レース日程
レース名 | 第52回函館記念(G3) |
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日程 |
2016年7月17日15:25発走 |
競馬場 | 函館競馬場/芝/右2000m |
条件 | サラ系3歳以上オープン ハンデ |
今回は、過去5年の歴代優勝馬から見るレース傾向についてです。
☆過去5年歴代優勝馬
2015年 ダービーフィズ 3番人気
2014年 ラブイズブーシェ 2番人気
2013年 トウケイヘイロー 3番人気
2012年 トランスワープ 4番人気
2011年 キングトップガン 4番人気
☆優勝馬プロフィール
2015年 ダービーフィズ 牡5歳 栗毛
生年月日 |
2010年2月24日 |
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調教師 |
小島太(美浦) |
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馬主 |
社台レースホース |
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生産者 |
社台ファーム |
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血統 |
父 |
ジャングルポケット |
父 |
トニービン |
母 |
ダンスチャーマー |
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母 |
マンハッタンフィズ |
父 |
サンデーサイレンス |
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母 |
サトルチェンジ |
2014年 ラブイズブーシェ 牡5歳 黒鹿毛
生年月日 |
2009年3月24日 |
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調教師 |
村山明(栗東) |
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馬主 |
小林祥晃 |
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生産者 |
小池博幸 |
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血統 |
父 |
マンハッタンカフェ |
父 |
サンデーサイレンス |
母 |
サトルチェンジ |
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母 |
ローリエ |
父 |
メジロマックイーン |
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母 |
ナカミシュンラン |
2013年 トウケイヘイロー 牡4歳 鹿毛
生年月日 |
2009年4月22日 |
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調教師 |
清水久詞(栗東) |
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馬主 |
木村信彦 |
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生産者 |
中村和夫 |
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血統 |
父 |
ゴールドヘイロー |
父 |
サンデーサイレンス |
母 |
ニアーザゴールド |
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母 |
ダンスクィーン |
父 |
ミルジヨージ |
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母 |
ハイネスポート |
2012年 トランスワープ セン7歳 鹿毛
生年月日 |
2005年3月7日 |
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調教師 |
萩原清(美浦) |
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馬主 |
キャロットF |
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生産者 |
ノーザンファーム |
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血統 |
父 |
ファルブラヴ |
父 |
Fairy King |
母 |
Gift of the Night |
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母 |
ボンヌシャンス |
父 |
リアルシヤダイ |
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母 |
ボンヌシャンス |
2011年 キングトップガン 牡8 鹿毛
生年月日 |
2003年4月24日 |
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調教師 |
鮫島一歩(栗東) |
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馬主 |
池田豊治 |
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生産者 |
北星村田牧場 |
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血統 |
父 |
マヤノトップガン |
父 |
ブライアンズタイム |
母 |
アルプミープリーズ |
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母 |
グリタリングフラワ |
父 |
マルゼンスキー |
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母 |
カシマアロー |
☆レース回顧
2015年 ダービーフィズ
レースでの動き
スタートしてから中団のインをロスなく立ち回る。
マイネルミラノが飛ばして1000m通過が58秒6のハイペース。
3角あたりから先団めがけて進出を開始。
直線で馬場の真ん中に持ち出すと、ハギノハイブリッドとの追いくらべを制し、アタマ差抜け出したところがゴールだった。
評価
ダービーフィズはこれが重賞初制覇。洋芝コースは初めてでしたが、お姉さんのアプリコットフィズが札幌のクイーンSを勝っていたため、弟も大丈夫ではという声のとおりに頑張ってくれました。
2014年 ラブイズブーシェ
レ―スでの動き
スタートでやや後ろになり、そのまま後方を追走。
1000m通過は59秒6のミドルペース。
向正面で早くも鞍上・古川騎手の手が動きロングスパートを開始。
先行勢がバテて失速していく中、脚色が鈍ることなく消耗戦を制した。
評価
ラブイズブーシェもこれが重賞初制覇。前走12番人気で2着となった目黒記念がフロックではなかったことを証明しました。
この後GⅠ天皇賞秋でも、僅差の4着と力のあるところを見せてくれました。
2013年 トウケイヘイロー
レ―スでの動き
好スタートからすんなりとハナを奪う。
1000m通過58秒8のミドルペース。
道中は2番手にいたモズに終始突かれる形となるが、動じず。
直線に入っても勢いは止まらず、逃げ切り勝ちを決めた。
評価
トップハンデを背負い、淀みない流れの中を逃げる形になりましたが、まったく苦しそうなところを見せず、むしろ余裕すら感じさせる強さ。
この後勢いそのままに札幌記念も制しました。
2012年 トランスワープ
レ―スでの動き
スタートしてから中団のインを追走。
1000m通過は59秒1のハイペース。
道中は脚をため、3角あたりから進出を開始。
直線で馬場の三分どころに持ち出すと、1頭だけ次元の違う末脚を繰り出して突き抜けた。
評価
トランスワープは7歳で重賞初挑戦にして初制覇。
オープン特別以上では3着が最高着順でしたが、ファンからは4番人気に推されており、夏競馬に参戦するコアな競馬ファンの眼力の素晴らしさも証明された形に?
2011年 キングトップガン
レ―スでの動き
道中は中団のインを追走して脚をためる。
1000m通過は59秒7のミドルペースだったが、向正面で少し緩む流れ。
手ごたえ良く馬なりのままポジションをあげ、4角入口から鞍上・横山騎手の手が動き始める。
直線では前がふさがるロスがあったが、めげることなく体勢を立て直すと、前を行くマヤノライジンを交わしてゴールした。
評価
8歳にして前走目黒記念に続く重賞制覇となったキングトップガン。
これまで洋芝コースは3戦してすべてふたケタ着順と振わなかったのが嘘のよう。
前が詰まってもあきらめない気持ちの強さも光りました。
現在は福島競馬場で誘導馬として活躍しています。
☆優勝馬の総評
2・3着には人気薄の馬もきますが、1着は5頭とも4番人気以内と平穏です。
関東vs関西ではほぼ引き分けという感じで、あまり気にしなくても良さそう。
優勝馬の誕生月は2~4月に集中。
5頭中4頭が鹿毛なのは偶然でしょうか・・・?
過去5年すべて良馬場で、時計もある程度出る馬場でしたが、血統的には重馬場でも好走しそうなタフさのある馬が好走していますね。
以上、函館記念過去5年の歴代優勝馬分析でした!