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サトノクラウンの特徴、血統、近走レース成績 今後の展望

出典:wikipedia

 

サトノクラウンのプロフィール

性別 牡馬
年齢 4歳
毛色 青鹿毛
生年月日 2012年3月10日
マルジュ
ジョコンダⅡ
母父 ロッシーニ
母母 ラジョコンダ

 

 

これまでの出走レースと結果(近5走)

開催日 競馬場 レース名 馬場 頭数 着順 人気
2015.10.12 中山 皐月賞 芝2000良 15 6 1
2015.5.31 東京 東京優駿 芝2400良 18 3 3
2015.11.1 東京 天皇賞秋 芝2000良 18 17 7
2016.2.14 京都 京都記念 芝2200重 15 1 6
2016.4.24 香港 QEⅡC 芝2000良 13 12 5

 

英国産馬の父マルジュはそれほど日本でなじみがある馬ではないかもしれませんが、その父ラストタイクーンの名前を聞けば、何か急に親近感が湧いてくる気がします。

 

また、母父ロッシーニも同様で、日本にはそこまで深くかかわっていない印象が強いですが、こちらもその父ミスワキはサイレンススズカのBMSとしても知られるため、日本では非常に評価が高い血だったりします。

 

ラストタイクーン(その父トライマイベスト)、ミスワキ(その父ミスタープロスペクター)となると、イメージ的には完全にスピードタイプという印象もあります。

 

ただ、ミスタープロスペクター系もラストタイクーン系も、距離の守備範囲は極めて広く、サトノクラウンにもそういった傾向は強く見られます。

 

そこまでパンチの利いた血統とは言えませんが、地味な血統では決してなく、良血といえるレベルにはあるでしょう。

 

 

今後の活躍と出走レース予想

宝塚記念は最大のチャンスになるのではないでしょうか。

 

昨年は「ドゥラメンテの世代」ということで間違いありませんが、皐月賞ではこちらサトノクラウンが1番人気でした。

 

サトノクラウンと人気を二分した印象もあったリアルスティールはドバイで世界を制し、その高いレベルの世代のトップ、もしくはそれに近いレベルにサトノクラウンがあることも間違いありません。

 

ドゥラメンテは確かに強いですが、三冠間違いなし凱旋門賞も勝てるといわれながら骨折の憂き目に遭ったり、ドバイでは世界が注目しながら今度は落鉄の憂き目に遭ったり、どこか運に見放されているところがあります。

 

宝塚記念の週はサトノクラウンが大好きな雨予報・・・やはりチャンスは大きい気がします。

 

将来が楽しみなサトノクラウンですが、まずは宝塚記念で大注目であることは間違いありません。

 

 

過去のレースから見る特徴

前走の京都記念は圧巻でした。

 

ダービー以来の長欠明けということもあって伏兵人気にとどまりましたが、いつになく早目の進出で後続が白旗を揚げざるを得ないレース内容の完勝には脱帽でした。

 

これというのも、「不良に近い重馬場」が欧州血統のサトノクラウンに大きくプラスに働いたからであると考えられます。

 

サトノクラウンは道悪がかなり得意ですね。

 

実際稍重の弥生賞も圧巻の競馬ながら、ちょっと時計が速すぎやしないか?と思われた皐月賞では不可解な失速もありました。

 

また、キャリアが未だ8戦ということで、ドゥラメンテやモーリスを輩出している堀厩舎ということで、大事に使うという意図もあるのかもしれませんが、まだ完成が先の馬で、無理をしていないのかもしれません。

 

そのあたりが多少懸念材料ではあると思いますが、雨模様になれば・・・の思いは宝塚記念でも大きいです。

 

 

まとめ

イマイチつかみどころのないサトノクラウン、クラシックで堂々の1番人気を経験した割には、人気だとコケ、伏兵評価のときに激走するようなところもあり、まだヴェールは完全に明らかにはなっていない印象です。

 

ただし、条件が整ったときのサトノクラウンの強さは、侮らないほうが身のためです。

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