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ウオッカが勝ったダービー2着馬!アサクサキングスの血統と主なレース成績、産駒成績、斜行癖と武豊

2007年5月27日 東京競馬場

出典:wikipedia

 

2007年牡馬クラシック戦線の中心の1頭でダービー2着、菊花賞1着という実績を残したアサクサキングス。

 

父はホワイトマズル、母はクルーピアスターという血統です。

 

ホワイトマズルはイギリス産馬で17戦6勝し、ジャパンカップに出走したり、武豊を鞍上に凱旋門賞に出走したりといった経歴を持っています。

 

アサクサキングスの他にもイングランディーレ、スマイルトゥモロー、シャドウゲイト、ニホンピロアワーズといったG1馬をはじめとして多くの重賞勝ち馬を輩出しています。

 

クルーピアスターはJRAで28戦6勝の成績を残し繁殖入りしています。

 

現役時代は芝の短距離レースを中心に活躍しオープンクラスまで昇りつめ、勝利こそなかったものの重賞に出走した経験もあります。

 

アサクサキングスの通算成績と主な勝鞍

アサクサキングスの競争成績は通算23戦6勝です。

 

重賞はG1で1勝(2007年菊花賞)、G2で2勝(2009年京都記念、2009年阪神大賞典)、G3で1勝(2007年きさらぎ賞)の合計4勝しています。

 

結果的にはステイヤー脚質で長距離レースでの良績が見られたアサクサキングスですが、3歳春シーズンの出走レースを見るとあまり見られないローテーションに驚いてしまいます。

 

きさらぎ賞(1着)→皐月賞(7着)→NHKマイルカップ(11着)→ダービー(2着)→宝塚記念(15着)

 

きさらぎ賞を勝利して賞金的に皐月賞出走が確定的となったことからトライアルを使わなかったところまでは良かったのですが、皐月賞からのG14連戦はなかなか過酷なものがありました。

 

それでも秋にはトライアルの神戸新聞杯で2着の後、菊花賞を制したことを考えるとアサクサキングスのステイヤーの血が優秀であったことがわかります。

 

その後もG1とG2のレースのみに出走し続けますが、印象に残っているレースの1つが2008年の宝塚記念です。

 

道悪の時にフラフラすることがあったアサクサキングス。

 

このレースは5着に敗れますが、レース中斜行し、インティライミやメイショウサムソンの進路を妨害、特にメイショウサムソンに対しては前走の天皇賞・春でも進路妨害をしていることからメイショウサムソンの騎手武豊がレース後、珍しくアサクサキングスの騎手四位洋文に対して声を荒げたと言われています。

 

そして、一番調子があがったのが2009年の春シーズン、京都記念と阪神大賞典を連勝して天皇賞・春を1番人気で迎えた頃でした。

 

このレースで勝利すれば、秋は海外遠征も視野に入っていましたが残念ながら敗れたため夢となってしまいました。

 

その後は怪我にも悩まされ、2009年秋のジャパンカップ出走後は2010年春の阪神大賞典と2011年春の宝塚記念とかなりの間隔を開けて出走したのみで引退し、ホワイトマズルの後継として種牡馬入りをすることになりました。

 

アサクサキングスの種牡馬生活

アサクサキングスは2012年から2016年まで5年間種牡馬として毎年20頭から60頭程度の種付けを行い、2016年限りで種牡馬生活も引退、同年秋から生まれ故郷の千歳市社台ファームに入り、乗馬として余生を過ごすこととなりました。

 

産駒5世代のうち3世代目が今年デビューを迎えていますが、2017年8月現在JRAで勝利をあげたのは4頭で6勝のみとなっています。

 

メゾンリー     2013年生まれ 牡 母 ハッシュバンバン

クリノヴィクトリア 2014年生まれ 牝 母 キボウ

モンスターキング  2013年生まれ 牡 母 カシノヴィガ

キーグラウンド   2014年生まれ 牡 母 キーツヨイ

 

まだ傾向と言えるものはあまりありませんが、6勝のうち5勝がダート中距離、同じく5勝が良馬場以外、6勝すべてが4番人気以上の上位人気といった所をあげることができます。

 

まだデビューしていない世代も控えているので、その中から今後活躍する馬が出てくることを期待したいと思います。

 

まとめ

アサクサキングスは、ウオッカが牝馬で64年ぶりに日本ダービーを制した際に14番人気で2着に入った印象が強く残っているファンの方も多いことでしょう。

 

一方で同世代にウオッカやダイワスカーレットといった強力な牝馬がいるため、どうしても全体的に薄い印象となっている方も多いかもしれません。

 

それでも3歳時には最優秀3歳牡馬にも選出されるなど実績馬であることに間違いはありません。

 

現在は種牡馬も引退し乗馬としての余生を過ごしていますが、機会があればファンの前に再度姿を見せてほしいと思います。

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