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桜花賞(G1)2021の出走予定馬、予想オッズ、有力馬を紹介

2021年の牝馬3冠レースの第1弾、桜花賞。昨年はこのレースを皮切りにデアリングタクトが無敗で3冠を制しましたが、今年はどうなるでしょうか。

 

ここでは改めてレース条件や出走予定馬、有力馬、見どころなどをまとめてみました。予想やレースを楽しむ上での参考にしてみて下さい。

 

レース条件

第81回桜花賞(G1)

3歳オープン 牝 定量 コース:芝1600M(右回り)

2021年4月11日(日)第2回阪神競馬6日目 第11レース(15:40発走予定)

賞金

1着:1億500万円 2着:4,200万円 3着:2,600万円 4着:1,600万円 5着:1,050万円

当日のレース番組、賞金体系などは hanshin2-1.pdf (jra.go.jp) 参照。

 

出走予定馬、予想オッズ

出走予定馬及び想定される単勝オッズは、下記の通りとなっています。(2021年3月28日現在)

出走予定馬 斤量 予想オッズ 前走
ソダシ 55.0 2.0~4.0 阪神JF1着
サトノレイナス 55.0 3.0~5.0 阪神JF2着
アカイトリノムスメ 55.0 5.0~8.0 クイーンC1着
メイケイエール 55.0 8.0~10.0 チューリップ賞1着
エリザベスタワー 55.0 10~20 チューリップ賞1着
ファインルージュ 55.0 10~20 フェアリーS1着
ホウオウイクセル 55.0 10~20 フラワーC1着
アールドヴィーヴル 55.0 20~40 クイーンC2着
シゲルピンクルビー 55.0 20~40 Fレビュー1着
ヨカヨカ 55.0 20~40 Fレビュー2着
ソングライン 55.0 20~40 紅梅S1着
ストゥーティ 55.0 40~60 チューリップ賞3着
エンスージアズム 55.0 40~60 フラワーC2着
ジネストラ 55.0 60~80 アネモネS2着
ストライプ 55.0 60~80 クロッカスS1着
ミニーアイル 55.0 80~100 Fレビュー3着
ゴールドチャリス 55.0 80~100 Fレビュー12着
その他 55.0  

※☆は100倍以上想定 その他の馬は抽選で1頭出走可能。

 

有力馬について

ソダシ:父クロフネ

4戦4勝で昨年暮れの阪神JFを制して2歳女王に輝きました。その強さもさることながら、この馬の最大の特徴は白毛である事。サラブレッドの中でも白毛は希少で、それだけでも話題ですが、クラシックのG1レースで1番人気に支持されようか、という程の話題を提供してくれるアイドルホースです。

今年に入ってレースを使っておらず、4ヶ月の休養明けでいきなりぶっつけの桜花賞ですが、それを克服すれば、白毛の馬、ピンク色の桜、緑色のターフと競馬場全体が「映え」る事間違いなしです。

典型的なアイドルグループのセンターに居るような存在。

サトノレイナス:父ディープインパクト

昨年暮れの阪神JFでは勝ったソダシの2着でした。ただ、着差は僅かハナ差で勝っていてもおかしくない内容でした。

4戦無敗で白毛のソダシには人気は譲るかもしれませんが、実力的には差がない戦績で、桜花賞に強いディープインパクト産駒、鞍上ルメール騎手という点も追い風です。

ソダシ同様この馬も今年に入ってレースを使われておらず4ヶ月の休養明けになるので、その克服がカギです。

アイドルグループのセンターを脅かそうとする対抗1番手といった存在。

アカイトリノムスメ:父ディープインパクト

サトノレイナスと同じディープインパクト産駒で、同じ厩舎に所属する関東馬です。

血統ファンにとっては溜まらないのがこの馬の特徴で、母は2010年の3冠牝馬アパパネ。つまり、父も母も3冠馬という超良血になります。

2月のクイーンCを制し、それ以来の出走となります。過去4戦全てマイル戦を使われていますが、新潟、東京での成績で、いずれも左回りの競馬場になります。今回は初の右回り、コースとなりその克服がカギとなります。

