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【凱旋門賞2017有力馬】出走予定馬の紹介!レース戦績や鞍上について解説

凱旋門賞などの海外レースでは、直前の取消なども多くなっています。

 

日本のレースとは異なり事前の登録締め切りがかなり早いことも特徴です。

 

それを過ぎてからの登録は、高額な登録料が必要となるためとりあえず登録をしておくと言ったケースも目立ちます。

 

また陸続きの地域が多いとは言え外国からの輸送が多い海外G1レースでは、合わない馬場状態や馬の体調による取消が多いのです。

 

そのため出走予定馬が確定するのはレースが近づいてからです。

 

そんな中でも有力馬などはあらかじめ出走を表明しています。

 

現時点での出走予定馬は以下の馬たちです。

 

戦績や鞍上などについても解説していきます。

 

 

エネイブル

1番人気が濃厚なイギリスの3歳牝馬です。

 

父のナサニエルはガリレオ産駒で、凱旋門賞とは相性の良い血統でもあります。

 

主な勝ち鞍として英オークス、愛オークス、そしてキングジョージとヨークシャーオークスがあります。

 

オークスは牝馬限定レースですが、キングジョージは父のナサニエルも勝利した古馬混合レースです。

 

G1を4連勝と勢いに乗っており、ヨークシャーオークスでは後続に5馬身の差をつけるなど凱旋門賞での活躍も期待できます。

 

また4連勝したG1レースの鞍上はL.デットーリ騎手です。

 

凱旋門賞でもタッグを組むことが決まっています。

 

デットーリ騎手は昨年の凱旋門賞でも大外枠から好騎乗を見せオーダーオブセントジョージを3着に導いていることから、今年の凱旋門賞も大いに期待が持てるでしょう。

 

3歳牝馬の好走がフランス調教馬に偏っていることはマイナス要素ですが、それでも今年から3歳牡馬の斤量増加が行われるなどエネイブルにとっては追い風です。

 

 

クラックスマン

エネイブルと同じ厩舎の3歳牡馬でフランケル産駒です。

 

フランケル産駒は日本でも走っているため日本人にもお馴染みの血統となりつつありますが、こちらも凱旋門賞とは相性の良いガリレオの産駒です。

 

クラックスマンは愛ダービー2着、英ダービー3着の好走経験を持ちます。

 

勝利したわけではありませんが、今年の凱旋門賞では有力候補でしょう。

 

ヨークで行われたグレートヴォルティジュールステークス(G2)では快勝しており、強さを見せています。

 

ただしグレートヴォルティジュールステークスと英ダービーではデットーリ騎手が手綱を取っていることから、エネイブルの方が有力視されている可能性は高いのではないでしょうか。

 

エネイブルは古馬混合戦でも活躍していますが、クラックスマンは凱旋門賞が初の古馬との対戦になります。

 

 

ユリシーズ

ガリレオ産駒の4歳牡馬です。

 

出走するかどうかが不明ですが、キングジョージではエネイブルの2着と好走しています。

 

ただしどちらかと言えば10ハロン未満のレースで好走が目立つ馬で、前走勝利したインターナショナルSも10ハロン戦です。

 

J.クロウレイ騎手がここ数戦の鞍上です。

 

 

サトノダイヤモンド

日本から帯同馬を連れての出走と言うことで、現地でも注目を集めています。

 

3~4番人気になることが予想されていますが、フォワ賞での走りによって評価が変わる可能性も残されています。

 

今まで日本馬は凱旋門賞の前哨戦では活躍していることから、サトノダイヤモンドも期待が持たれています。

 

有馬記念などスタミナが必要なレースで好走している実績もあり、本番の凱旋門賞での走りにも注目です。

 

 

ハイランドリール

昨年の凱旋門賞2着の実績がある馬です。

 

それだけではなくフランスやイギリスで安定した成績を誇り、これまでに勝利したG1は6つです。

 

ここ5戦はR.ムーア騎手が手綱を取っています。

 

前走のキングジョージではエネイブルの4着に破れています。

 

 

ウィンター

現在4連勝中と勢いを見せる芦毛の3歳牝馬です。

 

ガリレオ産駒であることから、凱旋門賞との相性も良いでしょう。

 

昨年の勝ち馬であるファウンドもガリレオ産駒です。

 

ウィンターはコロネーションSとナッソーSを勝利しており、ここ3戦の鞍上はR.ムーア騎手です。

 

2400mの経験がないことは不安要素でもあります。

 

 

ブラムト

仏2000ギニー・仏ダービーを勝利した二冠馬として、凱旋門賞でも注目を集めていました。

 

ですがその後G2レースで5着に敗れたことから、現地での評価は落ちています。

 

フランスでの実績と言う点でこの馬が1番人気に推されてもおかしくはないのですが、前走が負けすぎの感もあり今年から3歳牡馬の斤量が0.5kg上乗せされることもマイナスに働いています。

 

前走までの鞍上は日本でも良く知られているC.デムーロ騎手が務めていました。

 

 

サトノノブレス

サトノダイヤモンドの帯同馬として凱旋門賞にも参戦予定です。

 

鞍上は前哨戦であるフォワ賞から川田騎手が務めます。

 

菊花賞で好走歴があるためスタミナはある馬ですが、過去の日本馬の凱旋門賞成績から見てもG1レース未勝利では少し厳しいものがあります。

 

同馬主でもあり、サトノダイヤモンドのアシストとしては期待が持てます。

 

 

まとめ

凱旋門賞出走予定馬の情報をまとめました。

 

今年の凱旋門賞出走馬にはこれと言った強敵は見当たりませんが、3歳牝馬であるエネイブルが多くの人の注目を集めています。

 

サトノダイヤモンドは、フランスの馬場が合えば好走も難しくありません。

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