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キングカメハメハ産駒の特徴、通算成績、代表産駒一覧

キングカメハメハの写真

引用:wikipedia

 

キングカメハメハは日本を代表する大型種牡馬です。

 

2004年のダービーを制した馬でありながら、次走に選択した神戸新聞杯を最後に故障を発生したため、現役を引退しました。

 

そのため、現役で活動していたのは2歳から3歳までで、同時期に種牡馬として活躍していたディープインパクトと比較すると、どうしても現役時代の活躍は薄く感じてしまうことでしょう。

 

しかしながら、種牡馬としてのキングカメハメハの活躍は目覚ましいものがありました。2019年に種牡馬を引退するまでの間に、幾多もの名馬を輩出しました。

 

キングカメハメハの代表産駒にどのような馬が存在するのか、そして、キングカメハメハ産駒がどれほどの活躍を見せたのか、また、キングカメハメハ産駒の特徴を紹介していきます。

 

キングカメハメハの代表産駒一覧

(データは2020年5月5日時点のものです。)

レイデオロ 獲得賞金8億8,155万円

2017年の日本ダービーを制しましたね。

 

現役時代は日本ダービーをはじめ

天皇賞(秋)(2018)

オールカマー(2018)

神戸新聞杯(2017)

ホープフルステークス(2016)

と4つの重賞を手にし、それ以外にも、ジャパンカップや有馬記念で2着に入選しました。

 

レイデオロの母のレディブロンドは外国産駒で短距離で結果を残しています。

 

レイデオロの姉のティソーナはマイルや1400m戦で4勝し、全弟にあたるレイエンダは重賞のエプソムカップを制しています。レディブロンドはレースで結果を残している馬を多数輩出しています。

 

非サンデー系の馬ですが母の母がウインドインハーヘアです。ディープインパクトキタサンブラックの父であるブラックタイドはレイデオロの叔父にあたります。

 

レイデオロの最大の貢献は、ここ数年調子を落としていたダービー馬の威厳を世に広めたことでしょう。

 

2012年のディープブリランテをはじめ、キズナも、ワンアンドオンリーも、ドゥラメンテも、マカヒキも、怪我に泣かされたり古馬になってから調子を落としていました。

 

ダービー馬の威光が陰りを見せていた中で、レイデオロは4歳になっても世にダービー馬としての威厳を広めました。

 

ところが5歳のときにドバイに遠征したころから、レイデオロも調子を崩し、5歳の有馬記念を引退するまで、一度も馬券を絡むことなかったのです。

 

それでも、2017年~2018年の競馬の第一線で活躍したレイデオロの獲得賞金はキングカメハメハ産駒の中でも第2位に君臨しています。

 

ドゥラメンテ 獲得賞金5億1,660万円

レイデオロの項でも紹介したドゥラメンテは2015年の皐月賞・ダービーを制した馬です。

 

ドゥラメンテは社台ファームの総結晶とも名高い馬です。なぜなら、血統背景が非常に非常に豪華な馬なのです。

 

ドゥラメンテの母のアドマイヤグルーヴは現役時代にエリザベス女王杯を制した馬です。

 

そのアドマイヤグルーヴの父は日本競馬界に多大な影響をもたらしたサンデーサイレンスで、母はオークスを制したエアグルーヴです。

 

エアグルーヴの父は凱旋門賞を制したイタリアのトニービンで、エアグルーヴの母はオークスを制したダイナカールです。

 

超良血馬との交配"のみ"で誕生したドゥラメンテは社台ファームが総力をもってして産まれたといっても過言ではないのです。

 

良血一族として生誕したドゥラメンテはターフでも大活躍しました。

 

デビューからダービーまでに6戦使われ、4勝しました。敗れた2戦も共に2着でした。

 

皐月賞・ダービーでは後にG1タイトルを7つ獲得するキタサンブラックや、ドバイターフを制したリアルスティール、宝塚記念を勝利したサトノクラウン赤子扱いするような競馬で二冠を手にしました。