いわゆる「推しメン」が多いタイプといった存在でしょうか。

メイケイエール:父ミッキーアイル

暮れの阪神JFでは4着に敗れましたが、桜花賞と同距離で行われるトライアルレース、チューリップ賞を制しました。

しかしながら、そのレース内容は決して褒められたものではなく、名手武豊騎手でも制御不能になる程、道中は暴走に近いような走りでした。それでも勝ってしまうので、能力があるのは確かな証拠。道中上手くなだめて折り合えるかがポイントになります。

主戦武豊騎手負傷の為、横山典弘騎手への乗り替わりという事で、この気難しい馬をベテランジョッキーがどう制御するかが見ものです。

アイドルグループで言うと、TVやステージでいろいろやらかしてクセがあるものの、何か人を惹きつける魅力があるというタイプ。

エリザベスタワー:父キングマン

トライアルレースのチューリップ賞でメイケイエールと1着同着を分け合ったマル外の牝馬になります。

3戦2勝の臨戦過程ですが、2勝は両方共桜花賞と同条件の阪神マイル戦を勝っています。上位人気馬に休み明け、初コースの克服といった課題がある中、この馬にはその課題が無い点が強味です。

父親がキングマンでいわゆるマル外と呼ばれる外国産馬ですが、桜花賞を勝つと史上初の外国産の桜花賞馬誕生となります。(オークスでは2007年のローブデコルテの勝利あり)

こちらは、異色の経歴ながら、実力はあるぞ、というタイプ。

シゲルピンクルビー:父モーリス

阪神JFではブービーと惨敗しましたが、そこから巻き返しに成功し、トライアルレースFレビューを制しました。

この馬をピックアップしたのは血統面。2歳上のお姉さんシゲルピンクダイヤ(父:ダイワメジャー)が人気薄ながら桜花賞で2着に飛び込んでおり、厩舎、馬主、騎手もお姉さんと全く同じ陣容で桜花賞に挑む予定です。

父がダイワメジャーからモーリスに替わっており、戦績からも距離の克服がカギとなりますが、穴党ファンにとっては気になる1頭ではないでしょうか。

万人受けはしないけど、一部のファンからは熱狂的な人気があるタイプでしょうか。

 

レースの見どころは?

白毛の2歳女王ソダシに話題が集中しそうな今年の桜花賞、ソダシという馬名の意味も純粋、輝きという意味のようで、その名の通り輝けるかどうかが注目のこのレース。過去4戦4勝のレース内容も安定しており、4ヶ月の休養明けという事になりますが、アクシデントがあってのものではなく、当初の予定通りのローテのようで、2年前にグランアレグリアが同じく休養明けで桜花賞を勝っているので、過度に心配する必要はないかもしれません。

 

そのソダシに対抗するのが名門国枝厩舎に所属する関東馬2頭。サトノレイナスは阪神JFでソダシとハナ差の接戦を演じており、実力差は然程ないハズで、逆転に賭けます。アカイトリノムスメは血統ファンにとっては溜まらない存在で、3連勝の勢いに乗って桜花賞に挑みます。

 

トライアルレースチューリップ賞の覇者メイケイエールは、気性面が課題ですが、暴走気味に走っても勝ってしまうあの能力は魅力で、しっかり折り合って走れれば上位を脅かす存在になっても不思議はない存在です。

 

一方、そのチューリップ賞で1着同着を分け合ったエリザベスタワーは、これまでに挙げた上位人気が予想されている馬達の課題となるローテーションやコースを既に克服しており、データ重視で予想する方は真っ先に気になる存在になりそうです。

 

他の伏兵陣もトライアルFレビュー勝ちのシゲルピンクルビー、1月のレース以来となるファインルビー、ソングラインといったあたりの存在も不気味です。

 

また、どちらかというとオークス向けのローテーションとなるフラワーC組ですが、今年は1着のホウオウイクセル、2着のエンスージアズム両馬ともエントリーしてきました。ローテーションが押せ押せなので、馬体の維持が重要ですが、出走してくるようなら直前の気配要チェックです。

 

華やかな牝馬クラシック第1弾ですので、桜花賞はG1レースの中でも最も良馬場で観戦したいレースと言えそうです。

 

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