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武幸四郎とはどんな騎手なのか?レース戦績、騎手としての特徴、今後の騎乗予定を紹介

 

偉大な兄を持ち、その兄に憧れて騎手の道を志した武幸四郎騎手。

 

名人と言われた1000勝ジョッキー武邦彦を父に、数々の大記録を打ち立てる天才ジョッキー武豊を兄に持つという重圧を感じさせない飄々とした雰囲気と、穴人気をもってくるという技術、抜群のトーク力で人気をほこっています。

 

経歴・レース成績

武幸四郎騎手(1978年11月3日)は、1997年に父・邦彦厩舎に所属でデビュー。

 

デビュー当日は勝利を挙げることができませんでしたが、翌日のメーンレースである第28回マーラーズカップで自厩舎のオースミタイクーンに騎乗

 

幸四郎騎手は11番人気ながら直線で前が開いたところを差しきり、初勝利を初重賞制覇で成し遂げます。

 

これはJRA史上初の記録となり、史上最年少での重賞制覇ともなりました。

 

また、同日には中山競馬場の皐月賞で兄・豊騎手がランニングゲイルで制しており、兄弟同日重賞勝利を成し遂げています。

 

さらに、オースミタイクーンでは秋のセントウルSでも8番人気で制し、暮れにはエアウイングスでG2の阪神牝馬特別を10番人気で差しきり勝ちと、穴人気ながら結果を出していきます。

 

幸四郎騎手は同年37勝を挙げてJRA賞の最多勝利新人騎手を受賞します。

これは史上初の兄弟受賞という快挙となりました。

 

3年目の1999年には62勝を挙げ、関西リーディングで6位、全国では11位に入ります。

2000年には10番人気のティコティコタックで秋華賞を制しG1初制覇を成し遂げます。

2006年にはソングオブウインドで父や兄が勝利した菊花賞を制覇

親子・兄弟制覇を達成しました。

 

近年は勝ち鞍に恵まれておらず、2011年はわずか7勝、翌2012年も19勝と低迷します。

 

そんな中、騎乗馬を回し続けてくれていたメイショウのオーナーの持ち馬メイショウマンボに騎乗して2013年のオークスを9番人気で勝利します。

メイショウマンボは同年の秋華賞を兄弟ワンツーで勝ち(2着は武豊騎乗のスマートレイアー)、続くエリザベス女王杯も勝利して、見事にJRA賞・最優秀3歳牝馬に導きました。

 

武幸四郎騎手は2016年5月23日現在、682勝、重賞28勝、G1を6勝しています。

 

武幸四郎騎手は人気落ちの馬で重賞を勝つケースが目立ち、上記の他にも2003年のNHKマイルCは9番人気ながら勝利しています。

 

先輩騎手に可愛がられる愛嬌のあるキャラで、兄の武豊騎手の冠番組「武豊TVⅡ」では準レギュラーの扱いを受けて、絶妙なトーク力で多くのファンから愛されています。

 

騎乗技術には定評があるので、ぜひともリーディング上位に復活できるような活躍を期待したいところですね。

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