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【有馬記念2017予想】有力馬3頭(キタサンブラック・シュヴァルグラン・スワーヴリチャード)を徹底比較、分析!

今回は、2017年12月24日に中山競馬場で行われる有馬記念で上位人気に支持されるであろう3頭(キタサンブラック・シュヴァルグラン・スワーヴリチャード)に焦点を当てて比較・検討していきます。

 

キタサンブラック

牡5歳 武豊騎手騎乗 栗東 清水久詞厩舎 

父:ブラックタイド 母:シュガーハート 母父:サクラバクシンオー

通算成績 19戦 11勝 2着2回 3着4回

 

☆主な勝鞍(GⅠのみ)

 2015年 菊花賞(GⅠ)

 2016年 天皇賞・春(GⅠ)

 2016年 ジャパンカップ(GⅠ)

 2017年 大阪杯(GⅠ)

 2017年 天皇賞・春(GⅠ)

 2017年 天皇賞・秋(GⅠ)

 

☆有馬記念成績

 2015年 単勝4番人気 3着 横山典弘騎手

 2016年 単勝2番人気 2着 武豊騎手

 

☆今秋のローテーション

 10月29日 天皇賞・秋(GⅠ)   単勝1番人気 1着 武豊騎手

 11月26日 ジャパンカップ(GⅠ) 単勝1番人気 3着 武豊騎手

 

シュヴァルグラン

牡5歳 ボウマン騎手騎乗 栗東 友道康夫厩舎

父:ハーツクライ 母:ハルーワスウィート 母父:Machiavellian 

通算成績 22戦 7勝 2着5回 3着5回

 

☆主な勝鞍(重賞のみ)

 2016年 阪神大賞典(GⅡ)

 2016年 アルゼンチン共和国杯(GⅡ)

 2017年 ジャパンカップ(GⅠ)

 

☆有馬記念成績

 2016年 単勝5番人気 6着 福永祐一騎手

 

☆今秋のローテーション

 10月 9日 京都大賞典(GⅡ)   単勝1番人気 3着 M.デムーロ騎手

 11月26日 ジャパンカップ(GⅠ)  単勝5番人気 1着 ボウマン騎手

 

スワーヴリチャード

牡3歳 M.デムーロ騎手騎乗 栗東 庄野靖志厩舎

父:ハーツクライ 母:ピラミマ  母父:Unbridled's Song  

通算成績 7戦 3勝 2着3回 3着0回

 

☆主な勝鞍(重賞のみ)

 2017年 共同通信杯(GⅢ)

 2017年 アルゼンチン共和国杯(GⅡ)

 (2017年 日本ダービー(GⅠ) 2着)

 

☆有馬記念成績

 初出走

 

☆今秋のローテーション

 11月 5日 アルゼンチン共和国杯(GⅡ) 単勝1番人気 1着 M.デムーロ騎手

 

3頭の対戦成績!スワーヴリチャードは初対戦

キタサンブラックとシュヴァルグランはこれまで7回対戦してキタサンブラックの5勝2敗で時系列ではキタサンブラック5連勝の後、2連敗の結果となっています。

 

2016年天皇賞・春(GⅠ)

キタサンブラック 1着 シュヴァルグラン 3着

 

2016年宝塚記念(GⅠ) 

キタサンブラック 3着 シュヴァルグラン 9着

 

2016年ジャパンカップ(GⅠ)

キタサンブラック 1着 シュヴァルグラン 3着

 

2016年有馬記念(GⅠ)   

キタサンブラック 2着 シュヴァルグラン 6着

 

2017年天皇賞・春(GⅠ)

キタサンブラック 1着 シュヴァルグラン 2着

 

2017年宝塚記念(GⅠ)

キタサンブラック 9着 シュヴァルグラン 8着

 

2017年ジャパンカップ(GⅠ)

キタサンブラック 3着 シュヴァルグラン 1着

 

