言えそうです。
ウインプリメーラ
ヴィクトリアマイルではハイペースの中強気に先行する正攻法の競馬に出ましたが、最後上位陣とは地力の差といった感じでの失速でした。
しかし今年に入っての3戦では非常に安定したレースを見せており、常にいいポジションから競馬ができる機動力は小回りの札幌コースでは非常に有利に働きそうです。
リラヴァティ
マーメイドSでは直線一旦は交わされながらも再び差し返して、さらに後方から追い込んで来た2着馬を抑え切る強い内容のレースでした。
開幕週の馬場においてこの馬の先行力は大きな武器であり、さらにクイーンSと相性の良いゼンノロブロイ産駒であるというのも非常に魅力です。
斤量が2キロ増なのは気になりますが、このメンバーで好走できれば本物と言えるでしょう。
シャルール
ヴィクトリアマイルでは強気の先行策が裏目に出たことに加えて、1600mの距離も忙しそうな印象を受けての大敗でした。
札幌コースは条件戦ながら連対率100%で、小回りの競馬場では崩れていないように、今回は条件が大きく好転する為見直しは十分可能でしょう。
また、ペースに応じて先行も中団からのレースもできるのは大きな強みでしょう。
マコトプリジャール
チャレンジCと愛知杯では先行馬壊滅の流れで大敗しましたが、前走の福島牝馬Sではスローペースに乗じて、2番手から直線早めに抜け出しての完勝でした。
展開とペースの恩恵があったのは事実ですが、常に好位が取れる先行力はこの馬自身の能力で、前走がフロック視されてまた楽に先行させると簡単には止まらない可能性は十分にありそうです。
注目レース紹介
★優駿牝馬(GⅠ)東京芝2400m
終始後方馬群の外々を追走し、直線も大外からジリジリですが長くいい脚を使って最後まで伸びましたが、馬群を強引に割って抜け出したシンハライトが一瞬の切れ味で差し切っての2着惜敗でした。
強い内容ではあるものの、トップスピードに乗るまでに時間がかかるタイプで、開幕週の小回りであまりに後方からのレースだと届かない可能性もありそうです。
★ヴィクトリアマイル(GⅠ)東京芝1600m
スマートレイアーがハイペースで逃げる中、それに絡んで行ったレッドリヴェールと、その直後で追走したウインプリメーラとシャルールにはキツい展開となって、直線後続に飲み込まれての大敗でした。
今回は求められる適正が全く異なるため、このレースの大敗で人気が落ちるようなら、3頭とも狙う価値は十分ありそうです。
★マーメイドS(GⅢ)阪神芝2000m
リラヴァティが終始逃げ馬を見る位置から、4コーナーで早め先頭に立ったところにシュンドルボンが一気に並びかけてくる厳しい展開ながら、直線半ばでそれを差し返し、そのまま押し切る非常に強いレースでした。
ナムラアンは出遅れて後方からのレースになった影響が大きく、近走は好走と凡走を繰り返しているため、今回は狙ってみても面白いかもしれません。
★福島牝馬S(GⅢ)福島芝1800m
オツウがスローペースで逃げるのを2番手で楽に追走していたマコトプリジャールが、直線早め先頭から楽に押し切っての快勝でした。
レースのレベル的にはやや低いものの、終始外々から直線も大外を通って2着まで押し上げたシャルールは負けてなお強しと言えそうです。