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天皇賞・春(G1)2021の出走予定馬、予想オッズ、有力馬を紹介

春の長距離王決定戦、天皇賞・春。今年は京都競馬場改修工事中に伴い、阪神競馬場での開催となります。

ここでは改めてレース条件や出走予定馬、有力馬、見どころなどをまとめてみました。予想やレースを楽しむ上での参考にしてみて下さい。

 

レース条件

第163回天皇賞・春(G1)

4歳以上オープン 定量 コース:芝3200M(外→内)(右回り)

2021年5月2日(日)第3回阪神競馬12日目 第11レース(15:40発走予定)

賞金

当日のレース番組、賞金体系などは hanshin2-2.pdf (jra.go.jp) 参照。

 

出走予定馬、予想オッズ

出走予定馬及び想定される単勝オッズは、下記の通りとなっています。(2021年3月28日現在)

出走予定馬 性齢 予想オッズ 前走
アリストテレス 牡4 3.0~5.0 阪神大賞典7着
ディープボンド 牡4 5.0~8.0 阪神大賞典1着
ワールドプレミア 牡5 5.0~8.0 日経賞3着
ユーキャンスマイル 牡6 6.0~10.0 阪神大賞典2着
(ウインマリリン) (牝4) (10~20) (日経賞1着)
オーソリティ 牡4 20~40 ダイヤモンドS2着
マカヒキ 牡8 20~40 ジャパンC9着
ディアスティマ 牡4 20~40 松籟S1着
ナムラドノヴァン 牡6 40~60 阪神大賞典3着
メイショウテンゲン 牡5 40~60 阪神大賞典6着
オセアグレイト 牡5 60~80 日経賞6着
ラストドラフト 牡5 60~80 日経賞8着
ゴースト セ5 80~100 阪神大賞典中止
タガノディアマンテ 牡5 80~100 AJCC9着
その他    

※☆は100倍以上想定 (  )の馬は出否未定。

 

有力馬について

アリストテレス

昨年の菊花賞で、無敗の3冠制覇に挑むコントレイルを最後の最後まで追いつめ、見せ場たっぷりの2着に入りました。

今年初戦のAJCCを道悪の中制し、次走の阪神大賞典も同じく道悪の中断然人気に推されましたが、まさかの7着惨敗。明確な敗因について何とも言えない状況ですが、同じ道悪でも2200Mは勝利し、3000Mで惨敗した事を考えると、今回の天皇賞・春の3200Mは同馬にとって良馬場で行われる事に越した事はないでしょう。

ディープボンド

阪神大賞典では重馬場の中2着馬に5馬身差をつける圧勝劇でした。元々菊花賞でも4着に入っており、長距離適性のある馬ですが、道悪が更に味方した模様です。

今年は前哨戦も本番も同じ阪神コースで行われるのは大いにプラス材料と考えられます。アリストテレスが良馬場希望だとしたら、こちらは時計の掛かる馬場希望のクチでしょう。

ワールドプレミア

一昨年の菊花賞馬で、昨年春はケガの為全休しましたが、秋にジャパンカップで復帰し有馬記念にも出走しました。

今年初戦の日経賞は3着で、菊花賞以来勝ち鞍こそないものの、長距離適性は折り紙付なので、まとめて負かしても不思議ではない存在と言って良いでしょう。

但し、主戦の武豊騎手が負傷欠場中で、この天皇賞の日に間に合うかどうか微妙な状況なのが気がかりです。

ユーキャンスマイル

3年連続の天皇賞・春出走となり、すっかり長距離G1レースの常連となっています。

G1勝ちはまだ無く、昨年の阪神大賞典以来1年以上勝ち星からは遠ざかっていますが、京都ではなく阪神で行われる天皇賞はこの馬にとってもプラスになるハズで、混戦模様となってきた今年はこの馬にもチャンスが出てくるかもしれません。

マカヒキ

5年前のダービー馬が今年も現役続行で、現状、春の天皇賞への出走意思を示しています。

昨年11月のジャパンC以来、約5ヶ月ぶりの出走となり、近走の成績からもなかなか狙い辛い状況ですが、芝3000M以上の距離のレースの出走は意外にもこれが初めてになります。

混戦模様の中、ダービー馬の意地でどこまで走ってくるか注目です。

ディアスティマ

重賞勝ちもなく、実績からするとこの有力馬の欄には上げる成績ではないですが、今年のレース条件から敢えてこの馬をピックアップ。そう、今の阪神コースの芝3200Mを勝った事のある唯一の馬だからです。

今年の2月27日に行われた3勝クラスの条件戦(松籟S)がこの芝3200Mで行われ、3馬身差の逃げ切り完勝でした。

一線級との対戦は今回が初めてであくまでもチャレンジですが、逃げ馬である脚質と、同コース、距離勝ちの実績を味方にどこまでやれるか注目です。

(ウインマリリン)

関東のステップレース、日経賞を制し、このレースの優先出走権を持っています。現時点で出否未定で、牝馬には例年厳しい春の天皇賞ですが、出走してくるようならチェックは必要でしょう。

 

レースの見どころは?

先ほどから何度も出てきていますが、今年の春の天皇賞は京都競馬場では無く、阪神競馬場で行われる点が例年と大きく異なります。

 

更に気になるのは馬場状態。例年の京都開催の場合、天皇賞が行われるのは開幕2週目でまだ使い込んでいない状況なので、良馬場の場合は時計の速い高速馬場で行われるのがいつもの年です。

 

しかしながら、今年の阪神開催は2月中旬から12週連続で使われており、天皇賞はその最終週の開催になります。

 

馬場造園課もその辺りは考慮に入れているでしょうが、さすがに連続12週開催となると今年は阪神+仮に良馬場でも多少は時計がかかる、という事を念頭に置いて予想した方が良さそうです。

 

勿論、天皇賞の前の週や前日の土曜日の芝のレースの時計などもチェックしておきたい処です。

 

サンプルデータが殆ど無いという異例づくめの今年の春の天皇賞となる上、本来軸となると思われていたはずの4歳牡馬、アリストテレスが直近のステップレース、阪神大賞典で惨敗を喫してしまい、勢力図も一転混戦模様となっています。

 

血統、データ、騎手、新聞の印、ヤマ勘など、何を根拠に馬券を購入するか、という点で普段と違ったアプローチで予想してみても面白いかもしれません。芝3200Mのレースも勿論ですが、馬券を購入するまでの段階が非常に面白くなりそうな今年の春の天皇賞です。

 

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