東京優駿(日本ダービー) 2016 歴代優勝馬
2016年5月29日2回東京12日目
第83回東京優駿(日本ダービー)
東京芝2400m 3歳 定量
東京優駿(日本ダービー)は3歳馬の頂点を決めるレース。
今回は、過去5年歴代優勝馬から見るレース傾向についてです。
☆優勝馬
2015年 ドゥラメンテ 1番人気
2014年 ワンアンドオンリー 3番人気
2013年 キズナ 1番人気
2012年 ディープブリランテ 3番人気
2011年 オルフェーヴ 1番人気
☆優勝馬プロフィール
2015年
ドゥラメンテ 鹿毛
生年月日 2012年3月22日
調教師 堀宣 行 (美浦)
馬主 サンデーレーシング
生産者 ノーザンファーム
血統 父 キングカメハメハ 父 Kingmambo
母 マンファス
母 アドマイヤグルーヴ 父 サンデーサイレンス
母 エアグルーヴ
2014年
ワンアンドオンリー 黒鹿毛
生年月日 2011年2月23日
調教師 橋口慎介 (栗東)
馬主 前田幸治
生産者 ノースヒルズ
血統 父 ハーツクライ 父 サンデーサイレンス
母 アイリッシュダンス
母 ヴァーチュ 父 タイキシャトル
母 サンタムール
2013年
キズナ 青鹿毛
生年月日 2010年3月5日
調教師 佐々木晶 (栗東)
馬主 前田晋二
生産者 ノースヒルズ
血統 父 ディープインパクト 父 サンデーサイレンス
母 ウインドインハーヘア
母 キャットクイル 父 Storm Cat
母 Pacific Princess
2012年
ディープブリランテ 鹿毛
生年月日 2009年5月8日
調教師 矢作芳人 (栗東)
馬主 サンデーレーシング
生産者 パカパカファーム
血統 父 ディープインパクト 父 サンデーサイレンス
母 ウインドインハーヘア
母 ラヴアンドバブルズ 父 Loup Sauvage
母 バブルドリーム
2011年
オルフェーヴル 栗毛
生年月日 2008年5月14日
調教師 池江泰寿 (栗東)
馬主 サンデーレーシング
生産者 社台コーポレーション白老ファーム
血統 父 ステイゴールド 父 サンデーサイレンス
母 ゴールデンサッシュ
母 オリエンタルアート 父 メジロマックイーン
母 エレクトロアート
プロフィールからは..
1番人気・3番人気のみとなっています!
さらに!全馬に共通してるのが、サンデーサイレンスの血統であること。
やはりこのコースはサンデーサイレンス強し。。
5頭中4頭が栗東所属です。
サンデーレーシングの馬が5頭中3頭といい成績ですね!
☆レース回顧
2015年 ドゥラメンテ
〈レースでの動き〉
スタート五分に出てそこからポジション争いでどう出るか、外2頭が行ったのを確認してからすっと中団につけてリアルスティールより前に行く。
そのまま道中は中団で進めながら無理なく進めていく。
道中の折り合いもスムーズで、目視になるがこの馬の通過ぐらいでおおよそ60秒ペースという感じ。
3~4コーナーでも前が動かない中で少し掛かるぐらいの感じで好位列に取り付いていく。
4コーナーでブレーキを外しながら仕掛けて直線で追い出す。
序盤でしっかりと反応するとL2で一気に突き抜ける切れ味を見せる。
L1ではちょっと甘くなったがそれでも後続は寄せ付けずの完勝。
〈評価〉
現時点では言わずもがな最強の名も欲しいがままではあるが、この時点でペースを引き寄せる運や騎手との相性もぴったりはまったのが勝因かと思います。
2014年 ワンアンドオンリー
〈レースでの動き〉
ワンアンドオンリーは五分のスタートを切ると、積極策で先行することに成功。
出して行った分道中は流石に掛かり気味に進めるが、イスラボニータの直後と言う絶好の枠を確保できた。
3コーナー手前ではイスラボニータとの間にしっかりとスペースを保ってまだ抑えている手応え。
4コーナーで徐々にブレーキを外して直線。序盤2列目から進路を確保すると追い出しを待つイスラボニータに並びかける。
L2でイスラボニータに並びかけるとL1で縋り付くイスラボニータを捻じ伏せての勝利。
〈評価〉
展開を逆手にとっての策と、進路取り。
騎乗が素晴らしかったと思います。
直線に入ってからは、余裕のある手応えで能力の高さが見て取れます。
2013年 キズナ
〈レースでの動き〉
五分位に出てすっと下げて後方まで。
1~2コーナーを最内で進めてロスなく進めていく。
序盤ペースが早かったが、2コーナー過ぎで落ち着きそうになり、ここで馬群が凝縮しかけるのだが、ここでメイケイペガスターが一気に押し上げる競馬でこれに合わせてじわっとペースが流れていく。
3コーナーで一つ外に出して進路を確保しに動く。
4コーナーで仕掛けて後方馬群の中に突っ込んで直線を迎える。
L2でジリジリ伸びを見せるとL1で遂に差し切り勝ち。
〈評価〉
ロスなく走れ、恵まれた部分は多い気がするが、最後はこの馬のよさが出せたと思います。他の馬の仕掛けが早かった分、最後の直線はいい脚を出せたことが一番の勝因には変わりないかと。。
2012年 ディープブリランテ
〈レースでの動き〉
まずまずのスタートからじわっと出すも勝気を見せたので、すぐにゼロスの後ろに壁を作った。
最内で1~2コーナーを過ぎて離れた4番手という位置で折り合う。
3コーナーで前を行くクラレントの外に出して内目、4コーナーでそのまま仕掛けると3番手に押しあげて6~7馬身差の3番手で直線。
序盤で前を捕えに伸びてくると、L2で前を捕えて先行集団から抜け出して先頭に立つ。
しかしL1でフェノーメノが。
何とかこれを退けて勝ち。
〈評価〉
これ以上ないほどのポジショニングでの競馬です。この距離がベストとは思いませんが、やはり反応はすばらしいと思います。
2011年 オルフェーヴル
〈レースでの動き〉
オルフェーヴルは後方5番手からの競馬。直線は外へ持ち出して追い出したものの、外にいたナカヤマナイトから蓋をされる格好で2度の接触があった。
だが、そこからすぐに立て直すと内の狭いところへ進路を取り、一気の差し脚で抜け出してくる。
追い込みにかけていたウインバリアシオンが迫ってきたが、オルフェーヴルは再び加速してゴール。
〈評価〉
やはりオルフェーヴルは強し。。圧倒的で安心してみていられました。
言うことはありません。
この人気で終わっていたのは、馬場の影響なんでしょうね!
レース回顧からは..
本当にダービーに関しては、馬の実力はもちろんですが、騎手の腕や策ひとつで、どうにでも転びそうな印象をうけました。
ポジショニングや仕掛けのタイミングなど。。そこまで私が予想するのは不可能ですが、信頼できる騎手を素直に信頼するのが良さそうですね。
今回は、やっぱりディープインパクト産駒の
サトノダイヤモンド、マカヒキ、ディーマジェスティがいいんじゃないでしょうか!
実力はリオンディーズやスマートオーディンなんかも劣らず確かですが、軸にできるかと言われると疑問が残るので。。
みなさんは、どの馬を軸に選びますか?