競馬で一攫千金を夢見る人は多くいるでしょう。一攫千金とは「大金を一度にもうけること」です。
そのためには、倍率の高い穴場を狙い撃つ必要があります。もちろん、それは簡単なことではありませんが、データを駆使してその確率を上げる方法は必ずあります。
今回は競馬で一攫千金をするための近道となる方法をご紹介します。
一攫千金をするため、荒れるレースを見極める方法
確率論を駆使する
明確な意図を持って、穴馬券を狙い打つには確率論を用いることが有効です。競馬場や場外馬券場で競馬を楽しんでいる人たちの話を聞いていると「今日は本命馬ばかり来ているから、次も堅い決着になりそう」とか「今日は穴馬がたくさん来ているから、次のレースも荒れそう」といった内容の会話をよく耳にしますが、この考えは馬券を外す確率を高めていると私は考えています。
なぜなら、人気ごとに馬券に絡む確率の統計を取っていくと、毎年ほぼ一定の確率に収束します。ですので、基本的には人気の馬が立て続けに来ると、次は来ない確率が高くなる、その逆に穴馬が立て続けに来ていると、本命馬が来る確率が高くなるということになります。
本命馬が連続で馬券に絡んだ後が狙い目
そういった角度から、一攫千金を狙うタイミングを考えてみると、やはり人気馬ばかりが来たあとに穴馬券を狙う方法が、一攫千金への近道と考えることができます。
波乱が起きる日を見極められた事例
ここでは、実際に波乱が起きるタイミングを見極められた事例をご紹介します。
2019年3月23日(土)、阪神競馬の勝ち馬の人気は下記のようになっていました。
1番人気:2勝
2番人気:4勝
3番人気:6勝
この日は、一日を通して4番人気以下の馬が1勝も出来ませんでした。当たり前のように感じる人もいるかもしれませんが、1日を通してこのようなことが起きるのは非常に稀なことです。
ですので、次の阪神競馬の開催日では、人気薄の馬を一着につけた馬券が来る確率がいつも以上に高いということが想定できます。
そして、次の開催日2019年3月24日(日)の主な結果を見ていきましょう。
1レース:1着:5番人気、単勝:980円、馬単:4,910円、三連単:11,740円
4レース:1着:7番人気、単勝:1,170円、馬単:4,990円、三連単:12,760円
5レース:1着:10番人気、単勝:6,970円、馬単:52,110円、三連単:649,150円
7レース:1着:9番人気、単勝:3,790円、馬単:61,500円、三連単:567,820円
9レース:1着:6番人気、単勝:3,350円、馬単:12,270円、三連単:31,760円
11レース:1着:6番人気、単勝:1,110円、馬単:5,100円、三連単:45,350円
12レース:1着:7番人気、単勝:1,350円、馬単:8,410円、三連単:281,530円
なんと、12レース中7レースで単勝5番人気以下の馬が1着となりました。前日の傾向をつかんでおけば、人気薄を一着につけた馬券で、美味しい配当を狙うことのできる一日でした。
一攫千金を目指す買い方
では、穴馬券が出るタイミングの見極め方がわかったところで、今度はどのようにして馬券を買っていけばいいか考えていきましょう。
一攫千金とはいえ、いくらゲットしたいのかを明確に考える
一攫千金といえども、それに向けた馬券作戦や資金配分が非常に重要になってきます。まず、軍資金が1万円あったとして、それを10万円にしたいのか、それとも100万円にしたいのか、まず明確な目標を作っていきましょう。
馬券の年間回収率が105%でも一流のプロ馬券師と言われている中で、この目標は無茶な目標だというのは百も承知ですが、ここはあくまでも一攫千金を狙う上で目標設定をしていきましょう。
それに合わせて券種と資金配分を考える
先程の3月24日の事例とを照らし合わせていくと、1万円を10万円にしたい人は単勝5番人気以下の馬から、単勝や馬単で狙い絞って的中させると目標金額を達成することができますし、1万円を100万円にしたい人は、必然的に三連単を狙わなければいけないようになります。
単勝や馬単の買い目を決めることと、三連単の買い目を決めることは、予想する上での労力も大きく違ってきますし、事前に目標計画をしっかりと立てておくことが重要になります。
地方競馬で一攫千金はできる
地方競馬で一攫千金を狙うのであれば、南関東競馬(大井・川崎・船橋・浦和)しかないでしょう。
その理由として、1レース当たりの出走頭数が平均して多いこと、また他の地方競馬場のレースに比べてメンバー全体の能力差が大きくないので、人気薄の馬も馬券に絡む可能性が高くなるので、一攫千金をできる可能性が高くなります。
実際に一攫千金した、ミラクルおじさんとは?!
2003年、GⅠレースで単勝馬券を連続して的中させ、50万円の元手を約2億円にした「ミラクル」おじさんがネットで話題となり、ワイドショーでも取り上げられました。
この人の的中した馬券は下記の3レースです。
1.2003年6月1日、日本ダービー
単勝 ネオユニヴァース 50万×2.6倍=130万円
2.2003年6月8日、安田記念
単勝 アグネスデジタル 130万×9.4倍=1222万円
3.2003年6月29日、宝塚記念
単勝 ヒシミラクル 1222万×16.3倍=1億9918万6千円
>> まさに奇跡の馬!ヒシミラクルと2億円稼いだミラクルおじさん
少額からの一攫千金を可能にする「単勝コロガシ」
このように、的中させた馬券の払戻額の全てを次のレースに注ぎ込むことを「コロガシ」といいます。今回のミラクルおじさんは、単勝コロガシを成功させて大金を獲得したわけですが、この方法なら50万円のような元手がなくても一攫千金に導いてくれることは可能です。
例えば、ミラクルおじさんと同じ単勝コロガシを1000円の元手からはじめていたとしても、最終的には約39万円の払い戻しを手にすることができます。
ですので、単勝コロガシは少ない元手から一攫千金を狙うことができる作戦だということになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、競馬で一攫千金をすることは可能なのかいうテーマで書きました。
競馬で確実に一攫千金をする方法はありませんが、データを駆使したり馬券作戦の組み立て方を考えて挑むことによって、 一攫千金をする確率を高めることは間違いなくできると思います。
どうせ一攫千金を狙うなら、一日でも早くそれを実現したいと皆さんもお思いでしょう。そのために、皆さんも独自の一攫千金術を研究してみてはいかがでしょうか。