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皐月賞(G1)2021の出走予定馬、予想オッズ、有力馬を紹介

2021年のクラシック3冠レースの第1弾、皐月賞。昨年はこのレースを皮切りにコントレイルが無敗でクラシック3冠を達成しましたが、今年はどうなるでしょうか?

 

ここでは改めてレース条件や出走予定馬、有力馬、見どころなどをまとめてみました。予想やレースを楽しむ上での参考にしてみて下さい。

 

レース条件

第81回皐月賞(G1)

3歳オープン 牡・牝 定量 コース:芝2000M(右回り)

2021年4月18日(日)第3回中山競馬8日目 第11レース(15:40発走予定)

賞金

1着:1億1,000万円 2着:4,400万円 3着:2,800万円 4着:1,700万円 5着:1,100万円

当日のレース番組、賞金体系などは nakayama3.pdf (jra.go.jp) 参照。

 

出走予定馬、予想オッズ

出走予定馬及び想定される単勝オッズは、下記の通りとなっています。(2021年3月28日現在)

出走予定馬 斤量 予想オッズ 前走
ダノンザキッド 57.0 2.0~4.0 弥生賞3着
エフフォーリア 57.0 4.0~6.0 共同通信杯1着
ヴィクティファルス 57.0 6.0~10.0 スプリングS1着
タイトルホルダー 57.0 6.0~10.0 弥生賞1着
ラーゴム 57.0 10~20 きさらぎ賞1着
アドマイヤハダル 57.0 10~20 若葉S1着
オーソクレース 57.0 10~20 ホープフルS2着
ヨーホーレイク 57.0 10~20 きさらぎ賞2着
(シャフリヤール) 57.0 (20~40) (毎日杯1着)
(グレートマジシャン) 57.0 (20~40) (毎日杯2着)
ディープモンスター 57.0 40~60 すみれS1着
シュヴァリエローズ 57.0 40~60 若葉S2着
ステラヴェローチェ 57.0 60~80 共同通信杯5着
グラティアス 57.0 60~80 京成杯1着
レッドベルオーブ 57.0 80~100 朝日杯FS3着
アサマノイタズラ 57.0 80~100 スプリングS2着
ボーデン 57.0 80~100 スプリングS3着
(ホウオウアマゾン) 57.0 朝日杯FS9着
その他 57.0  

※☆は100倍以上想定 (  )の馬は出否未定。

その他の馬は回避待ちの繰り上がりもしくは抽選濃厚。

 

有力馬について

ダノンザキッド:父ジャスタウェイ

昨年暮れのホープフルS(G1)を制し、最優秀2歳牡馬に輝きました。

しかしながら、今年初戦となったトライアルの弥生賞ではまさかの3着。逃げ馬に有利な展開で流れ届かない内容でしたが、ラスト3ハロンの上がり時計は最速をマークしており、ここは巻き返しに賭ける1戦です。

鞍上川田騎手も早くからクラシックを意識しており、今年のクラシックの主役の1頭である事は間違いない存在です。

エフフォーリア:父エピファネイア

今年の皐月賞戦線、関東勢の主役はこの馬で、3戦3勝の無敗で皐月賞に挑みます。好位に付けて終いもしっかりしているレースセンスの良さが魅力の馬です。

中山のコース経験はないですが、近年の皐月賞馬が誕生しているトレンドの共同通信杯からトライアルレースを使わず直行というローテで、鞍上も関東で今最も乗れているといっても過言ではない横山武史騎手というのも魅力です。

ヴィクティファルス:父ハーツクライ

阪神、東京、中山と過去3走好走しており、コースを問わないのが魅力。前走のスプリングSでは重馬場の中制しており、道悪もこなせる事が分かった点はプラスです。距離が1800Mのレースしか使っておらず、残り1ハロン(200M)の延長がカギとなりますが、息の長い末脚を使うタイプなので、距離延長が響く可能性は低いかもしれません。

