今回は地方競馬の騎手ランキングをカウントダウン形式でご紹介します。
なお、ランキングは2017年1月から9月までの勝利数順となっていて、ばんえい競馬も含まれています。
10位 吉村智洋 騎手(所属:兵庫) 勝利数 137勝
2016年 181勝(13位) 2015年 148勝(16位)
得意なコース
→園田競馬は全レースの約8割が1400メートルで施行されていることもあり、得意コー
スにはもちろん1400メートルがあげられます。
騎乗スタイル
→吉村騎手本人も語っていますが戦法をマクリから意識して先行に変えてから結果がつ
いてくるようになってきています。
最近のトピックス
→直近では9月21日に実施された重賞・園田プリンセスカップをホッカイドウ競馬から
の遠征馬サラヒメで制し重賞9勝目をあげています。
9位 永森大智 騎手(所属:高知) 勝利数 138勝
2016年 240勝(3位) 2015年 204勝(10位)
得意なコース
→スタートが得意ということと、コース形態も相まって特に1600メートルが好成績です。
騎乗スタイル
→競馬場により冷静沈着かつ柔軟、言い換えれば大胆に騎乗スタイルを変えることができます。
最近のトピックス
→直近では8月28日に実施された重賞・園依別賞をカッサイで制し重賞25勝目をあげています。
8位 山本聡哉 騎手(所属:岩手) 勝利数 140勝
2016年 204勝(6位) 2015年 198勝(11位)
得意なコース
→コースの得手不得手はなく芝・ダート問わず、盛岡・水沢問わず安定した好成績を残
しています。
騎乗スタイル
→デビュー当時は先行で結果を残していましたが、徐々に差し追い込みでも連対するよ
うになり、現在は自在に乗りこなしています。
最近のトピックス
→5月24日に大井競馬場で実施された重賞・大井記念を大井競馬場所属のウマノジョー
で制し南関東地区での重賞初勝利となりました。
7位 赤岡俊次 騎手(所属:高知) 勝利数 149勝
2016年 206勝(5位) 2015年 229勝(4位)
得意なコース
→所属の高知競馬場では長年トップジョッキーということもあり、特に得手不得手はあ
りません。
騎乗スタイル
→そつなく安定した騎乗スタイルのため、南関東に期間限定騎乗したりスポットで各競
馬場に遠征していても今年だけで既に50勝以上しています。
最近のトピックス
→8月29日に金沢競馬場で実施された重賞・加賀友禅賞を金沢競馬所属のバンダイクブ
ラウンで制すなど高知競馬場以外でも多くの重賞勝利を飾っています。
6位 森泰斗 騎手(所属:船橋) 勝利数 151勝
2016年 309勝(1位) 2015年 297勝(1位)
得意なコース
→大井・船橋・川崎・浦和の南関東4場での騎乗が多い森騎手ですが、この4場の中で
の得意不得意はデータ上見当たらずいずれも好成績を残しています。
騎乗スタイル
→レースの流れに馬を乗せるのが上手く、レースごとに馬に応じて最善の位置をとる技
術に長けています。
最近のトピックス
→2017年は怪我による休養があり、勝利数は落としていますが連対率からの数字面では
昨年までとの変化はほとんどありません。
5位 山口勲 騎手(所属:佐賀) 勝利数 160勝
2016年 218勝(4位) 2015年 241勝(3位)
得意なコース
→佐賀競馬場は手のうちに入れている競馬場のため、距離による成績の差はほとんどな
く常に安定した好成績を残しています。
騎乗スタイル
→逃げ先行有利の地方競馬小回りコースの中でも佐賀競馬場はその傾向が強く、スター
ト直後に馬に負担をかけず先行させて、絶妙なペース配分でレースを進めるスタイル
です。
最近のトピックス
→47歳になるベテランでも佐賀競馬では2008年から9年連続でリーディングを継続中で、
今年も1番人気での複勝率がここまで8割5分近い数字を残すなど第一人者としての
騎乗を続けています。
4位 田中学 騎手(所属:兵庫) 勝利数 184勝
2016年 192勝(10位) 2015年 110勝(35位)
得意なコース
→どの競馬場、どの距離でも騎乗スタイルを活かしてそつなく競馬をすることができる
騎手です。
騎乗スタイル
→返し馬から馬との呼吸を合わせ、レースでは馬との折り合いをつけるのがうまく、動
き出すポイントもレースの流れに応じて柔軟に変えることができます。
最近のトピックス
→以前よりは他競馬場への遠征を減らしていますが、それでも今年7月には佐賀競馬場
で重賞・佐賀ヴィーナスカップを、名古屋競馬場で重賞・名港盃を勝っています。
3位 岡部誠 騎手(所属:愛知) 勝利数 186勝
2016年 79勝(60位) 2015年 169勝(12位)
得意なコース
→距離による差はないものの、競馬場では名古屋>笠松>南関東といった形で成績に差
が出ていますが、南関東でも徐々に成績は向上してきています。
騎乗スタイル
→韓国での期間限定騎乗後心身共に充実しているとのことで、上手く乗り、きれいに格
好よくレースを勝ちたいと考え騎乗していると岡部騎手自身が語っています。
最近のトピックス
→今年も南関東への期間限定騎乗を実施したり、積極的に他場での騎乗機会を求め、技
術向上に努めています。
2位 矢野貴之 騎手(所属:大井) 勝利数 188勝
2016年 195勝(8位) 2015年 204勝(9位)
得意なコース
→南関東4場の中では大井競馬場での成績が頭一つ出ていて、距離も短距離のほうが好
成績につながっています。
騎乗スタイル
→柔らかなフォームで確実に追い込むこともできる騎乗スタイルですが、南関東に移籍
してからは南関東にも対応した騎乗ができるように適応してきています。
最近のトピックス
→2014年以降、騎乗数・勝利数共に急上昇していて、重賞も2013年までは1勝だったも
のの2014年以降で13勝と急激に勝利数を伸ばしてきています。
1位 下原理 騎手(所属:兵庫) 勝利数 203勝
2016年 267勝(2位) 2015年 212勝(5位)
得意なコース
→2017年に限って言えば、良馬場が最も成績が良く、道悪になるほど連対率や複勝率な
どが低下する傾向にあります。
騎乗スタイル
→スタートからの位置取りが上手く、特に逃げに関しては騎手のレベルの高い園田競馬
場のメンバーの中でもトップクラスです。
最近のトピックス
→大きく勝利数を延ばしてきたのはここ数年のことですが、2017年に限ると不思議なこ
とにまだ重賞勝ちがありません。
まとめ
地方競馬にも中央競馬と同等もしくはそれ以上の実力・個性を持っている騎手が多くいます。
中央競馬に大井から内田騎手・戸崎騎手、園田から小牧騎手・岩田騎手と移籍しても、まだまだ魅力あるジョッキーが地方競馬には大勢いますので、注目してみてはいかがでしょうか。
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