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【ニュージーランドトロフィー2016予想】出走馬と過去の注目レース紹介

ニュージーランドトロフィー(GⅡ) 3歳 中山芝1600m外


出走馬紹介


レインボーライン

前走アーリントンC(GⅢ)では早めに仕掛けて直線脚が上がりかけながらも併せ馬の形でG前再び盛り返して接戦を制しました。正直M.デムーロ騎手の手腕のイメージが強く、このレースが試金石でしょう。


ダンツプリウス

アーリントンCでは道中中団から勝ち馬に合わせて仕掛け、直線も最後までしっかり伸びる好内容でした。地味なタイプも接戦に強く自分の能力はキッチリ出し切るので、人気薄でも常に要注目です。


アストラエンブレム

フローラルウォーク賞では好スタートから楽にハナに立ち、直線も後続を待って残り200mから仕掛けて余裕十分に押し切りました。シンザン記念(GⅢ)では直線伸びが案外だったので前走のように自ら主導権を握って上がり勝負にしない形がベストと思います。


カイザーバル

前走は相手弱化も上がり最速でキッチリ勝ち切ったのは評価できます。チューリップ賞でもシンハライト、ジュエラーらとほぼ同内容の末脚は使っており、牡馬相手でも切れを活かす形でこのメンバーなら十分通用すると思います。あとはオッズ次第ですね。


ボールライトニング

この2走は大敗続きも前走は勝ち馬と0.2差で流れや展開次第では着順も変わりそうな内容だけに、人気落ちしそうな今回は重賞勝ち実績を評価してもいいのではないでしょうか。


サーブルオール

黄梅賞ではキッチリ巻き返して勝利も2着がダート馬だけにレベルに疑問ありそうです。今回と同コース勝ちということで人気になるようなら過剰人気と見たいです。


マディディ

極悪馬場で行われたファルコンS(GⅢ)でも最後までしっかり伸びていたように、安定した末脚に加えて精神的にもタフなタイプのようです。良馬場でも問題ないと思いますが、馬場が渋った方が他馬が気にする分ベターでしょう。



注目レース紹介


アーリントンC(GⅢ)阪神芝1600m 外

 1着から11着までが0.4差であるように、展開や枠順ひとつで大きく着順が変わりそうでレースレベルとしてはそれほど高くないように見えますが、その中でも道中自分から動いたレインボーラインとダンツプリウスに関しては一定の評価が必要だと思います。


シンザン記念(GⅢ)京都芝1600m 外

 内枠&先行絶対有利の特殊な馬場でのレースで、好位からレースを進めたアストラエンブレムだったが直線抜け出しかけたところで脚色が他馬と一緒になりG前競り負けました。レース内容としてはやや低レベルも、その中で唯一後方から差し込んできたジュエラーの能力が目立ったレースでした。


ファルコンS(GⅢ)中京芝1400m

 極悪馬場の中さらにHペースで推移したこともあって、シゲルノコギリザメ以外は先行馬が壊滅といった追い込み決着となり、その中でも上位は重馬場適性の巧拙といった結果となりました。ただ早い流れで地力勝負の面もあり、上位争いを演じたマディディの能力には一定の評価は必要だと思います。


画像:http://www.photock.jp/detail/horse/4279/

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