マーメイドS(GⅢ)阪神芝2000m
何度も言っていますが、牝馬限定戦はとにかく苦手です(笑)。
しかもハンデ戦となれば、何が突っ込んできてもおかしくないようなメンバー構成になるため、これまでの重賞実績よりも、現時点での『勢い』や『余力』といった要素により注目して、的中に少しでも近付けたいところですね。
それでは予想に入りたいと思います。
最終予想
◎ リラヴァティ
元々重賞で何度も好走実績があり、それでいて53キロのハンデは明らかに恵まれたと言えるでしょう。
さらに、前走の一旦交わされながら差し返して勝利した内容は本格化を感じさせるもので、それほど人気していないのも本命理由の一つです。
半妹シンハライトがオークスを制したように血統的にも勢いがあり、ここでの重賞初制覇に期待したいですね。
○ シュンドルボン
前走ヴィクトリアマイルで目一杯のレースをした後の参戦で、本来なら疲労残りを考慮して評価を下げるところですが、ルージュバックを物差しにして考えると、牝馬同士であれば能力は上位でしょう。
血統的にパワーが求められそうな今の馬場はピッタリで、好相性の田辺騎手騎乗も魅力です。
ハンデ差を克服できれば好勝負必至でしょう。
▲ ゴールドテーラー
1000万条件を勝ち上がるのに13戦を要し、今回が格上挑戦と実績だけ見れば明らかに格下ではありますが、こういったタイプは流れが緩い条件戦より、厳しい流れの重賞の方が向く可能性があり、50キロの軽ハンデも加味すれば十分に狙う価値はあると思います。
さらにこのレースと好相性のステイゴールド産駒でもあり、大掛けを期待したいですね。
△ ナムラアン
牡馬相手に好勝負を演じていることから、牝馬同士なら十分格上で、先行力があるのもこのレースでは有利に働きそうです。
ただ、これまでの好走は京都に集中しており、本質的には軽い芝で切れを活かすタイプでしょう。
かなり人気していることを考えても、今回はこの辺りの評価が妥当かと思います。
△ ヒルノマテーラ
2月までは500万条件をウロウロしてましたが、その後はトントン拍子に勝利し、前走も先行有利の流れの中ほぼ最後方から0.3差まで詰めた末脚は体調が良い証拠でしょう。
レッドオリヴィアとの人気の差や斤量などを考えると、人気薄の今回は狙ってみても十分面白そうな気がします。
構図としては条件戦好走組vs重賞実績馬といった形になり、今回の予想では条件戦組の『勢い』を上位に考えましたが、どうなるでしょうか。
GⅠレースの谷間になるため、ここで少しでも宝塚記念の資金を調達しておきたいところですね。
《買い目》
単勝 ◎ 500円
馬単 ◎、○、▲、△、△ 各100円 計1,500円