6月15日川崎競馬場で第52回関東オークス(jan2)が開催されます。
ダート、左回り、距離2100m、3歳牝馬限定の交流戦です。
今回は難解なレース
まず、このレースは難解であることを先に言っておきます。
理由として
牝馬限定戦であること
牝馬限定戦は地方、中央問わず荒れやすい傾向にあると言われています。
確かにずば抜けて強く、毎回優勝するような馬はいます。
しかし、ヒモ荒れと言って2、3着に人気の無い馬が入線して配当が跳ね上がるのはよくあることです。
今回のようにあまり力差がなく、経験の浅い3歳牝馬となればより一層その傾向は強くなります。
川崎ダート2100mは全馬初
今回の出走メンバーに2100mの距離を経験している馬は一頭もいません。
ダートのみに絞れば最長で1800mまでの距離しか走っていないのです。
競争馬の関係者ならまだしも、我々馬券購入者の立場では距離の適性を見極めるには出走履歴しか判断材料がありません。
地方馬も侮れない?
交流戦といえば地方馬と中央馬が一緒にレースをしますが、ほとんどのレースは中央馬の独壇場。
やはり地方馬に比べると中央馬は一枚上手なのは明白です。
しかし、今回の中央メンバーを見ると中央での成績はオープンを勝った馬が一頭いるだけで、他は500万下条件を勝った程度の馬。
さらには川崎ナイター初挑戦となれば、圧倒的な力差は感じません。
以上荒れる要素はたくさんあります。
しかし、荒れる=難解ではありません。
自分の予想スタイルを信じて馬券購入してみようと思います。
レース展開
まず逃げはアルセナーレが決めると思っています。
中央のレースでも逃げを打てるのであれば、今回のメンバーならば楽にハナを切ることができそうです。
主要メンバーは先行馬が多いようで、やはり道中前につけなければ勝ち負けに加わることは難しいでしょう。
川崎競馬場の特徴として、コーナーがかなりきついことが挙げられます。
今回はそのコーナーを6回周るわけですから、コーナーが苦手な馬には厳しいレースとなります。
直線は300mで捲りからの差しも十分決まる長さですね。
最終予想
◎アルセナーレ
○ディーズプラネット
▲ブライトリビング
△タイニーダンサー
△エメンタールベルン
◎アルセナーレ
やはり決めては『逃げ』。
2100mの距離で自分のペースを作ることができれば、他馬は捕まえることができないと思います。
距離ももちそうですし、何より連勝中の勢いのある馬。
○ディーズプラネット
前走中央でオープンを勝っている馬です。
実力はメンバー1だと思っています。
距離に不安がありますが、まず馬券圏内は外すことは無いと思います。
▲ブライトリビング
中央で3戦2勝の馬。
先行も得意な馬ですので、道中好位につけることができそうです。
不利なくレースを進めることができれば頭まで考えられます。
△タイニーダンサー
なんと言っても重賞2勝馬。
牡馬相手に重賞を勝った経歴もあります。
牝馬限定戦となれば上位は確実。
△エメンタールベルン
前走、川崎競馬場で勝っています。
道中先行できれば好走してくれそう。
的場騎手も心強い。
買い目
三連単◎→○→▲△△、◎→▲→○△△
馬連◎○、◎▲の8点勝負のつもりです。