レース概要
レース名 | 函館記念(G3) |
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日程 | 2016年7月17日(日) |
競馬場 | 函館競馬場/芝/右2000m |
条件 |
サラ系3歳以上オープン |
先週の七夕賞に引き続き夏のローカル重賞ということに加えて、さらにハンデ戦であることから、先週の目も当てられない予想に対する追試を課せられたような心境です(笑)。
今回もなかなか難解なメンバー構成でのレースが予想されますが、他の競馬場とは違って、北海道独特の『洋芝適性』がレース結果に大きく影響しそうな気がします。
それでは予想に入りたいと思います。
レース最終予想
◎⑧ ケイティープライド
最初52キロのハンデを見たときは嘘かと思いました(笑)。
先週の七夕賞で1、2着したアルバートドッグ、ダコールと0.1差で走っていて、さらに同タイムで走っていながら今回55キロの斤量を課せられているネオリアリズムと比べれば、明らかに恵まれたと言えるでしょう。
巴賞は明らかな不利があったため参考外と言ってもよく、母父フレンチデピュティでパワーがいる芝にも適性がありそうで、夏に好走が多いのも季節的に有利と言えそうです。
実質最軽量のハンデを活かしての一発を期待します。
○③ レッドレイヴン
前走の巴賞は自らマクリ気味に動いて直線楽に突き放す圧勝で、2着以下とはレベルの違いを感じさせる内容でした。
さらに今年の春2戦(中山記念、大阪杯)ではドゥラメンテやキタサンブラックなど、強力メンバー相手にも差のない競馬をしており、地力アップと共に6歳ながら本格化を感じさせます。
巴賞を勝ちながら斤量が据え置きなのも有利に働きそうですが、本命馬とのハンデ差を考慮して、今回は対抗評価にしたいと思います。
▲④ バイガエシ
1000万条件を勝ち上がったばかりで実績的には劣る存在ですが、昨年の神戸新聞杯ではアルバートドッグに先着しての4着で、能力的には十分通用しても良さそうです。
前走も自分で動いた上に直線突き放すレベルが違いすぎる内容で、父が洋芝適性の高いジャングルポケットなのも好材料と言えそうです。
54キロのハンデなら十分戦えそうですが、かなり人気しそうなのが若干気がかりであり、今回は単穴評価にしたいと思います。
△⑩ ツクバアズマオー
中山での小回り実績に加えて、函館コースでも複勝率70%以上とコース適性に関してはこのメンバーの中でも一番と言えそうです。
また、非常に安定感のあるタイプの馬で、相手なりに走れるので大崩れは考え辛そうです。
父ステイゴールドで上がりのかかる展開での機動力も十分ありそうで、3連複のヒモ穴としては押さえておいて損はなさそうです。
△⑪ フェイマスエンド
父シルクフェイマスの唯一の勝ち鞍を上げている産駒で、血統的にも地味な印象は確かではありますが、その分特殊な洋芝コースである函館コースへの適性は高そうなイメージがあります。
前走もレッドレイヴンと0.4差なら十分目途が立つ内容で、叩き2戦目が2戦2勝であるのも好印象です。
人気はそれほどなさそうですが、要注目の存在と言えそうです。
先週まであれだけローカル重賞くらいディープインパクト産駒以外が勝つべきだと言っておきながら本命にするのはかなり抵抗があるのですが(笑)、実績とハンデのバランスを考えたらここは重賞初制覇の大チャンスではないでしょうか。
夏競馬が始まって予想の調子が下降線なだけに、この辺りでビシっと的中させて、この何週間かの汚名返上と行きたいところですね。
買い目
単勝 ◎8 1,000円
馬連 ◎8 → ○3、▲4、△10、△11 各200円 計1,800円