競馬ソフトの王道と言えばやはり「TARGET frontier JV(以下ターゲット)」でしょう。
プロの予想家が予想やレースの分析に使う事で有名なこのソフトは、競馬ファンの中で最も使用率の高いソフトではないでしょうか。
ターゲットはそもそも何が出来るの?
ターゲットは、ものすごく簡単に言うと、単なるデータベースです。
そのため、「このソフトを使えば馬券が当たるようになる」というものではありません。
「ディープインパクト産駒の東京競馬場での成績を調べる」
「前走で1秒以上の着差で負けた馬が、次走で好走する確率を調べる」
といったことを可能にするソフトです。
良い言い方をすると、レース結果を分析するために必要な情報が全て揃ったソフト。
悪い言い方をすると、競馬を知らない人がインストールしても何の役にも立たないソフト。
つまり、使う人次第でその価値が全く異なります。
でも、安心してください。
とりあえずインストールさえしてしまえば、あとは触っているうちにコツは掴めてきます。
興味のあるデータを調べているとおのずと、回収率の高いデータは見つかります。
ターゲットのインストール方法は?
ネット上でダウンロードすることもできますが、基本的にはJRAの公式サイトから、無料のトライアルDVDに申し込みをして利用することをおオススメします。
なぜならば、データベースの量が膨大なのでダウンロードにも時間がかかりますし、インストールにもまた時間がかかるからです。
トライアルDVDは下記ページから申し込むことが可能です。
http://jra-van.jp/trial/index.html
「いや、いますぐダウンロードしたい」という方は、 http://jra-van.jp/target/ からダウンロードすることも可能です。
ターゲットの使い方
インストールが完了して、ソフトの起動が出来るようになったら、まずはデータ登録を行います。
データ登録完了後は、そのダウンロードしたデータを基に、データ検索・閲覧を行えるようになります。
ターゲットはあくまでも競馬データの検索ソフトなので、ある程度の独自の競馬観が問われるソフトです。
例えば、いついかなる時でも逃げ馬や先行馬を中心として馬券を組み立てるのであれば、それに応じたデータ検索をする必要があります。
・逃げ先行馬の勝率が高い競馬場
・逃げ先行馬の複勝率が高いコース
・逃げ先行馬に騎乗した際に成績の良い騎手・調教師
簡単にあげると、こういったところでしょうか。
他にも、調べようと思えば「父がディープインパクト産駒の逃げ先行馬に騎乗した場合の武豊騎手の成績」などといった、細かい条件指定もできます。
いかに自分だけが知っているデータを増やすことができるかということが重要です。
ターゲットは予想力向上につながるソフト
ターゲットで様々なデータ検索をかけていると、多様な検索方法を試すこととなります。
そこで色々と試す中で、競馬に対する新しい切り口を発見していくことにもなるでしょう。
ターゲットというソフトは、最初にもお伝えした通り、そもそもの競馬センスが問われる競馬ソフトです。
最初はあまり詳しくなくても、使い込めば使い込むほど、自身の競馬センスを磨くことが可能です。
どのような競馬ソフトを利用するにしろ、その時に通用する手法というのは2年後、3年後も通用するとは限りません。
そのソフトを使う自分自身の予想力も向上させなければ、ソフトを使う意味も薄くなってしまいます。
そういった意味で、ターゲットは使い込めば使い込むほど自らの競馬力も高めることが出来るソフトであると言えるでしょう。
まずは、毎日少しずつでも色々なデータを検索してみることから始めてみてはいかがでしょうか。