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池添謙一はどんな騎手なのか?レース戦績、騎手としての特徴、今後の騎乗予定を紹介

リーディング上位に名を連ねなくても、G1という大舞台で勝負強さを発揮できる騎手といえば池添謙一騎手(1979年7月23日)を思い浮かべる競馬ファンは少なくないでしょう。

 

2016年で19年目になるベテランジョッキーは、通算勝利数で飛びぬけておらず、3つ先輩の福永祐一の半分しか勝てておらず、6つ後輩の川田将雅にはほぼ追いつかれています。

 

しかし、G1勝利という点では両者を引き離しており、現役でもベスト5に入っています。

 

それでは池添謙一騎手をご紹介していきます。

 

経歴とレース戦績

池添騎手は武豊騎手に憧れ1998年にデビューします。

父親は現役の調教師であり、弟も調教助手から現在調教師で開業しています。

池添騎手はデビュー1年目から12番人気の馬で重賞を勝利し、38勝を挙げてJRA賞最多勝利新人騎手を受賞しています。

 

2001年には父親の池添兼雄調教師が管理する「ヤマカツスズラン」で見事重賞勝利を飾っています。

 

2002年には79勝を挙げて以降でも自己最高成績を果たし、桜花賞では13番人気という伏兵馬の「アローキャリー」で初G1制覇を成し遂げました。

 

以降も「デュランダル」「スイープトウショウ」「トールポピー」「ドリームジャーニー」で複数G1勝ちを経験し、2011年には「オルフェーヴル」で初ダービー制覇を成し遂げ、そのまま史上7頭目となる三冠馬に導きました。

 

「オルフェーヴル」は兄の「ドリームジャーニー」でも主戦として騎乗していたので、早くからその素質を見抜き、北海道競馬に参戦しながらも「オルフェーヴル」の新馬戦の為にわざわざ新潟競馬場まで駆けつけて騎乗したといいます。

 

最近の池添騎手といえば、必ず話題に上る「オルフェーヴル」ですが、三冠馬としてだけでなく、単勝オッズ1.1倍という断然一番人気の阪神大賞典の3コーナーで、カーブを曲がりきらずまさかの大逸走劇や凱旋門賞への非情ともいえる外国人ジョッキーへの乗り替わりを経験しています。

 

翌2013年の凱旋門賞も乗り替わりとなりますが、引退レースとなった有馬記念では8馬身も突き離しての圧勝劇を演じ、同馬との絆の深さを見せました。

 

池添騎手は2016年5月23日現在で、970勝、重賞69勝、G1を22勝挙げています。

 

 

池添騎手の強み、特徴

池添騎手の大きな特徴としては、G1などの大レースで人気があってもなくても勝利するという勝負強さをもっています。

重賞勝利数の約3分の1でG1を勝っているところにも垣間見えます。

時に勝負へこだわるあまり、G1レースでも勝利は挙げたものの、騎乗停止処分になるような際どい騎乗をみせています。

 

池添騎手の今後を占う上で欠かせないのが、2016年のオークスで勝利した「シンハライト」と2015年のジャパンカップを制した「ショウナンパンドラ」の牝馬2頭でしょう。

 

2歳離れているので同じレースに使うことはないかもしれませんが、もしも秋のエリザベス女王杯辺りで対決すれば、池添騎手がどちらに騎乗するかが注目となりますね。

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