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【目黒記念2016予想】出走馬紹介と過去注目レースの分析 マリアライトは馬場状態がカギ

目黒記念(GⅡ) 3歳以上 東京芝2500m

 

出走馬紹介

 

マリアライト

有馬記念で4着に好走し、前走の日経賞(GⅡ)も牡馬に混じって最後までしっかり脚を伸ばして3着に好走しました。

東京の2400mでも勝ち鞍があり、このメンバーなら牡馬相手でも再び好勝負可能ではないでしょうか。

後は実質トップハンデの56キロと、それほど末脚が切れるタイプではないので、馬場状態がカギになりそうです。

 

ヒットザターゲット

昨年の同レースでは、最内枠から直線までインでじっくり脚を溜め、直線もインから一瞬の脚で一気に抜け出しての快勝でした。

休み明けでも重賞勝ち実績はありますが、今回は一頓挫あっての5か月休養明けがどう影響するでしょうか。

また、馬場は重くない方がベターなので、好走には天候も大きく影響してきそうです。

 

モンドインテロ

2走前のダイヤモンドS(GⅢ)では、完全にスタミナ負けといった感じでの6着敗退でしたが、前走は6頭立ての少頭数ながら、長距離のOP特別常連のタマモベストプレイ相手にキッチリ勝利しました。

ただ、前走は非常に負荷が少ないレースで決して高レベルとはいえず、初めて骨っぽい相手とのレースになる今回が試金石と言えそうです。

 

タッチングスピーチ

前走の大阪杯(GⅡ)は、スローの前残りの展開で後方のまま終わりましたが、2走前の京都記念では、牡馬相手に重馬場の中追い込んできたように、このメンバーでも地力は上位でしょう。

エリザベス女王杯の内容や札幌の勝ち鞍から、多少上がりのかかる展開の方が好走しやすく、スタミナ勝負になりやすい東京2500mは適性がありそうです。

馬場次第で十分好勝負は可能でしょう。

 

スーパームーン

今回と同条件のアルゼンチン共和国杯(GⅡ)で3、5着の実績があり、前走のアメリカジョッキークラブC(GⅡ)でも、淀みない流れを最後までしっかり伸びての2着で、スタミナは十分ありそうです。

東京コースは大得意にしており、休み明けでも好走実績が多く、仕上がり次第で上位も十分狙えそうです。

 

レコンダイト

昨年の同レース2着以降スランプが続いてましたが、2走前の中日新聞杯(GⅢ)で3着と復調の兆しを見せました。

前走の正確な敗因は正直掴めませんが、昨年同様に内枠を引いてスムーズなレースができれば、人気薄でも巻き返す可能性がありそうです。

 

 

注目レース紹介

 

★日経賞(GⅡ)中山芝2500m

 超スローで先行する前2頭(ゴールドアクター、サウンズオブアース)は捕まえきれませんでしたが、坂を上ってからもしっかり脚を使い好内容の3着でした。

得意ではない形のスローの瞬発力勝負に対応したことからも、地力強化は間違いないでしょう。

 

★メトロポリタンS(OP)東京芝2400m

 高速馬場をスローで先行したタマモベストプレイが直線2番手から抜け出したところを、その後ろで追走していたモンドインテロが坂の途中で並びかけ、切れで勝る分交わして勝利しました。ただ、メンバーや頭数を考えても、34秒台の上がりはレベル的に物足りないイメージを感じました。

 

★大阪ハンブルグC(OP)阪神芝2400m

 淀みない流れで道中が流れる中、軽ハンデを活かして先行粘り込みを図るマドリードカフェを、こちらも軽ハンデのクリプトグラムが上がり最速で差し切りました。

10着に凡走したレコンダイトは2走ボケの可能性が高く、さらに馬体が絞れれば巻き返しは必至でしょう。

 

★アメリカジョッキークラブC(GⅡ)中山芝2200m

 4コーナー手前から早めに仕掛けたディサイファが直線完全に抜け出す中、中団で脚を溜めていたスーパームーンが良く伸びて差を詰め、さらに坂を上ってから急追したショウナンバッハが2着争いに加わったところがゴールでした。

どちらも平均ペースで直線上がりのかかる展開向きで、スローでは過信禁物でしょう。

 

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