鞍上池添騎手は、弟である調教師の池添学厩舎の馬でクラシックに挑みます。

タイトルホルダー:父ドゥラメンテ

トライアルの弥生賞では、断然人気のダノンザキッドを敵に回して逃げの手に出て見事勝利。その名の通りタイトルホルダーの仲間入りを果たし、一躍クラシックの有力馬に躍り出ました。

今回も同様に逃げの手に出る可能性が高く、展開のカギを握る1頭とも言えますが、弥生賞で手綱を取った横山武史騎手が皐月賞ではエフフォーリア騎乗が予定されており、こちらは田辺騎手への乗り替わりが予定されています。

ラーゴム:父オルフェーヴル

2月上旬のきさらぎ賞を制し、ゆったりとした直行ローテで皐月賞に挑みます。今年のきさらぎ賞は例年の京都芝1800Mではなく、中京芝2000Mで行われており、この距離で重賞を勝った事と、過去4戦オール連対の安定感が魅力です。

父オルフェーヴル産駒は3年前にエポカドーロが皐月賞を制しており、鞍上北村友一騎手も昨年末の有馬記念を制して上昇一途。近年はきさらぎ賞からの直行で皐月賞馬は出ていませんが、人気の盲点になるようなら気になる1頭です。

アドマイヤハダル:父ロードカナロア

関西のトライアルレース、若葉Sを制したロードカナロア産駒です。血統から距離2000Mが不安視されそうですが、この馬は芝2000M2戦2勝の戦績が示す通り、皐月賞における距離不安は無さそうです。

若葉Sでも2着馬に3馬身の差を付ける圧勝で、レース内容からも人気になっておかしくない1頭です。若葉Sで手綱を取った松山騎手が乗れないので、手替わりとなる予定です。

 

レースの見どころは?

皐月賞と同距離で行われている前年暮れのホープフルSがG1に昇格してから、このレースの勝ち馬がクラシック戦線の主役になる事がここ数年のトレンドとなっていました。

 

今年もダノンザキッドが強い内容で無敗で制しており、弥生賞の前まではダノンザキッド中心のクラシック戦線とまで言われていました。ところが、このレースでまさかの3着。絶対的な存在ではなくなってきており、馬券的妙味も含め、俄かに混戦模様となってきました。

 

他の馬にもつけ入る余地充分で、まずは関東からはエフフォーリア。共同通信杯を制しており、目下3戦無敗。その共同通信杯で2着に下したヴィクティファルスがその後トライアルのスプリングSを制している事からも、この馬の人気がかなりクローズアップされてくるはずです。ダノンザキッドとは皐月賞で初対戦になり、勢いに乗る横山武史騎手と共に一気にクラシック制覇なるか注目です。

 

関東勢ではもう1頭、弥生賞で実際にダノンザキッドを負かしたタイトルホルダーの存在も魅力。田辺騎手に乗り替わりの予定ですが、展開を味方に再度逃げ切れるか、が見どころです。

 

他のトライアル組では、コース、馬場状態を問わないヴィクティファルス、若葉S3馬身差圧勝のアドマイヤハダルといった関西勢も魅力充分で、非トライアル組からはきさらぎ賞から直行で来るラーゴムの存在も不気味です。

 

有力馬として、昨年の2歳王者、トライアル3レースの覇者、2月の東西の重賞を勝った2頭の計6頭をピックアップしましたが、この6頭、父親が全て違うのも面白い処。クラシックは血統が良く語られるので、父親の現役時代のファンだった方は、そういった意味から応援する馬を決めても面白いかもしれません。

 

この他にも、混戦模様となってきている皐月賞戦線、ルメール騎手が予定されているオーソクレース(父エピファネイア)、ディープインパクト産駒のヨーホーレイクとディープモンスターなど、上位に来てもおかしくない馬が他にもたくさん居ます。

 

最後に、現状出否未定ですが、毎日杯1着のシャフリヤール、2着のグレートマジシャン(いずれも父ディープインパクト)も、毎日杯のレース内容や戦績から、出走してくるようならチェックしておきたい2頭です。いずれにせよ、俄かに混戦模様となってきている皐月賞戦線なので、馬券的妙味も含め面白いレースとなりそうです。

 

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