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【アンタレスステークス2016】有力馬・注目レース紹介、分析

アンタレスS(GⅢ) 4歳以上 阪神ダ1800


出走馬紹介


☆ アウォーディー

ダート転向後負けなしの3連勝で、前走の名古屋大賞典(JpnⅢ)では、手薄なメンバーながらも2.4秒差をつける圧勝でした。

先行も差しもどちらでも良く、兄弟もダート重賞勝ち馬で特に欠点は見当たりません。今回はなかなか手強いメンバーが集まったので、後は相手関係だけでしょう。


☆ アスカノロマン

東海S(GⅡ)で重賞初勝利の勢いそのままに、前走のフェブラリーS(GⅠ)でも初めての中団からの競馬で最後までしっかり伸びてきたように、本格化してきました。

ただ今回は58キロに加えて昨秋から5戦目になり、また前走GⅠで目一杯の競馬をした疲労残りが心配ではあります。


☆ ロワジャルダン

ダートでは一度も掲示板を外しておらず、前走のフェブラリーSでもHペースの中先行して粘り、2着とは0.1差でした。

良くも悪くも相手なりで大崩れはなさそうなタイプですが、この馬も昨秋からの使い詰めで疲労残りが心配ではあります。


☆ クリソライト

地方交流重賞4勝の実績馬で、昨秋はホッコータルマエとも僅差のレースをしているように能力は上位です。

ただ今回は約1年半振りの中央重賞出走なので、ペースの違いに戸惑わないか心配ではあります。トップハンデタイの58キロの斤量もどうでしょうか。


☆ ショウナンアポロン

前走のマーチS(GⅢ)では果敢にハナを奪い、スローに落としてまんまと逃げ切りました。

2100mでも勝っているようにスタミナもありフロックではないと思いますが、強力な先行馬が揃っている今回のメンバーでどれくらいやれるでしょうか。


☆ ローマンレジェンド

地方交流GⅠ東京大賞典の勝ち馬も近3走は大敗が続いています。

8歳ということもあり徐々に能力の衰えも考えられない近年の好走は京都、札幌といった直線平坦なコースに限られているので、直線坂のある阪神コースも今回は割引材料です。


注目レース紹介


フェブラリーSGⅠ)東京ダ1600

 脚抜きのいい重馬場ながら芝並みのHペースでレースが流れる中、直線早めに抜け出した勝ち馬モーニンと同じ位置にいたロワジャルダンが粘るところを、馬場の真ん中からアスカノロマンがベストウォーリアと一緒に一歩ずつ差を詰め、さらに外からノンコノユメが一気に伸びてきて2着争いは大接戦でした。


厳しい流れで能力の高い馬しか上位争いできない中、それぞれ3着、5着に好走したアスカノロマンとロワジャルダンの能力は、現在のダート戦線では上位でしょう。


マーチSGⅢ)中山ダ1800m 内

 スタートから押してハナを主張したショウナンアポロンが、道中スローに落として脚を溜め、直線も早めに仕掛けて後続を突き放すと、内を捌いて伸びてきたバスタータイプの追撃を抑えて逃げ切りました。


道中スローで行かせてもらえたのが最大の勝因で、この流れを先行して伸びきれなかった2着以下は、正直まだ上位クラスの馬と比べて能力差はありそうですが、ショウナンアポロンの先行力は注意しておきたいところです。

 

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