 

皐月賞の上がり3Fは33.9と、ディープインパクトの皐月賞の上がりタイム34.0を0.1秒上回り、巷では

ディープを超える馬

ともいわれました。

 

また、日本ダービーでは父キングカメハメハが成し遂げたコースレコード2.23.3を0.1秒上回る2.23.2でレコードタイムを更新しました。

 

このことから、オルフェーヴル以来の三冠馬としての声が上がったり、はたまたあえて斤量で有利な3歳時に凱旋門賞を目指してほしいという声も上がり、ドゥラメンテに多くの期待がかかります。

 

ところが、この年の夏に放牧先で両前脚を骨折してしまいます。全治9か月以上と診断され、最後のクラシックも、フランスの大舞台も棒に振ることとなりました。

 

復帰は翌年の中山記念でした。

 

同期のリアルスティールをはじめ、先輩皐月賞馬のイスラボニータやロゴタイプといった有力馬がそろう中で、休み明けを物ともしない追い込み競馬で勝利を手にします。

 

怪我明けでも競走能力を一切損なわない競馬を見せたドゥラメンテはドバイシーマクラシックを選択します。

 

しかし、レース直前に右前脚を落鉄してしまい、装蹄する時間もないまま裸足で競馬をしました。この影響かもあったでしょう。ポストボンドの2着に敗れてしまいます。

 

帰国初戦に選択したのは宝塚記念でした。

 

宝塚記念は梅雨の時期と重なることからグランプリレースとしてはメンバーの集まりが悪いことで有名です。

 

しかし、この年の宝塚記念は17頭が出馬を表明し、全頭が何らかの重賞を手にしていました。そのうちG1馬は6頭と、グランプリレースに相応しいメンバーが揃いました。

 

梅雨の時期ということもあり馬場は稍重馬場で、追い込み馬のドゥラメンテにとっては不利な舞台だったにも関わらず、1番人気で単勝オッズ1.9倍に支持されました。

 

レースでは、4コーナーを回ってからでも馬群の中にいるドゥラメンテが馬群を抜け出し末脚を発揮できるのか、多くの人が見守りました。

 

直線に入り、ドゥラメンテの末脚が炸裂します。前を走る同期のキタサンブラックを交わして突き抜けようとしましたが、先に立ち回った牝馬のマリアライトには届かず2着に敗れてしまいました。

 

そして、ドゥラメンテの悲劇はこのあと、ゴール板を過ぎた直後に馬場の悪いところに脚が持っていかれ、故障してしまったのです。

 

ドゥラメンテに騎乗したデムーロ騎手は下馬し、ドゥラメンテも馬運車で運ばれます。

 

レース後に左前脚のハ行が診断され、また、左前脚の炎症や球節の腫れが見られたことから、現役を引退することが決まりました。

 

生涯成績わずか9戦ながらも生涯成績は(5-4-0-0)との安定した成績を持ち、後に菊花賞やジャパンカップ、天皇賞(春)を連覇するキタサンブラックにはただの一度も先着を許していません

 

もし、怪我がなければもっともっと活躍できた一頭でしょう

 

現在は種牡馬入りしているドゥラメンテは、インブリード(近新配合)の関係から、その豪華な血統背景が制約となっており、海外繁殖牝馬が主な交配相手となっています。

 

ドゥラメンテ産駒の中央デビューは2020年が予定されていますが、中央競馬より一足早く、地方の浦和競馬場にてドゥラメンテ産駒として初出走を飾ったトーセンウォーリアが初勝利を納めました。

(参考:ドゥラメンテ産駒が初勝利!浦和でトーセンウォーリアが1.1秒差の圧勝 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200424-00000007-kiba-horse)

 

今後も、中央・地方問わず、現役時代を彷彿させるような活躍に期待がかかります。

 

ロードカナロア 獲得賞金6億6,995万円

キングカメハメハ産駒の最強スプリンター、いや、歴代の最強スプリンターといっても間違いないでしょう。

 

