競馬初心者から上級者まで楽しめる競馬情報サイト

本サイトではアフィリエイト広告を利用しています

ロードクエストの特徴、過去レース成績、今後の活躍 次走は日本ダービーか安田記念が有力か

 

ロードクエスト

性別 牡馬
年齢 3歳
毛色 鹿毛
生年月日 2013年3月6日
マツリダゴッホ
マツリダワルツ
母父 チーフベアハート
母母

ユキノワルツ

 

 

これまでの出走レースと結果(近5走)

 

開催日 競馬場 レース名 馬場 頭数 着順 人気
2015.8.30 新潟 新潟2歳S 芝1600稍 18 1 1
2015.12.27 中山 ホープフルS 芝2000良 12 2 1
2016.3.20 中山 スプリングS 芝1800良 11 3 1
2016.4.17 中山 皐月賞 芝2000良 18 8 5
2016.5.8 東京 NHKマイルC 芝1600良 18 2 2

 

 

デビュー2戦目の新潟2歳Sのときにはとてつもない馬が出現したと思わせましたが、その後少し順調さを欠くところもあって、思うような成績ではなかった印象があります。

 

ロードクエストの父マツリダゴッホは無類の中山巧者だったこともあって、ロードクエスト自身も中山適正は相当高いのではないかと考えられていました。

 

しかし結果的には母の父チーフベアハートの影響が、ここまでは強く出ている感じでしょうか。

 

 

ロードクエストは、左回りのほうが良いというよりは、現段階では中山の急坂で止まってしまうというのが目につきます。

 

牝系は極めて優秀で、ファミリーには三冠馬ナリタブライアンをはじめ、その兄のビワハヤヒデ、オペラハウス(七冠馬テイエムオペラオーの父)が出ている系統で、特にロードクエストを輩出したス

トレイショットの一族からは、非常に優れたサイアーラインがいくつも生まれています。

 

 

世界レベルで見れば衰退の一途をたどっているヘロドの系統ではあるものの、現代の日本の競馬を支えているといっても過言ではないパーソロン(オルフェーヴル、ゴールドシップ、シンボリルドルフなどの祖先)や、さらにその祖先にあたるトウルビヨンなどは、すべてストレイショットの一族です。

 

 

今後の活躍と出走レース予想

 

前走のNHKマイルCの優秀な内容からは、やはり春は府中参戦が有力でしょう。

 

中でも、3歳馬にとってはダービーという選択がまずは有力になります。

 

 

しかし皐月賞組のライバルには、これまで完敗の内容であることを考えると、マイルという距離適性とさらには斤量面での有意性、楽なローテーションを考えると、安田記念という選択肢も当然浮上します。

 

いずれにしてもこのどちらかになるでしょう。

 

 

やはり前走NHKマイルCからの上昇がなければ、どちらにしても通用しないでしょうから、ロードクエストの今後の活躍は自身の成長力にかかってくる部分が大きいでしょう。

 

ただ、上でも触れたように血統的には非常に奥が深い血筋で、さらにお父さんのマツリダゴッホも古馬になって活躍した名馬ですし、加えてBMSチーフベアハートの影響もタフで息の長い活躍を見せる馬が多いです。

 

 

そういった意味では、ロードクエストの今後の活躍には大いに期待したいところです。

 

 

過去のレースから見る特徴

 

新潟2歳Sや前走NHKマイルCの内容から、相当が高いは間違いありません。

 

ただ、大敗した皐月賞の池添騎手のコメントにもあるように、揉まれる競馬はあまり得意ではないかな、というイメージも現段階ではあります。

 

 

そういう注文がつくうちは、なかなか大舞台でベストの結果に至らないかもしれませんが、そこはロードクエストの成長力に期待して余りあるともいえるでしょう。

 

完成度は決して高くないロードクエストが完成するとき、ハイレベルの3歳世代の、もしくはハイレベルのマイル路線のチャンピオンとして君臨するようになっているかもしれませんね。

 

 

感想

 

将来性を強く感じさせてくれるのが、ロードクエストの最大の魅力でしょう。

 

新潟2歳Sを勝ってしまうと、なぜか将来性に疑問が生じるところもありますが、

 

 

しかしロードクエストはどう考えても早熟タイプの血統ではないため、あの新潟2歳Sで見せた驚愕の脚は、ポテンシャルの一端が表れと解釈できます。

 

ですからハープスターのタイプというよりは、現在種牡馬として活躍しているドリームジャーニー(こちらもパーソロンの血を継ぐ)のタイプかもしれません。

 

つまり、本来晩成タイプでありながら、その素質の一端が早い時期に顕在化した・・・

 

そういうふうに解釈できるのではないでしょうか。

 

この馬はいずれ大きいところに手が届くだけのものがあると思います。

トップへ戻る