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地方競馬騎手になるには?JRA騎手との違い、年収も紹介

最近内田博幸騎手や戸崎圭太騎手をはじめとして、地方競馬の騎手がJRAの騎手として活躍する一方、藤田伸二元JRA騎手が北海道の道営騎手に復活するというこれまでにないJRA⇒地方競馬騎手を目指すという報道がありました。

 

それにしてもJRAの騎手だとJRAの養成学校を卒業するか、地方騎手から試験を受けてJRAの騎手になるという流れになるのですが、地方競馬騎手になるにはどうすれば良いかというのは意外と知られていないような気がします。

 

ここでは、地方競馬の騎手になるための方法、年収にまで言及できればと思います。

 

騎手になる方法について~JRAとの比較~

JRA騎手も地方競馬騎手についても共通しているのは騎手免許試験に合格することです。

ただし、騎手免許試験の受験資格は若干異なります。

 

大きく変わりません。

 

一般的にはJRAだとJRA競馬学校で3年間学ぶことが求められます。

もしくは、特例で地方競馬や海外競馬などで、一定の競馬技術を有すると確認できる人物に対しても受験資格が与えられます。

内田博幸、戸崎圭太騎手はこのルールをもとに騎手免許試験を受け現在に至ります。

 

それに対し地方競馬は地方競馬教養センター(NAR競馬学校)に入学し、2年間学ぶことが求められます。

また、地方競馬においても、中央競馬同様に一定の技能を有すると認められた場合には騎手免許試験の受験資格を得られます。

藤田伸二騎手はこの枠で地方競馬(門別)を目指しているようです。

 

また、JRA、地方競馬双方で受験資格を得るために国際馬事学校から受験するという方法もあります。

地方競馬においては現状4~5名地方競馬の騎手となった実績があります。(JRAは伴啓太騎手1名のみ)

JRAの騎手学校に比べ、地方競馬教養センター(NAR競馬学校)の入学については難易度が下がりますが、それでも150名受験し、10~15名程度しか合格しない狭き門でとなっており競馬騎手になるのは地方競馬といえどもかなりの難関と言えます。

 

 

地方競馬騎手の年収について。

JRAの騎手は平均年収が1000万円といわれており、実力のある騎手だと、年収は2000万円以上になるようです。

それに対し、地方競馬の騎手は、上位の騎手でも400万~500万円程度。

下位騎手だと200万円程度の年収になることもあるようです。

 

このような年収格差がでる背景として、JRAのレースと地方競馬の賞金の差があります。

前提として、レースの賞金の配分は、中央競馬も地方競馬も馬主が約80%、調教師が約10%、騎手と厩務員が約5%ずつとなっています。

JRAの最高賞金のジャパンカップ1着賞金が3億円でもし、このレースに勝つと、それだけで1500万円の賞金を手にすることができます。

平場と呼ばれるレースでも賞金500万円のレースであれば1着賞金で25万円手にすることができます。

 

対して、地方競馬については、最高賞金の川崎記念の賞金が6000万円、1着騎手の取り分は300万円です。

ただし、地方交流重賞は大抵JRAの馬に上位を独占される傾向にあります。

5着の賞金が500万円なので5着入線で25万円程度の賞金となります。

また、地方競馬はJRAと違い、1着賞金が15万円程度のレースも多くあります。

ここで1着をとってもせいぜい7500円しか入ってきません。

 

このように、地方競馬は賞金単価が非常に低いため、年収は決して高いとは言えません。

戸崎騎手や内田騎手はいまやJRAでもトップクラスの騎手ですが、地方競馬時代には多くても500万円程度しか稼いでなかったと推測されます。

JRAの騎手になって人生がかわったのだろうと感じます。

 

 

まとめ

地方競馬の騎手は、非常に危険で難易度も高いですが、年収は上位騎手でも一般のサラリーマン並みにしか年収を稼ぐことはできません。

 

厳しい業界ですが、ここで一流になってJRAでデビューできたら、超一流騎手として活躍できるビッグドリームも埋まっています。

 

このビッグドリームをつかむ騎手は今後出てくるのでしょうか。

 

また、藤田騎手が北海道から新たな風を吹かせてくれることも期待したいと思います。

 

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