ハーツクライ産駒はどちらかというと晩成型というのが特徴です。
距離もある程度長い方が良いので2歳 からの活躍は難しいかもしれません。
そんな中でも大物感があると評判の産駒もおり期待は持てます。
2017年の種付け料は800万円で2016年の種付け頭数は135頭でした。
一概にPOG向けとは言い難いですがトータル的な種牡馬としての価値は確かなものです。
唯一国内でディープインパクトに土を付けたハーツクライだけに、その産駒に夢を見る一口クラブの会員さんも多いようです。
POG2017-2018 ハーツクライ注目の産駒10頭
それでは2017年のPOGで押さえておきたいハーツクライ産駒を10頭ご紹介いたします。
1. ビップベリンダ 牝
父:ハーツクライ 母:スーパーバレリーナ 母父:Storm Bird
兄姉:ウインバリアシオン 馬主:鈴木邦英 厩舎:松下武士 (栗東)
日本ダービー2着のウインバリアシオンの全妹になります。
兄同様に2歳夏ころからの活躍を期待したいところです。
2. レッドイリーゼ 牝
父:ハーツクライ 母:スタイルリスティック 母父:Storm Cat
兄姉:レッドアンシェル 馬主:東京ホースレーシング 厩舎:手塚貴久 (美浦)
2017年のNHKマイルカップで4着に健闘したレッドアンシェルの半妹になります。
牝系は優秀で大物が出ても不思議ない血統です。
3. ヴィンセント 牡
父:ハーツクライ 母:ファレノプシス 父:ブライアンズタイム
兄姉:ラナンキュラス 馬主:ノースヒルズ 厩舎:橋口慎介 (栗東)
桜花賞優勝そしてオークスで3着と健闘したファレノプシスの子供です。
半姉ラナンキュラスは母同様デビューから2連勝しており同馬にも2歳時からの活躍が期待されます。
4. グランソード 牡
父:ハーツクライ 母:ドリームオブジェニー 母父:Pivotal
兄姉:ファンディーナ 馬主:ターフ・スポート 厩舎:高野友和 (栗東)
デビューから3連勝して牝馬ながら皐月賞に挑戦したファンディーナの半弟になります。
父がディープインパクトからハーツクライに代わりますが今からどんな走りをするのか楽しみです。
5. ポンデザール 牝
父:ハーツクライ 母:ジョコンダII 母父:Rossini
兄姉:サトノクラウン 馬主:サンデーレーシング 厩舎:堀宣行 (美浦)
皐月賞6着で日本ダービーでは3着と健闘したサトノクラウンの半弟になります。
父が代わり牝馬となりますが同馬にもクラシック路線での活躍が期待されます。
6. フラットレー 牡
父:ハーツクライ 母:リッチダンサー 母父:Halling
兄姉:バウンスシャッセ 馬主:キャロットファーム 厩舎:藤沢和雄 (美浦)
牝馬ながら皐月賞に挑戦しオークスでは3着と健闘したバウンスシャッセの半弟になります。
姉と同じ厩舎で果たせなかったクラシック制覇を目指します。
7. カフジデューク 牡
父:ハーツクライ 母:ロイヤルペルラ 母父:ブライアンズタイム
兄姉:スティールパス、トレンドハンター 馬主:不明 厩舎:未定
桜花賞3着と健闘したトレンドハンターの半弟となります。
半姉スティールパスの様に血統的にもダートで活躍する可能性もあるので、POGで押さえておいても面白い1頭かもしれません。
8. レンドフェリーチェの2015 牝
父:ハーツクライ 母:レンドフェリーチェ 母父:Cozzene
兄姉:リフトザウイングス 馬主:不明 厩舎:未定
朝日フューチュリティSで5着に健闘したリフトザウイングスの全弟になります。
同馬にも2歳時からの活躍を期待したいです。
9. ミカリーニョ 牝
父:ハーツクライ 母:ミスエーニョ 母父:Pulpit
兄姉:ミスエルテ 馬主:サンデーレーシング 厩舎:木村哲也 (美浦)
デビューから2連勝して牝馬ながら朝日フューチュリティSに挑戦して4着と健闘したミスエルテの半妹になります。
同馬は父が代わり長めの距離にも対応できるのではないでしょうか。
10. サザンスパークル 牡
父:ハーツクライ 母:ジンジャーパンチ 母父:Awesome Again
兄姉:ルージュバック 馬主:キャロットファーム 厩舎:大竹正博 (美浦)
デビューから3連勝してオークスでは差のない2着と健闘したルージュバックの半弟になります。
同馬にも豪快な走りを期待したいです。
まとめ
けしてPOG向けとは言えない種牡馬ではありますが、ワンアンドオンリーの様な一発を秘めた馬が登場する可能性もあります。
打倒ディープインパクト産駒に1頭は選んでおけば楽しめるかもしれません。