ロードカナロアは短距離を中心にG1を6つ制したのみならず、香港スプリントを連覇した馬なのです。

 

毎年暮れの時期に香港で一日にG1が4つ開催される香港国際競走が開催されます。

 

その一つである香港スプリントは香港のスプリンターが一斉に集います。

 

香港のスプリントレベルは世界を見ても非常に高く、数多くの日本馬も参戦しましたが、香港の壁の前に敗れ去りました。

 

人によっては

凱旋門賞よりも勝つのが難しい

と言われた香港スプリントをこのロードカナロアは勝ち切りました。それだけでなく、翌年も制覇したことで連覇を達成してしまったのです。

 

2020年時点で日本馬で香港スプリントを制したのはこのロードカナロアのみです。

 

短距離馬のため、有馬記念やダービーといったビッグレースには出走しませんでした。また、同期に三冠馬のオルフェーヴルがいたことから、注目度はオルフェーヴルに見劣りしたのは事実でしょう。

 

しかしながら、スタートがレースを決めるといっても過言ではないスプリング界において、生涯成績19戦13勝(13-5-1-0)の安定感を持ち、大舞台でも結果を残したロードカナロアは紛れもない名馬です。

 

引退後は種牡馬入りし、初年度産駒に牝馬三冠を制したアーモンドアイをはじめ、皐月賞馬サートゥルナーリアやマイルチャンピオンシップを制したステルヴィオを輩出しました。

 

種牡馬としての活躍にも大きな期待がかかっています。

 

アパパネ 獲得賞金5億5,859万円

牝馬のアパパネは至上3頭目となる牝馬三冠を制しました。

 

特に牝馬三冠の二戦目となるオークスではサンテミリオンと同時にゴール板を通過し、長い審議の末、G1では初となる同着決着となりました。

 

古馬になってからは4歳時に出走したヴィクトリアマイルを最後に勝ち星から遠ざかってしまいましたが、生涯でG1を5つ手にしました。

 

引退してからは繁殖牝馬入りし、現在は産駒がターフデビューしています。

 

重賞勝ち馬は輩出していませんが2020年の皐月賞に出走したラインベックや2020年の大阪杯に出走したジナンボーはアパパネの仔になります。

 

ホッコータルマエ 獲得賞金3億5,105万円(中央)、7億2,765万円(地方)

実はキングカメハメハ産駒で最も賞金を稼いでるのはレイデオロでもロードカナロアでもなく、このホッコータルマエです。

 

ホッコータルマエはデビューからダートで使われてきた生粋のダート馬で、7歳で引退するまでにダートG1を10勝した馬です。

 

キングカメハメハ産駒最強のダート馬でしょう。

 

セリ価格1,575万円で、デビュー前は競走馬としては決して高く評価されませんでした。

 

生産者は市川ファームです。小規模な牧場で生誕したホッコータルマエは、社台ファームやノーザンファーム出身のライバル相手に大健闘したのです。

 

引退後はキングカメハメハ産駒の種牡馬として種牡馬入りしました。初年度は164頭の繁殖牝馬に種付けを行ったようです。

(参考:競走馬のふるさと案内所 ホッコータルマエを訪ねて~優駿スタリオンステーション https://uma-furusato.com/column/detail/_id_91518)

 

キングカメハメハ産駒の特徴

キングカメハメハ産駒は短距離・中距離・芝・ダート問わず幅広い分野で活躍している馬が多いです。

 

また、ビッグレースでも結果を残せるほどに能力の高い馬が揃っているのも特徴的ですね。

 

馬場も時計の出る馬場から力がいる馬場まで満遍なく結果を残しますし、逃げ馬もいれば追い込み馬もいます。総合力の高い馬が揃っているように感じます。

 

能力の高い馬を輩出する背景にはキングカメハメハが非サンデーサイレンス系の馬であることが挙げられるでしょう。

 

インブリードの関係から、能力の高いサンデーサイレンス系牝馬と最も交配しやすいのがキングカメハメハです。

 

自身のポテンシャルの高さとサンデー系牝馬のポテンシャルが見事にかみ合って、仔にも能力の高さが継がれているのだと感じます。

 

疲れを溜めやすい?

