交流重賞ですが、正直中央勢に飛び抜けた存在がいないように思います。
そうは言っても、なんだかんだで中央勢が上位独占なんていうのは地方重賞ではお決まりのこと。
しかし、今回に限っては地方勢にも大いにチャンスはあると思います。
レース概要
レース名 | マーキュリーカップ(Jpn3) |
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日程 |
2016年7月18日(月) |
競馬場 | 盛岡競馬場/ダート/左2000m |
条件 |
交流G3 3歳以上オープン |
出走馬の紹介です。
中央馬
ストロングサウザー
中央ではオープンまで勝っています。
さらに地方重賞も制覇しており、今回の優勝候補の一角でしょう。
中央勢だけで比べても1、2を争う実力の持ち主です。
しかし、距離は問題無いものの、左回りの成績があまり良くなく、東京で1勝あげた以外は掲示板すら外す結果です。
馬券購入者からすると頭を悩ませる一頭です。
ソリタリーキング
これまでの戦歴を見ると、なんと地方重賞だけはこれまで掲示板を外したことがありません。
これまで17戦して複勝率は驚異の7割超え。
今回の2000mも得意としている距離ですし、安定感は抜群です。
軸馬としてはもってこいの馬ですね。
ダノングッド
つい先日行われたプロキオンステークスで6着という結果でしたが、今回はプロキオンステークスに比べればメンバーのレベルは雲泥の差。
プロキオンステークスの前は連勝していましたし、実力、調子共に上昇しているはず。
優勝の可能性も大いにあると思います。
しかし、前走から僅か8日しか空いていないため、少し心配もあります。
マイネルバイカ
中央ではオープンまで勝っており、地方では重賞も制覇しています。
しかし、近3走は地方重賞ですべて馬券圏外。
重賞の壁は高いと痛感している現状でしょう。
しかし今回はメンバー的にも決して劣らないレベル。
このチャンスを掴むことができるでしょうか。
地方馬
ケイアイレオーネ
現在は地方馬ですが、少し前まで中央でもブイブイ言わせていた実力馬。
正直、毎回中央優勢の地方重賞でも決して引けを取らないレベルにある馬だと思います。
いや、中央勢込みで考えてもアタマまで考えられる馬かもしれません。
ナムラビクター
こちらも中央時代はかなりの実力馬でした。
重賞は常連で、優勝経験もあります。
近走はあまり良い成績ではありませんが、この馬の特徴として『メンバーなりに走る』というものがあります。
強いメンバーでも弱いメンバーでも優勝こそありませんが、必ず好走するのです。
今回も侮れません。
ユーロビート
昨年のマーキュリーカップの覇者です。
昨年は早めスパートからの捲りで優勝しました。
一頭だけスピードが違いましたね。
他馬がスローモーションに見えました。
前走の走りから、まだ衰えは感じません。
むしろ昨年よりもレベルアップしているようにも感じます。
連覇の可能性は大いにあると思います。