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横山典弘はどんな騎手なのか?レース戦績、騎手としての特徴、今後の騎乗予定を紹介

今年で31年目を迎え、通算2600勝を達成した横山典弘騎手

毎年リーディング上位に名を連ね、思い切りのいい騎乗でファンをアッと言わせてくれます。

名手・岡部幸雄騎手が引退して以降、長年関東を代表するジョッキーとして君臨しています。

 

ここでは横山典弘騎手をご紹介していきます。

 

横山典弘騎手は、父親と兄は元JRA騎手で、叔父も元JRA調教師という競馬が身近な環境にあり、息子は現役の和生騎手です。

1986年にデビューし、同年は8勝と奮いませんでしたが、翌年に31勝を挙げています。

 

横山典弘騎手は1990年のエリザベス女王杯で初のG1タイトルを勝ち取ります。

このとき騎乗した「キョウエイタップ」は大外18番枠からのスタートで、8番人気ながらも追い込んで勝利しています。

また、この年は名コンビ「メジロライアン」でダービーと有馬記念を2着、皐月賞と菊花賞を3着と悔しい思いもたくさんしています。

特に有馬記念では引退レースとなったオグリキャップの引き立て役になってしまいました。

 

翌1991年には天皇賞・春で同じオーナーの「メジロマックイーン」に菊花賞に続いて敗れますが、続く宝塚記念ではマックイーンよりも先手を取り、押し切り勝ちを収めています。

その後、1995年には年間100勝を達成し、130勝で関東リーディングに輝きます。

2009年にはデビュー24年目にして初のダービー制覇を「ロジユニヴァース」で成し遂げます。

 

横山典弘騎手は2016年5月23日現在で、2612勝、重賞159勝でG1を25勝しています(JRAのみ)。

 

主なお手馬には、代表的な「メジロライアン」をはじめ、地方競馬から芝のマイル王へと輝いた「トロットサンダー」、最強世代で二冠を制した逃げ馬「セイウンスカイ」、ダービーを制覇した「ロジユニヴァース」と「ワンアンドオンリー」、8歳馬でG1を2勝した「カンパニー」などがいます。

記憶に新しい、2013年から古馬戦線を盛り上げてG1を6勝している「ゴールドシップ」でも天皇賞・春と宝塚記念を制しています。

 

横山騎手の特徴は、馬の気持ちを優先した騎乗をすることで、それが時に大胆なレース運びになっています。

横山騎手が騎乗した馬で、スタートしてから最後方に陣取るときには、よく「ポツン」という表現が使われていますが、決して馬に無理をさせていないことがうかがえます。

 

レース中のペース判断は抜群で、大逃げや道中の一気にまくる追い上げなど、競馬ファンを沸かせるジョッキーでもあります。

2004年の天皇賞・春では、10番人気という低評価ながら「イングランディーレ」で大逃げをうち、見事に逃げ切り勝ちを収めています。

 

横山騎手は2016年、まだ重賞勝ちがなく、今後のG1出走は流動的になりそうです。

共同通信杯で騎乗した「ハートレー」は、9着に敗れはしたものの、1番人気に支持されており、後の皐月賞馬「ディーマジェスティ」や重賞2勝馬の「スマートオーディン」よりも素質が高く評価されていました。

残念ながら骨折でクラシックは棒に振りましたが、来年もコンビが継続するなら注目するべきパートナーになりそうです。

 

現役通算勝利数とG1勝利数で共に武豊騎手に次ぐ2位の成績を収めている横山典弘騎手。

今年で31年目を迎える大ベテランは、まだまだ騎乗依頼も多く、今年の競馬界も盛り上げてくれることは間違いありません。

 

 

 

 

 

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