すべてGⅠでの戦いということだけでもすごいのですが、殆どのレースで接戦を繰り広げています。

 

北島三郎オーナーの所有馬として有名なこともあり、実際に次々に重賞ウィナーとなることでキタサンブラックが先行して現役最強馬として広く知れ渡りました。

 

しかし、前走のジャパンカップの勝ち方や佐々木主浩オーナーの所有馬だったことからシュヴァルグランも追って強い馬として認知されるようになっています。

 

一方、スワーヴリチャードは今回がキタサンブラックやシュヴァルグランとは初対戦です。

 

ただし、2走前の日本ダービーでダービー馬となったレイデオロがジャパンカップでシュヴァルグランとキタサンブラックと接戦の結果2着に入っています。

 

また、今秋3歳馬が古馬を一蹴するレースがGⅠでも多く見られ、3歳馬全体のレベルが高いと見られていること、スワーヴリチャード自身の前走アルゼンチン共和国杯が2着に0.4秒差の圧勝であったことなどから十分戦えると考えられます。

 

3頭のローテーション

キタサンブラックとシュヴァルグランは今秋3走目、スワーヴリチャードは今秋2走目です。

 

キタサンブラックは休み明け初戦が好成績で徐々に下降線を辿ってしまう特徴があり不安材料と言えます。

 

2015年秋 1着→1着→3着

2016年春 2着→1着→3着

2016年秋 1着→1着→2着

2017年春 1着→1着→9着

2017年秋 1着→3着→?

 

陣営も当然その点を理解した上で調整を進めてきているものの、昨年2016年のジャパンカップ以降、出走しているレースはすべてGⅠです。

 

結果は残していても、見えない疲労が溜まっていても不思議ではありませんし、宝塚記念で敗れた際の敗因としても上げられました。

 

一方のシュヴァルグランもGⅡの前哨戦からシーズンをスタートし最後がグランプリの宝塚記念もしくは有馬記念ということもあるのか、あまり成績はよくありません。

 

2016年春 1着→3着→9着

2016年秋 1着→3着→6着

2017年春 2着→2着→8着

2017年秋 3着→1着→?

 

スワーヴリチャードは日本ダービー後に疲れが出たことから調整を遅らせた結果、復帰戦が11月のアルゼンチン共和国杯になり今回が休養明け2戦目となりました。

 

ただし、今年の10月は歴史に残るような悪天候に悩まされ、菊花賞も天皇賞・秋も明らかに疲労が残る不良馬場のコンディションとなり、使わなかったことが却って正解だったともいえます。

 

3歳馬の叩き2戦目ということで成長分も間違いなく見込める分、挑戦者の立場とは言え、十分に期待できるローテーションということができます。

 

また、ジャパンカップと同じく3歳馬は古馬より斤量2キロ減の特典があるのもスワーヴリチャードには味方するかもしれません。

 

まとめ

今年2017年もいよいよ年末を迎え、間近に迫ってきたグランプリ・有馬記念。

 

普段のレースでもそうですが、まずはレースを引っ張りペースを左右する存在である逃げ馬、そして逃げる可能性のあるキタサンブラックと武豊騎手がどのようなレースを展開するかが大きな鍵となりそうです。

 

ただし、ボウマン騎手やM.デムーロ騎手も歴戦の雄ですので、当然キタサンブラック対策を様々にシュミレーションして臨むに違いありません。

 

今年の天皇賞・秋のようにキタサンブラックがアクシデントで出遅れる可能性もないとは言えないでしょう。

 

馬の力には現状オッズほど大きな差は見られないと考えられるので、最後は騎手同士の駆け引きで決まる可能性が高そうです。

 

なお、今年の有馬記念は昨年までと異なり、中山競馬場「11」レースで行われます。

 

昨年までの感覚でいるとマークシートを塗り間違えてしまいますので注意した上で、12月24日15時25分に運命のゲートが開くのを心待ちにしたいと思います。

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