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タッチングスピーチの特徴、血統、近走レース成績 今後の展望

タッチングスピーチのプロフィール

性別 牝馬
年齢 4歳
毛色 鹿毛
生年月日 2012年2月21日
ディープインパクト
リッスン
母父 サドラーズウェルズ
母母 ブリギッド

 

 

これまでの出走レースと結果(近5走)

開催日 競馬場 レース名 馬場 頭数 着順 人気
2015.10.18 京都 秋華賞 芝2000良 18 6 2
2015.11.15 京都 エリザベス女王杯 芝2200稍 18 3 4
2016.2.14 京都 京都記念 芝2200重 15 2 3
2016.4.3 阪神 産経大阪杯 芝2000良 11 9 6
2016.5.29 東京 目黒記念 芝2500良 18 6 2

 

 

パンパンの良馬場でスピードとキレで勝負したいディープインパクト牝馬の中にあって、マリアライトとこのタッチングスピーチはかなりイレギュラーな馬場適性があります。

 

しかも、タッチングスピーチの道悪巧者ぶりは、エリザベス女王杯を勝った先輩GⅠ馬であるマリアライトを上回るレベルなのではないかという印象さえあります。

 

やはり血統的な部分が大きく、BMSであるサドラーズウェルズの影響がまずは強く、しかも牝系はリヴァーマン(ネヴァーベンド系)の系統ですから、パワーを要する馬場のうまさにますます拍車がかかっている印象が強いです。

 

タッチングスピーチはネイティヴダンサー、ノーザンダンサー、ヘイルトゥリーズンなどがこれでもかというくらいに配合された血統だけに、ある得意な条件になると人気と無関係に爆走し、そうかといって次のレースでの好走はまったく保証されないタイプという印象があります。

 

それだけに、ディープ牝馬にしてはどこかアテにしづらいところもあり、つかみどころがないのがこのタッチングスピーチの個性になっている気がします。

 

 

今後の活躍と出走レース予想

 

陣営はおそらくはじめから宝塚記念を意識したローテンションを組んでいたようです。

 

しかも、上記の血統的な裏付けやこれまでのレースの傾向を逆手にとって、タッチングスピーチにとって得意な舞台となる可能性が高い宝塚記念にはじめから的を絞っていたとしたら、この馬は最大の惑星になるでしょう。

 

ただし、今年に入ってやたらと速い馬場が目立つその傾向が宝塚記念にそのまま引き継がれるようだと、タッチングスピーチにとっては苦しい戦いになることが予測されます。

 

ただ、今のところタッチングスピーチにとっては天気が味方してくれそうな気配です。

 

先輩のライバルマリアライトもそうですが、サドラーズウェルズ系はとにかく成長力が武器ですから、牝馬であっても、今後年齢を重ねてさらによくなっていく可能性も、タッチングスピーチにはあるような気がします。

 

 

過去のレースから見る特徴

 

まだ力がつききっていなかった3歳春の時点では、重馬場のチューリップ賞で凡走したものの、サドラーズウェルズ特有の成長力が発揮されて以降、稍重のGⅠエリザベス女王杯で3着、古馬になって休み明けの京都記念も重馬場でいきなり好走ということで、やはり時計勝負には向かないタイプという印象が強いです。

 

ディープインパクト産駒らしく、決め手には鋭いものがありますが、

 

ただ、スピード勝負、瞬発力勝負では厳しいという印象が今のところ強く、大きいところで好勝負するためには、やはり馬場や展開の助けがある程度必要であることは間違いないでしょう。

 

 

まとめ

 

まだまだ成長しきっていない印象が強いです。

 

タッチングスピーチはこれからの馬である可能性が極めて高いです。

 

しかしそれでいながら、GⅠに手が届こうかというパフォーマンスを見せるだけに、今後成長してくれば安定感も増すと思われます。

 

完成したタッチングスピーチを見てみたいという気持ちが強く、そのためにもどうか無事に1戦ずつを戦ってほしいと思います。

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