4月13日(水)船橋競馬で第27回マリーンカップ(jpn3)が開催されます。 距離は1600m、牝馬限定、地方勢と中央勢での交流戦です。
レース展開
なかなかの切れ味の末脚を持つ馬が多いように思います。しかし船橋競馬場の1600mの直線は308m。
やはり先行集団にいないと届きません。
ましてや、ダートなら尚更差しや追い込みはそうそう決まるものではありません。メンバーからして、最後の直線で末脚勝負になるのは間違いないと思いますが、道中の位置取りも重要になりそうです。
各馬の分析からの予想
今回は中央からの参戦の馬で逃げ馬は見当たりません。
しかし、末脚の切れ味が抜群の馬が何頭かいますね。こうなると、逃げ馬や先行馬の戦略ひとつで前にいる馬も残れる競馬はいくらでも出来ます。
もちろん、基本的に交流重賞では活躍できない地方勢もチャンスはあるんじゃないかと思います。
しかし、ミルコ・デムーロ、ルメール、福永、戸崎と中央勢の騎手たちは、皆中央でもトップクラスの騎手たちです。そこはそんなに上手くやらせてくれないかもしれませんけどね…その辺を考慮しつつ予想はこうなりました。
◯ヴィータアレグリア
▲ブルーチッパー
△ブラックバカラ
△ディアマイダーリン
印の理由
◎ブチコ
とにかくいつも先行集団に位置取りできることの評価が大きいです。前走は先行集団にいながら、最終コーナーでは外目にまわされながらも短い中山の直線で抜け出し優勝しています。
きっと競馬が上手なのだと感じます。前走は褒められた内容ではありませんでしたが、また上手な競馬であっさり抜け出すことが想像できます。今回も騎手はルメール。安心して任せられますね。
◯ヴィータアレグリア
これも先行馬なことが決め手です。
末脚もそこそこで、いつも通りに競馬をすれば崩れることは無いと思います。ダートに変わってからはとても安定した成績を残していますし、前走は重賞で2着の好成績。騎手も戸崎ときたら馬券圏内は確実でしょう。
▲ブルーチッパー
とにかく逃げて逃げて最後まで粘り込んでほしいところです。
きっと後ろからフォーエバーモアの鬼脚が襲ってくるでしょう。
でも勝負はスタートです。道中マイペースに運べば馬券圏内は確保できるはずです。騎手は曲者岩田なので、何かやってくれそうだと期待しています。
△ディアマイダーリン
前々での競馬ができれば良い結果が残せるはずです。中央での出走レースは、オースクや秋華賞と、このレースのメンバーとは経験のレベルが違います。
△ブラックバカラ
地方ではとても強い内容の競馬をしていますが、交流重賞での成績は不振です。
しかし、今回はずば抜けた存在はいません。チャンスはあると思います。騎手は新人の藤田菜々子。
逃げに定評のある彼女ならもしかしたら…
ここまでの予想にフォーエバーモアを入れなかったのは、とても勇気のいることでした。強烈な末脚、ミルコ・デムーロとのコンビ。正直怖いです。しかし今回は距離が１６００mに延長になっているという一点のみの不安で切りと決めました。まさかの後方一気のゴボウ抜きもあるかも知れませんが。
まとめ
今回のメンバーでずば抜けた存在という馬はいないように感じます。
オッズの一本かぶりも無いと予想した場合、３連複や馬連でも的中した場合、十分な払い戻しを期待できます。ですから今回は手広く馬券を購入し、的中の可能性を上げる戦法をとるのもよいかと思います。
画像：http://www.photock.jp/detail/horse/1555/