ただ、欠点がないというわけでもなく、産駒の一部にみられるのが蓄積疲労の課題です。

 

蓄積疲労とはレースを使い詰めることではなく、デビューからレース数を重ねれば重ねるほど、溜めてしまう疲労のことです。

 

例えばダービー馬レイデオロは4歳まではどんな舞台でも結果を残してきましたが、5歳になってからは凡走を繰り返すようになりました。

 

三冠牝馬のアパパネも古馬になってからはほとんど結果が見られなくなりました。

 

このように、キングカメハメハ産駒はレース数を重ねれば重ねるほど、長期休暇では解消できない蓄積疲労がたまりやすいのかもしれません。

 

もっとも、ホッコータルマエは7歳まで常に第一線で活躍していましたし、ラブリーデイのように、古馬になってから結果を残した馬もいるため、全てのキングカメハメハ産駒に当てはまるわけではありません。

 

キングカメハメハ産駒の馬券を購入する際、近走が凡走を繰り返しているようでしたらその辺りを考慮してみてもいいかもしれません

 

キングカメハメハ産駒の成績

(2020年5月5日時点でのデータです)

産駒数           1779頭

中央での勝利数 1086頭

重賞勝利馬       62頭

G1勝ち馬   14頭

 

ポストキングカメハメハとして有力なロードカナロアとルーラーシップ

2019年の8月にキングカメハメハは亡くなりました。

 

この数日前に三冠馬であり、大型種牡馬でもあったディープインパクトも死去したため、日本競馬界は大型種牡馬を2頭も失うこととなりました

 

今後の未来を考える際、種牡馬としてのポストキングカメハメハを見出さなくてはなりません。

 

ディープインパクトも、キングカメハメハも後継者が種牡馬入りしています。

 

ディープインパクトの場合はトーセンホマレボシやディープブリランテの産駒がデビューしましたが、目立った活躍は見せていません。

 

対してキングカメハメハの場合は後継者のロードカナロアが早くもアーモンドアイやサートゥルナーリアを輩出しました。

 

また、同じく後継者のルーラーシップもキセキやダンビュライトを輩出しています。

 

ロードカナロアとルーラーシップは共に非サンデーサイレンス系の馬なのでポストキングカメハメハとして最有力でしょう。

 

また、インブリードの可能性こそ少なくありませんがキングカメハメハの血を継いだドゥラメンテの産駒も2020年からデビューする予定です。

 

そして、ホッコータルマエやラブリーディ、リオンディーズ産駒も2020年にデビューする予定です。

 

ポストキングカメハメハとしてのロードカナロア・ルーラーシップの2頭だけではなく、ポテンシャルの高さが期待できるドゥラメンテ。

 

そして、その他のキングカメハメハの血を継いだ種牡馬も揃っているためポストキングカメハメハの未来は暗いものではないでしょう

 

まとめ

大型種牡馬であるキングカメハメハがこの世を去ってからまだ一年も経っていませんが、キングカメハメハの血を継いだ馬が今年もデビューする予定です。

 

キングカメハメハの仔は全体的に総合力が高くて狙いやすい反面、一度調子を崩すと立て直しが困難である馬がいる印象もあります。

 

しかしながら、どのような舞台にも柔軟に対応するオールラウンダーな素質を秘めていて、種牡馬としては紛れもない名馬でしょう。

 

他の産駒と比較すると突き出た特徴がないため、馬券的にはむしろ購入しづらい場面もときにはあります。

 

しかし能力の高さは全産駒の中でも上位なので、出走馬の中で一頭だけキングカメハメハ産駒の馬がいたら狙ってみても面白いかもしれません。

 

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