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武豊騎手の通算G1勝利数、逃げ切り勝ち、G1完全制覇している?

今回は武豊騎手とGⅠに関してまとめてみましたのでご紹介します。

 

武豊騎手の通算GⅠ勝利数

武豊騎手が現在の中央競馬で第一人者の騎手であることは競馬を知らない方でもご存知の通りです。

 

中央競馬でのGⅠ勝利数は2017年の有馬記念を前にして既に74勝、地方競馬で行われる交流GⅠで31勝、海外で10勝の合計115勝の前人未到の記録を持っています。

 

中央競馬でのGⅠ勝利数がいかにすごいかといえば、岡部幸雄元騎手で31勝、安藤勝己元騎手で22勝、現役では横山典弘騎手と蛯名正義騎手の26勝が第2位の記録ですので一目瞭然です。

 

ちなみに中央競馬の重賞に枠を広げるとGⅡは10月の京都大賞典をスマートレイアーで制し通算100勝を達成、GⅢは11月の京都2歳ステークスをグレイルで制して通算148勝としています。

 

武豊騎手の逃げ切りGⅠ勝利

74勝のGⅠ勝利の中から、ここでは逃げて勝利したレースに焦点を当てて取り上げてみたいと思いますが、実は純粋に逃げて勝ったGⅠというのは多くありません。

 

武豊騎手は競馬ファンの間では知る人ぞ知る逃げ上手としても知られます。

 

脚質上り別集計

脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
逃げ  944-440-265-917/2566 36.8% 53.9% 64.3% 127 106

JRA-VAN公式データをデータベースソフトTARGETから抽出した成績が上のとおりですが、

 

4着以下の回数が1着回数よりも少なくなっていて、3回に2回は馬券圏内に入っているという、とんでもない成績となっています。

 

ただし、GⅠに限ると他馬や騎手からのマークが厳しくなることもあり、逃げの戦法を取ること自体が少なくなりますし、実際、成績は全体の成績よりもよくありません。

 

脚質上り別集計(G1限定)

脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
平地・逃げ  3-1-5-18/27 11.1% 14.8% 33.3% 38 70

サイレンススズカの1998年天皇賞(秋)競走中止、リーチザクラウンの2009年菊花賞5着、コパノリッキーの2015年チャンピオンズカップ7着など1番人気で勝利できなかったレースもあります。

 

その中での3勝は、メジロマックイーンの1992年天皇賞(春)とキタサンブラックの2016年天皇賞(春)とジャパンカップです。

 

それでもメジロマックイーンの場合は完全な逃げではなく、逃げたメジロパーマーの後を追走して早めに先頭に立ってことが集計上では逃げとなっています。

 

したがってキタサンブラックでの2016年天皇賞(春)が武豊にとっての純粋な逃げ切り勝ちでの初GⅠとなりました。

 

最内枠1枠1番で出走したキタサンブラックは反応良くゲートを出たこともあり、その段階で逃げることを決めた武豊騎手の手綱さばきにより無理に抑えず先手を取りスムーズな逃げを見せます。

 

一気に伸びるタイプではないので早めに動いたと武豊騎手がコメントする通り4コーナーでスパートをかけ、後続を突き放しにかかるも最後の直線で2着となるカレンミロティックに並ばれ更には交わされかけました。

 

しかし、道中スムーズに運べたこともあり余裕があったと思われるキタサンブラックはここから脅威の二の脚を使い再度、盛り返し見事に勝利を飾りました。

 

同じ2016年秋のジャパンカップでも再び最内枠1枠1番に入ったキタサンブラックは今度は大方の予想通りに迷いなく先手を取りにいきます。

 

武豊騎手のレース後のコメントにもあったとおり、究極の仕上げでテンションはギリギリという状態だったものの、主導権を握ったキタサンブラックは道中リズムよくレースを進めます。

 

そして直線に入ったときも抜群の手応えで後続に並ばせることなく強い競馬で逃げ切りました。

 

武豊騎手はGⅠ完全制覇しているのか?

これだけの数のGⅠタイトルを手にしている武豊騎手、中央競馬のGIを完全制覇しているのかというとまだ勝てていないレースがあります。

 

レース毎の勝利数と代表的な勝ち馬は次のとおりです。

フェブラリーステークス 4勝 主な勝馬 コパノリッキー
高松宮記念 2勝 主な勝馬 スズカフェニックス
大阪杯 1勝 主な勝馬 キタサンブラック
桜花賞 5勝 主な勝馬 ファレノプシス
皐月賞 3勝 主な勝馬 ナリタタイシン
天皇賞(春) 8勝 主な勝馬 メジロマックイーン
NHKマイルカップ 3勝 主な勝馬 クロフネ
ヴィクトリアマイル 1勝 主な勝馬 ウォッカ
オークス 3勝 主な勝馬 エアグルーヴ
日本ダービー 5勝 主な勝馬 ディープインパクト
安田記念 3勝 主な勝馬 ハートレイク
宝塚記念 4勝 主な勝馬 イナリワン
スプリンターズステークス 2勝 主な勝馬 バンブーメモリー
秋華賞 3勝 主な勝馬 ファインモーション
菊花賞 4勝 主な勝馬 スーパークリーク
天皇賞(秋) 6勝 主な勝馬 メイショウサムソン
エリザベス女王杯 4勝 主な勝馬 トゥザヴィクトリー
マイルチャンピオンシップ 2勝 主な勝馬 サダムパテック
ジャパンカップ 4勝 主な勝馬 スペシャルウィーク
チャンピオンズカップ 4勝 主な勝馬 カネヒキリ
阪神ジュベナイルフィリーズ 1勝 主な勝馬 ヤマニンパラダイス
朝日杯フューチュリティS 0勝    
有馬記念 2勝 主な勝馬 オグリキャップ
ホープフルステークス 0勝    

 

先日2017年12月17日に阪神競馬場で行われた朝日杯フューチュリティステークスは、単勝8番人気のアサクサゲンキに騎乗するも10着に敗退し、今年も完全制覇達成とはなりませんでした。

 

朝日杯フューチュリティステークスには今回で18回目の騎乗、過去には1番人気にも2度騎乗したこともあり、また2着になったことも実に4回、3着も2回と惜しい競馬を繰り返しています。

 

2015年に単勝1番人気エアスピネルに騎乗して2着に敗れた際には「空気の読めないイタリア人(Mデムーロ騎手=リオンディーズ1着)にやられた」と冗談も交えつつ悔しさを覗かせていました。

 

ホープフルステークスは今年2017年からGⅠに昇格し、12月28日にレースが行われるため、本稿執筆段階では未勝利ですが、有力馬の一頭ジャンダルムに騎乗予定ですので、大阪杯のようにGⅠ1年目でいきなり勝利する可能性も十分にあります。

 

なお、地方競馬で行われる交流GⅠも完全制覇までは残り1レースJBCレディスクラシックのみとなっていますので来年以降達成されるかどうかに注目です。

 

まとめ

ここまで武豊騎手とGⅠ勝利についてまとめてきました。

 

あまりにも勝利数が多いので、キタサンブラックの逃げ切り勝ちに焦点を当てて振り返りましたが、オグリキャップやディープインパクトの有馬記念など印象に残るGⅠ勝利が武豊騎手にはたくさんあります。

 

現在はJRA公式サイトをはじめ、映像もたくさん残っています。

 

今年の有馬記念を前にして、もしくは年末年始にゆっくりこたつで温まりながら振り返ってみるのもいいかもしれません。

 

>> 武豊騎手の成績は低迷中?全盛期と今を比較(勝ち鞍数、騎乗馬、周囲の環境)

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